PARTNER 国際協力キャリア総合情報サイト PARTNERニュース・コラム(第360号)

第360号  留学準備のお手伝い

国際協力業界で活躍する方々の中には留学経験者が少なくありません。開発途上国の現場で活動を効果的・効率的に行うには、語学力だけではなく異文化環境での対人コミュニケーションを円滑に進める社会性、協調性、共感力が求められ、留学はこういった能力の習得に非常に有効だと思われます。この度、初めて知り合いの方の留学準備をお手伝いさせていただきましたので、そこでの経験・感じたことを共有させていただきます。

昨年の10月、約1年間、仕事でお世話になった方より、海外の大学院の進学準備に必要な推薦状を作成してほしいとの依頼をいただきました。「最近一緒に仕事をした会社の上司や社外の関係者の中で様々な観点から出願者の評価ができる人物に依頼することになっている」、とのことで、推薦状は重要な審査対象となるだろうに本当に私などでいいのか・・・と躊躇しつつもお引き受けすることにしました。お受けした後は早速詳細な準備事項・スケジュールを教えていただきました。11月中旬から1月上旬にかけて推薦状をオンラインあるいは郵送で送付する必要があるとのこと、まずは推薦状に何を記載するのか出願者の方と確認をしました。推薦状作成のポイントは色々とあるようで、学校によっても異なるようですが、例えば「出願者の能力や資質について、一般的な言い回しではなく、一緒に仕事をしたからこそわかる具体的なエピソードを交えて詳細に記述する」、「他者と比べて特に秀でた点や強みを記述する」、「留学先の厳しいプログラムについていける資質や能力があるか明確に説明する」、「弱みについては改善できそうな弱みについて記載する」といったことを留意して作成する必要があるようです。ちなみに、以下の会社のガイドラインを送っていただきました(他にも同様のサービスを提供する企業は色々とあると思いますので、あくまで一例です)。

Reve Counseling

大学院側は大量のポジティブな内容の推薦状を受け取るとのことでしたので、極力今回の依頼された推薦状が際立つよう、国際会議等のイベントや数値データを引用して具体性のある推薦状を作成しました。(作成したつもりです、、)最終的に12月下旬〜1月上旬にかけて5校に出願されることになりましたが、2月下旬より順次結果が判明し、最終的には4校に合格され、8月より渡米されています。
また、大学院合格後、外部の奨学金にも応募されるとのことで、推薦者の一人として推薦状を用意させていただきました。こちらも、見事合格され、授業料全額と月々の生活費、渡航費等を無償給付されることになったそうです。

私自身、留学経験がなく、今回のお手伝いを通じて留学準備の大変さを多少なりとも感じることができたのですが、推薦状の準備にあたり詳しいインストラクションを迅速にいただいたので、お手伝いしやすかったです。留学=ゴールではなく、その後、どのように国際協力やビジネスの場で充実した活動ができるかということの方が重要だと思いますので、出願者の方には留学中も多くのことにチャレンジしたり、その後の人生を豊かにするネットワークを築いていっていただきたいなあ、と考えています。そして、またいつか、更にパワーアップされた出願者の方と、一緒にお仕事をできる日が来ることを楽しみにしています。(E.T.)

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