PARTNER 国際協力キャリア総合情報サイト PARTNERニュース・コラム(第392号)

第392号  運命の案件Projectの見つけ方(その2)

その1をご覧になっていない方は、 こちら を先にご覧いただくことをお勧めします。


【習慣4】高望みをしすぎない。
 女子高生時代の私は、トム・クルーズの奥さんになりたいと夢見ていました。まぁ、無理ですよね。。
 公募においてもまたしかり。企画調査員と業務調整員の場合は、求められる資質と能力の欄に、案件の難易度によってA~Cの格付が付されています。Aはベテラン、Bはベテラン手前、JICAの仕事や類似経験がある方、Cはこういう仕事が初の方向けです。
 女子高生の私ではトム・クルーズの奥さんになれないのと同様、どんなに魅力的な案件でも、この業界での経験が全くない方がA格付の案件に応募されても、合格する可能性はかなり低いです。まずは英語を学び(→C号)、戸田奈津子のアシスタントになり(→B号)、映画関係の仕事に長い間就き(→A号)、そうすればもしかしたら・・・。
 ただし、A号案件がトム・クルーズと結婚するほどの難易度というわけではないので、念のため。

格付を確認して、現在の自分で手が届くのかを見極める。

※ざっくり言うと、企画調査員はJICAの在外事務所に入って、案件発掘、形成等をするお仕事、業務調整員は1つのプロジェクトに入って、ロジ等を一手に引き受けるお仕事です。

【習慣5】相手の好みを把握し、相手好みの自分を演出する。
 素敵な相手に出会うと、ついついその人の好みを知りたくなりませんか。そして、こういうの好きかなーと思って、とさりげなくプレゼントを渡した日には、相手はイチコロかもしれません。
 公募に置き換えると、業務/職務内容をよく読みましょう、ということです。例えば、業務調整員であれば、そのプロジェクトが全体期間のどの地点にあるのかによって、企画調査員であればその国の援助状況等によって、期待される役割に違いがあります。各ポストの状況を踏まえ、何が求められ、自分がどう貢献できるのかを分析し、それを企画書や面接時にアピールすることが有効です。

業務/職務内容および案件周辺情報をリサーチし、それに対して自分がどう貢献できるか、アピールポイントを整理し、プレゼンする。

【習慣6】相手の家庭状況をさりげなくチェックする。
 嫁姑問題はいつの世にもあること。念のため、最後に相手の家庭状況を確認しましょう。嫁いびりで朝ドラの視聴率はアップしますが、わが身に降りかかるとなると話は別です。
 公募情報上には、チーム構成という欄があります。うるさい姑の有無まではわかりませんが、そこから自分が何を得られそうかを見分けることは可能です。
例えば、他に長期専門家も配置されているプロジェクトであれば、彼らからその分野について学び、有意義な経験ができる可能性があります。逆に、長期派遣専門家が他にいない案件においては、自分一人でどこまでできるかに挑戦することができます。

チーム構成から案件周りの人間関係を想像し、自分が何を得られるのか考える。

【習慣7】自分の勘を信じ、最大限の努力をする。
 恋愛のカリスマ気取りで(すみません)いろいろ書きましたが、ビビッ!と来る勘は大切にしたいものです。運命の人には出会った瞬間に後光が差して見えるという説もありますし、熱烈アプローチの結果、自分にはもったいないような相手と結ばれることもあります。
 運命と思える案件に出会っても、必要な業務経験・能力が足りていないかもと思うこともあると思います。特に「必須」とされる経験がない場合は基本的には相当不利になります。ただ、もしアピールできる類似経験や条件があればそれを積極的にアピールすることは有効です。

必要な業務経験・能力もしっかり確認。求められる条件に足りていないと思う場合は、類似経験をアピールしてみる。

 恋の駆け引きをするもよし、一途に追いかけるもよしみたいな結論になってしまいましたが、2週に渡りお付き合いいただき、ありがとうございました。
 実は、冒頭の友達の話は、自分の話だったりして・・・あるある。いや、違いますけどね。 (H.S.)     
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