PARTNER 国際協力キャリア総合情報サイト PARTNERニュース・コラム(第394号)

第394号  面接委員の呟き(3)

PARTNERの公募案件に応募される皆様の中には、所属する組織、或いは過去所属した組織で「社員採用の実務」などに携わられたことのある方も多いかと思います。一方でそうでない方もおられるでしょう。

JICA専門家の募集選考に携わっているものとして、気づいた点を何点か書き出してみます。「そんなの言われなくても分かってる。」との声も聞こえてきそうですが、今一度ご確認いただければ幸いです。

提出する書類を漏らさない、書式を間違えない。
(書類が不足していたり、履歴書の様式を所定外のものとしたり(書式違反)して、失格になる方が少なからずおられます。)

案件に関係する資格、学位や経歴は、きちんと履歴書でアピールする。

語学力は、公的な資格を予め所有しておき、応募時に証明書類を添付する。
(一定の英語力(例:TOEIC730点以上、英検準1級以上など)や、特にスペイン語・フランス語などについては高い運用能力を求められる場合があります。語学力を証明する書類をお持ちでないと、選考上不利になる場合があります。)

たとえ何度か選考されなかったとしても、あきらめずご自身に沿った案件を探しつつトライする。
※PATRNERに掲載している募集案件は多くが1名のみの採用です。しかし、中には1つの案件に対して、応募者が10名以上となる案件もあります。このような場合、如何に多くの適格者がおられても、合格者は1名しか生じません。
応募状況の多寡は運にも左右されるということになります。(なお、応募者がおられない、または要求水準に見合った方がおられない場合もあります。この場合は再公募となります。)

企画調査員や業務調整員等についての 職務内容による格付(SS~D号) はJICA案件に応募する際に確認すべき重要な指標です。
如何に海外経験や高い専門知識/技術水準をお持ちでも、ODA業務のご経験が少ない、或いは企業での民間ビジネスの業務のご経験のみお持ちである方の場合、B号以上の業務については、即戦力として遂行可能とはみなされない場合があります。ただし、その様な方でも、C号以下の格付けの案件は、比較的応募頂きやすいかと思います。

面接に際しては、応募する職務に関係する事業情報や動向について十分に調べておく。(応募のご意向や熱意が疑問視される場合があります。)

面接での質問に対しては、控えめであったり簡潔すぎることは美徳とはみなされません。冗長にならない範囲で、ご自身が如何に応募案件に適格な人材であるかを雄弁かつスマートに表現して頂ければと思います。

引き続き積極的にご応募いただければ幸いです。 (T.O.)

【参考ページ】
応募の手続き―公示と公募の違いについて
公募案件FAQ集
 
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