PARTNER 国際協力キャリア総合情報サイト PARTNERニュース・コラム(第342号)

第342号  大学院生若手医師向け公募型インターンシップ募集開始(締切5月12日)

JICAが実施する2013年度の大学院生・若手医師向け公募型インターンシップ(以下、インターンシップ)の募集内容が(手前味噌で恐縮ながら)面白い。

先ず紹介したいのは、かつて「アフリカの真珠」と称えられたウガンダ。ここで2011年から実施されている「コメ振興プロジェクト」でインターンシップの募集が出ている。内容を見てみると、英語での稲作研修にも参加することが出来るうえ、「ネリカ検定準2級」授与の特典もある。「50年後、100年後にアフリカの家族がお米の夕食を食べていて、おじいさんとおばあさんが、昔、お米のご飯はなかなか食べられなかったけれど、今こうやって食べることが出来るのは、日本人がお米の作り方を教えてくれたからなんだよ」と昔話をしてくれるようになることがプロジェクトリーダーの夢なのだそうだ。ちょっと感動。「私(俺)は農村開発専攻だし、この壮大な国際協力の夢に自分も携わって行けたら。。。。」と考える大学院生にはJICAの現場を体感出来る最適なポストだろう。

次は日本の裏側(反対側?)のアルゼンチンで募集されている「日系社会次世代日系人の意識調査」のポストを紹介しよう。アルゼンチンに日本人が初めて移住したのは1880年代(明治時代で鹿鳴館がオープンし大日本帝国憲法公布の頃)からとのことだが、戦後も移住者を送り出してきた。今や同国における4万人を超える日系の方々の中には、国会議員、医師、弁護士、研究者等々アルゼンチン社会の様々な分野で活躍をされている方も少なくないらしい。このようにアルゼンチンのなかで成熟しつつある日系社会に対して、我が国はどのような支援を行っていくことが期待されているか、若しくはされていないのか、ブエノスアイレスのJICA事務所の元でインタビュー調査を行うことが出来るインターンシップ。日系社会に関心があり、西語での日常会話が出来る大学院生にとっては非常に興味深い研究課題・ポストではないだろうか。

これらは一例に過ぎないが、2013年度に募集を行う国内外の計59ポスト(若手医師枠ポストを入れると計66ポスト)それぞれが魅力ある受入先であるので、少しでも関心がある大学院生(若手医師の方々も)は是非とも募集要項に目を通して応募を検討してみてほしい。参考までに2012年度のインターンシップ終了者に実施したアンケートにおいて、本プログラムに参加を希望した理由は、JICA事業の理解(28.1%)、実務経験(23.4%)、今後のキャリアへの示唆(23.4%)、研究活動へのフィードバック(14.1%)、人脈形成(10.9%)を期待するものであったが、これに対する達成度として9割以上の参加者が、達成出来た、あるいは概ね達成できた、と回答してくれたお勧めのプログラムである。 (H.I.)

【JICA HP】http://www.jica.go.jp/recruit/intern/index.html
【facebook】https://www.facebook.com/jicapartner

先月 来月