PARTNER 国際協力キャリア総合情報サイト PARTNERニュース・コラム(第276号)

第276号  国際協力の絆-PARTNER

 毎年、恒例となっている「今年の漢字」。12日、京都 清水寺の住職の手により書き上げられた言葉は「絆」でした。毎年、漢字は投票により選ばれていますが、今回は、昨年より21万票も多かったとのこと、それだけみなさんにとって、伝えたいメッセージがたくさんあるのでしょう。「災」、「震」、「波」など、今年ならではの投票を抑え、「絆」が選ばれたところは、日本人ならではの、人とのつながりを重んじる心の表われのように感じます。

 わが国にとって、今年は、東日本大震災や新潟・福島、奈良・和歌山の豪雨災害など自然災害に見舞われた一年でした。その中で、国内では家族や地域内でのつながりの大切さを再認識する機会でもあったように思います。私も、3月11日の地震の際は、日ごろあまり連絡を取らない家族の安否を心配し、改めて家族との「絆」の大切さを思い起こされました。また、多くのボランティアのみなさんが被災地域での支援に奔走されたのも、地域を越えての助け合い、まさに新たな「絆」が結ばれた瞬間です。

 東日本大震災では、日本に対し、海外からも援助を寄せられました。タイ政府では、東日本大震災に対する支援として、総額2億バーツ(約5.4億円)の予算が承認されました。タイ政府は、タイ国に対する日本の開発支援に対しての「友情と連帯に応える機会」とコメントしています。また、民間レベルでも街頭などで募金が集められている映像は、みなさんもご覧になった機会があるのではないでしょうか。タイ国でのこのような動きは、二国間援助から草の根支援まで、様々な規模で継続的に行われてきた国際協力活動を通じて得た「絆」であるように思います。

 国際協力が、日本と諸外国との「絆」となる活動であるとしたら、PARTNERは国際協力を「ライフワーク」にしたいみなさんを、国際協力の道へと導くための「絆」づくりのお手伝いをする場ではないだろうかと思います。ですので、「絆」づくりの場をどんどん活用していただくために、是非、PARTNERへの個人登録をおすすめいたします。
 「まだ、国際協力業界はよくわからない」「大学の学部生」という方には、まずは簡易登録から。また、社会人経験をお持ちであったり、大学院生の方は、是非、国際協力人材登録をなさってみてください。国際協力人材登録については、登録するべき内容が多いという点はありますが、逆に、ご自身のキャリアを見つめるよい機会になるように思います。

 みなさんと国際協力の道をつなぐ「絆」の一手段として、これからもPARTNERをよろしくお願いいたします。 (T.N.)

先月 来月