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第272号  紅葉を見てインドネシアに思いを馳せる

 11月も中旬を過ぎ、朝晩の冷え込み強く感じられるようになり、肌寒さを感じるようになってきました。それもそのはず、時季としては立冬、山茶(つばき)が開き始めて、地が凍り始める季節です。東京でも最低気温が摂氏10度を下回る日も多くなってきました。
 我が家の周りは、比較的、緑地が多いのですが、木々の葉が赤や黄に色づいて紅葉が美しい時季となってきました。落ち葉のじゅうたんが敷かれ始め、道を歩く際、心地の良い感触を楽しめるようになってきました。

 紅葉といえば「もみじ狩り」だと思いますが、私はかなり成長するまで、もみじ狩りとは本当に何をするものなのか、よくわかっていませんでした(もしかしたら、今も誤解しているかも)。私自身、関西出身で、最寄の紅葉スポットにもみじの天ぷらが売っていたこともあり、もみじ狩りは食用にするための採集活動のことだと思っていました。

 紅葉のメカニズムは、通常、葉を緑色に見せているクロロフィルが、日照時間が短くなることで分解され、そして、各植物自体が作り出している色素の違いによる色が、緑色が見えなくなることによって浮き出てくることによって、葉が紅葉していることになるそうです。
 これまでは、紅葉は葉の老化に伴うひとつの現象であると考えられてきましたが、特定の害虫に対する、自身の免疫力をアピールするために紅葉をしているのではないかという研究も、最近行われているそうです。長い間、植物が生存競争を生き残るために培ってきたシステムだとすると、美しいだけではない厳しさが紅葉には備わっていることとなります。

 長い間と言えば、今週の月曜日(11月14日)にテレビを見ていたら、テレビ東京「未来世紀ジパング」で池上彰さんがインドネシアに対する日本のODAについて解説していました(JICA東南アジア・大洋州部及びインドネシア事務所より、同国の地熱開発支援に関し、現地取材や情報提供等の取材協力をしていたそうです)。

 インドネシアは、日本がコロンボプランに参加した翌年(1955年)からの長い間、研修生の受け入れや専門家の派遣と言った技術協力が実施されており、現在では、貿易・投資等の経済面をはじめとして密接なつながりを持っている国のひとつであることは、皆さんご存知のとおりだと思います。

最近では、日本のアイドルグループのインドネシア版がジャカルタで結成されるなど、日本のスタイルをうまく取り入れているように思えます。その他にも交番、母子保健などが同国で根付いています。以前も、拙コラムでご紹介させていただきましたが、母子手帳を同国に導入する際の関係者の苦労などを、PARTNERで紹介しています。まだ、ご覧になってない方は是非ご一読下さい。

 今後も、JICA専門家について、PARTNERで紹介していきますので、たまにコチラを覗いていただければ幸いです。 (K.N.)

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