PARTNER 国際協力キャリア総合情報サイト PARTNERニュース・コラム(第271号)

第271号  “1”並び

 今日は、2011年11月11日です。電車の切符を購入すると「11.11.11」と1が並ぶ日であり、その他にも、1が並ぶ姿から麺の日、きりたんぽの日、もやしの日など、様々な記念日に制定されていたりします(蛇足ですが、1999年11月11日は、平成11年11月11日でした)。そして、年末まであと50日となりました。

 11月11日といえば、その他にも、第一次世界大戦が停戦となった日(1918年)、アンティグア・バーブーダが国連に加盟した日(1981年)。最近、映画化などで注目を浴びた、「マネジメント」の発明者であるピーター・ドラッカー氏の命日(2005年)であったりします。映画つながりで、映画評論家の淀川長治氏の命日も11月11日です。

 岐阜県飛騨市にニュートリノ検出装置として「スーパーカミオカンデ」が完成したのは、1995年11月11日。同施設といえば、2002年、東京大学名誉教授の小柴昌俊氏がノーベル物理学賞を受賞したことで一躍有名になりました。
 小柴氏の逸話のひとつを紹介すると、大学院生時代、神奈川県内のとある学校で物理の臨時講師をしていたそうで、その時のテストで「この世に摩擦がなければどうなるか。」という問題を出したことがあるそうです(※正答は後ほど)。
 また同年、島津製作所フェローの田中耕一氏がノーベル化学賞を受賞したことで日本人のダブル受賞を記憶されている方も多くおられると思います 。

 先日、その田中氏が、血液検査の感度をこれまでの100倍に高めることに成功したとのニュースが報じられていました。 病気にかかることによって、体内で作られるたんぱく質に注目し、10万種類以上のたんぱく質から病気に関するものだけを見つけ出せる方法を開発したそうです。
 まだ、実用化までには何年も必要でしょう。しかし、この方法が実用化され、広く世界中で流通するようになったら、血液1滴で病気を早期発見することや、強い抗体を見つける技術に繋がることから、世界中の多くの方に裨益することが期待できるでしょう。今後の動きに注目したいと思います。
 そして、何より、私自身の採血量が減るようになると、こんなにうれしいことはありません。 (K.N.)

※先ほどの問題は「白紙回答」が正答(なぜなら、この世に摩擦がなければ鉛筆で解答欄に字を書くことができません)だったようです。果たして、当時の学生でどれくらいの方が正解したのでしょうか。

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