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第226号  魅力

当地は先週末、今冬2度目の雪が降り、以来気温がマイナスの日々が続いています。久々に、日本で購入した機能性下着の上下を引っ張り出して着ていますが、幸いにもまだ2枚重ねにする程の寒さではありません。

 冬が始まる前の11月下旬、日本大使館主催で「日本週間」なるものが開催されました。着物ショーや和太鼓・筝演奏等のオープニングイベントに始まり、駅伝大会、協力隊派遣10周年記念イベント、コンサート等々、盛りだくさんの内容で華やかな一週間となりました。私がひそかに表彰台を狙っていた駅伝大会では、入賞というあと一歩の結果に終わりましたが、次回、再び表彰台の一番高いところを目指すという目標ができたということで自分を慰めることにしました。

 さて、この「日本週間」のイベントの一環として、私は写真展の準備・開催に携わりました。この写真展は、観光分野で活動している日本人ボランティアと共同で行ったもので、「日本人が見た当国」と「日本の四季とお祭り」という2つのテーマで写真を展示しました。

 この企画は、「当国の人々は国内旅行をあまりしないのではないか?」という疑問から発生したもので、来場者にはこの写真展を通じて自国内の良さや美しい風景に触れてもらい、自国により誇りをもってもらうと共に国内旅行に対するモチベーションをあげることを目的としていました。

 写真展「日本人が見た当地」は、JICA事務所や日本大使館等で働く日本人の方々から当地内で撮影した写真を集めましたが、どれも甲乙つけがたく写真展の実行委員会が頭を悩ませながら選んだ50枚を展示しました。

 「日本の四季とお祭り」は、季節ごとの日本のお祭りの写真とその説明(ロシア語)を模造紙に書いて貼りだしました。私は秋のお祭りの担当だったので、山形の芋煮会フェスティバルや目黒のさんま祭り、京都の時代祭、富士河口湖の紅葉祭り等を選び出しました。趣旨も歴史もバラバラですが、それらの写真を見て、日本も当地に負けず劣らず美しいなぁと思わずにはいられませんでした。

 今回は8日間開催し、どれくらいの方が足を運んでくれるのか事前には全く予想できなかったのですが、結果的には約400名の方に来場いただき、来場者アンケート(回収率約4割)を見ると、ほとんど全ての方がこの写真展に満足し「自国内を旅行してみたくなった!」と回答をいただけましたので、写真展を実施した目的は果たせたと考えています。時々ギャラリーに赴き、(現地の)お客さんと直接話してみると、「自分の国なのにこんなに綺麗な場所があったとは知らなかった」という感想を何人かの方から頂きました。まさに狙い通りの反応で、とても嬉しかったです。

 他の実行委員とは、この写真展を当地の他の場所でもやろうという話が出ていますし、個人的には日本に帰国してから、日本でも同様の趣旨で写真展がやりたいなぁと思っています。そして、当国の魅力を伝えると共に、日本の魅力を再認識してもらえたら…。

 追伸:12/19(日)18:56〜20:54 テレビ朝日系列の「世界の村で発見!こんなところに日本人3」という番組で当地の男性と結婚した日本人女性が取り上げられる予定です。ご本人が住んでいる街に先日行く機会があったのですが、牧歌的でとても素敵な街でした。もし、時間があればご覧ください。 (S.S.)

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