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第235号  続走る男

■3月の国際協力人材セミナーは、初の沖縄。走る男(注:2月10日配信 第233号筆者と同一です。)の近年の酔狂度数一番だった大会参加は、沖縄の伊平屋島ムーンライトマラソンでした。イヘヤ島と言います。沖縄本島の真ん中あたりから村営のフェリーで1時間半。面積20平方キロ、人口1,300人。ガイドブックにもほとんど載らないこの島は、中秋の名月を愛でながらマラソンしに来ませんか、という大会をするのです。中秋と言ってもそこは沖縄、25度くらいの気温のなか20キロ、40キロを走る。満月の夜とは言っても、過疎の島だから道暗し。何もないし、宿は体育館。よくぞ続きましたぞ16年も、という感じです。■きっかけは、町おこしだったそうです。一体、この島は何が特色なのか、何をすればいいのか、外部の人も呼んで考えた。それが満月の夜にマラソンをする。世にマラソン大会なるものは多々あれども、夜にマラソンをする、という発想はそれまでなかったのですね。集客と経済性が魅力のマラソン大会はいまや各地の町おこしの重要なツール。イヘヤには1,000人のランナーが集まります。満月が昇ってきて穏やかな海に月光が長い影を伸ばすのを横目で見ながら、静まり返った夜道をひたすら走る。星の応援、月の伴走。■沖縄という地は、初めて訪れたときに、軽く(?)ショックを受けます。エメラルド色の海に「ホ〜」、野生のハイビスカスに「ヘ〜」、だけど、家もお墓も作りが全然違う。スーパーには知らないメーカーの食品が多々並び、なんじゃこれは、という食べ物も目に入ります。伝統工芸品の指定数なんか京都に次いで全国2番ですよ。もう何年も前に聞いた話ですが、「自分たちは当たり前と思っていたことが、本土の人が驚かれるのに驚かされる」と仰っていました。正確には、「アイエナー、ヤマトウンチュ何とかかんとか」とか言ったと思うけど。パイナップルの鉢植えを作って小学校の教材用に売るとか、意気軒昂だったです。最近のヒット商品「食べるラー油」だって、石垣島で売っているヤツを本土の人がいいって言って商品化されたのですよね。まだまだ可能性がありそうと思えてくる沖縄です。■こうした岡目(傍目)八目みたいな外から気づかされる、気づくのも現場でのポイントですよね。岡目八目力。早口言葉だと口が回らない。お亀顔でニコニコしながら「オ〜」って言われるよう頑張りましょうよ。岡目五目力程度をまずは目標に。言いやすくなりましたね。「国際協力人材セミナー in 沖縄」の参加をお待ちしています。そう言えば、彼の人は、県内で初めて出来る高速道路の渡り初めはマラソン大会にするよって言われていました。暑いけど、走るのが好きな方も多いみたい。 (A.T.)
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