PARTNER 国際協力キャリア総合情報サイト PARTNERニュース・コラム(第264号)

第264号  1000人

 先日、このコラムでも秋の訪れについて少し触れましたが、ようやく本格的な秋になりつつあることを肌で感じるようになりました。
 秋といえば、芸術の秋、食欲の秋など、色々な活動に適した季節ですが、秋は行楽シーズンでもあります。今年は東北地方に足を伸ばし、観光やボランティアを行う人も多いと思います。

 秋の行楽シーズンといえば、日本全国でいくつも有名な街がありますが、京都もその一つです。ハイシーズンは京都府のみならず、周辺の都市までホテルの予約が困難になり、JICA国内研修の関係者は研修員の宿舎確保に神経をすり減らす“時季”でもあります。

 京都を流れる鴨川には多くの橋が架かっていますが、その中の五条大橋に牛若丸・弁慶像があるのをご存知でしょうか。
 一説には、牛若丸と弁慶は五条大橋で出会ったとされていて、そのことから石像が設置されています。出会いのストーリーは皆さんご存知のとおりだと思いますが、弁慶が1,000本の刀剣を奪うことで願掛け(願掛けの目的は不明)を行い、あと1本で願掛け成就というところで、五条大橋で牛若丸と出会います。まるで女性のようなあでやかな衣装の牛若丸を、弁慶は侮って襲い掛かるものの、みごとにあしらわれ、弁慶は牛若丸の家来となる、というストーリーです。牛若丸の家来となった後は、今年(2011年)に重要無形文化財に認定された二代目中村吉右衛門丈の十八番となっている勧進帳を代表するように、弁慶は体力だけでなく、知能にも秀でた優秀な家来となりました。
 弁慶にまつわる言葉も多く残されていて、「弁慶の泣き所」、「弁慶の立ち往生」、などが残されています。「○○の七つ道具」という言葉も弁慶の七つ道具という言葉が派生して使われるようになった言葉であるということを、このコラムを書いている途中で知りました。

 そこで、「国際協力の七つ道具」といえば、なんだろうと考えてみました。
 「道具」ではないものの、PARTNERの「しごと@JICA」には「国際協力人材に求められる6つの資質と能力」が紹介されています。この6つ(専門力、マネジメント力、分析力、コミュニケーション力、援助の知識・経験、地域の知識・経験)を「七つ道具」とすると、あとは一つ。それは「状況や人によって異なる可能性」です。

 それぞれの国際協力の七つ道具を携えて、国際協力のフィールドで活躍する人材が増えていくように、今後もPARTNERは国際協力人材に使っていただきやすいサイトを目指したいと思います。今年の6月から開始した「簡易登録制度」の登録者が、皆様のおかげで、9月20日付で『1,000人』を突破しました。この1,000人の方が、いつか国際協力人材登録にステップアップ(*)していただき、広いフィールドで活躍できる日が来ることを期待しています。 (K.N.)

(*)簡易登録のログイン後、画面左側にあるメニューから「国際協力人材への変更」が可能です。

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