PARTNER 国際協力キャリア総合情報サイト PARTNERニュース・コラム(第241号)

第241号  あたらしい春

今週は各地で入学式や始業式が行われ、真新しいランドセル、制服を身にまとった新入生を目にした。東京23区内では丁度、桜も満開に近づいている頃。このタイミングで、身体と同じくらいのランドセルを背負い、保護者に手を引かれて歩く新入生の姿は、春の訪れを強く感じさせる。
 今回の東日本大震災の影響で、被災地で新しい春を迎える子ども、避難先の新しい学校で迎える子ども、状況は違いながらも新しい春を迎えられたことに喜びをもって一年をスタートしてもらいたいと切に願う。

 昨日(4月7日)の深夜に発生した最大震度6強の余震。3月11日に発生した大震災の最大の余震となったようだが、あの震災から4週間。まだまだ大地にはこれほどのエネルギーが残っていたということに驚きを隠せない。せっかくライフラインが復旧した地域の電気等も止まってしまったと聞く。これからも地道な復旧作業が待たれるところであろう。

 これまでも、当コラムで紹介してきたが、PARTNERに登録している団体をはじめ多くの団体が、被災地での活動を活発化させてきており、また、仮設住宅も少しずつではあるが建設が開始されており、現地の復興の兆しが見え始めている。
 今までは、自己完結型で、かつ組織力のあるNGO等にボランティア活動は限られてきており、自分自身で何かをしたいと思う多くの「個人」単位の活動については、まだまだ制限があった。
 被災地の受け入れ態勢も、完全に整ったとは言えない状況ではあるが、今後、長期的な復興支援においては、このような「個人」、特に学生をはじめとした若い世代の活躍が大きく期待されている。そのような世代は、初めて災害支援ボランティアに関わる人々も多いことから、災害ボランティアに関する基礎的な知識や情報、さらにはその世代の人々が長期的な支援活動を展開するためのミーティングが企画されている。
 主催は、独立行政法人 国立青少年教育振興機構で、詳細は同機構のWebサイトに記載されているので、興味のある方は内容をご確認いただき、応募いただきたい(4月14日(木)17:00 申し込み締め切り)。

 被災地では、障がい、こども、女性、高齢者、ペットなどへの心のケアをはじめとした、ありとあらゆる協力が必要となっている。このようなミーティングを経て、ボランティアの力によって、一つひとつの問題が少しでも軽減されていくことを願って止まない。 (K.N.)

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