PARTNER 国際協力キャリア総合情報サイト PARTNERニュース・コラム(第381号)

第381号  面接突破力養成講座

私が面接官を務める際に特に留意している点は、その応募者の方が、自分の人柄や考えをコンパクトに表現する力を持っておられるかどうか、と言うことです。

面接は、応募者の方がご自身の人柄や経験、ご意見を表現する場と言っても過言ではありません。

表現する内容、中身のクオリティはもちろん高いに越したことはないのですが、それよりもまずは、分かりやすい表現をすることが大切ではないかと思います。難しいお話しをされる方は沢山いらっしゃいますけれども、「聞く側の立場に身を置いて分かりやすく話す」、ということが苦手な方が少なからずいらっしゃるように思います。

そういう方々が損をしてしまうのは、話が分かりにくいと、面接官がその応募者の方の人柄や素顔、考え方や行動様式が見えにくくなってしまうからです。

そして何よりも、国際協力の現場で活躍いただくときに、自分の人となり、自分の意見を分かりやすく仲間に伝えることができないでいると、せっかくお持ちになっている情熱と能力を発揮しようにも発揮できないことになります。

一番多い事例は、話が長い方です。言いたいことがたくさんあることは理解できるのですが、その実、核心とも言うべき部分は意外とシンプルなものです。

ところが、その核心に迫るまでの道のりが長く、また紆余曲折があったりもする。結果として、聞く側としてはご本人がおっしゃりたい内容を把握することがとても難しくなります。

冒頭に申し上げたように、面接はご自身をご紹介いただき、表現いただき、そしてアピールいただく場です。ミスを恐れるがあまり、或いは100点を取ろうとするあまり、話があれにも触れこれにも言及する、というダッチロール状態になっていませんか。

これを防ぐためには、まずもって「話をコンパクトにする」ことを心がけるのが良いと思います。面接の場において、担当職員から「質問に対する回答は簡潔にお願いいたします」とお願いしているとおりにやっていただければと思います。

じゃあどうすればコンパクトにできるのか?
コンパクトにしようと、単に話を時間的に短くすればよいということではありませんよね。

経験上思いますが、話の分かりやすい人の話、思わず共感するようなお話には、無駄な部分がないですね。言っても言わなくてもどちらでも良いことは、敢えて言わない。また、仰々しい枕言葉や前口上がありません。結論への到達を後らせるネガティヴな因子、不純物はすべて排除されている。

このように、まずは「不要不急の事柄には触れない」ことに気をつけられてはいかがでしょうか。ほんの少しの心がけで、お話はコンパクトに改善されると思います。

そして、無駄や無理をそぎ落としたコンパクトな応答は、大きなインパクトを必ず面接官に与え、印象づけることになると思います。話はコンパクトでないと、インパクトは生まれない。(Teddy N)


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