PARTNER 国際協力キャリア総合情報サイト PARTNERニュース・コラム(第413号)

第413号  笑顔が見たい!(その4)

これまで、いろんな国の方々とお会いする機会がありました。コミュニケーションを図る手段として、世界的な共通語であれば英語になるのでしょうが、初対面の相手には、その方の母国語による挨拶や一言を加えると、皆さん、ありがたいことに素敵な笑顔を見せて下さいました♪

★スリランカ:
 本年9月初旬に我が国の総理大臣として24年ぶりにスリランカを訪問した安倍総理は、スリランカのラージャパクサ大統領と現地で首脳会談を行い、そのなかで両国の伝統的な友好関係を「海洋国家間の新たなパートナーシップ」へ発展させ、両国の協力関係を一層強化していくことが確認されました。
 スリランカの公用語は人口の約7割強を占めるシンハラ人の言葉、シンハラ語がメインとなっています。私がこれまでお会いできたスリランカの人々の笑顔を得ることができたフレーズをご紹介します。
 ・「アユボワーン!」⇒ こんにちは!
 ・「ボハマ・ステュティ!」⇒ ありがとう!
 1951年のサンフランシスコ講和会議に参加したセイロン(現スリランカ)の大蔵大臣であるジャヤワルダナ氏は、「憎悪は憎悪によって止むことはなく、慈愛によって止む」という仏陀の言葉を引用して、日本に対する賠償要求を放棄する旨の演説を行い、我が国が国際社会に復帰できる道筋をプレゼントしてくれました。このことはまさに海洋国家としての両国友好関係の貴重な「船出」だったと言えると思います。

★トルコ:
 トルコは中東地域やバルカン半島に接しており、中央アジア・コーカサス地域から欧州へのエネルギー輸送の要衝としても地政学的な面から注目されている国です。
 東日本大震災に際しては救助チームがトルコから派遣され、宮城県利府町にベースキャンプを設営して3週間に及ぶ救助活動が行われました。このことは外国の救助チームとしての最長期間の貢献となりました。では救助チームの母国語、トルコ語を紹介します。
 ・「メルハバ!」⇒ こんにちは!
 ・「テシェキュールエデリム!」⇒ ありがとう!
 ・「アルカダッシュ」⇒ 友達
 今から124年前の1890年、約600名のトルコの方々が乗船していた「エルトゥールル号」が日本近海で暴風のため沈没するという事件がありました。その際、我が国は官民挙げて救護活動を行い、生存者69名のトルコの「アルカダッシュ」を日本海軍(当時)の戦艦により、トルコまでの帰路をエスコートしました。2010年が「日本・トルコ友好120周年」と位置付けられたことからも、このエスコートこそが両国友好関係の貴重な「船出」だったと言えると思います。

♪人と人との出会い、やはり笑顔っていいですよね。(Y.I.)
 
先月 来月