PARTNER 国際協力キャリア総合情報サイト PARTNERニュース・コラム(第440号)

第440号  ​国内における現場

「海外だけではなく、国内においてもこんなに色々JICAが行っているということを今回初めて知りました。」
これは、昨年度国内事業部においてインターンとして受入した大学生、大学院生の5名の皆さんが最後の感想で共通しておっしゃったことです。

JICA国内機関(センター、支部)で行っていることは研修員受入、ボランティア募集等での自治体(国際交流セクション)とのやりとり、というのが多くの方が考える国内での業務かと思います。

しかし、中小企業海外展開支援や草の根事業の地域活性化が登場して以来、国内における業務の様相は大きく変わり、自治体も国際交流セクションだけでなく、産業・貿易といったセクションとの関係も強化され、重層的なお付き合いとなるとともに、これまでJICAのセンターに足を運ばれたことがなかった民間企業の方々も相談に来られるようになり、地元において頼られるJICAとなりつつあります。

中小企業海外展開支援や地域活性化特別枠の草の根事業は、地元の技術、ノウハウが途上国の開発課題解決にどう貢献できるかを考え、海外につなげていくということを国内の現場で行っていますが、途上国への協力と同時に国内にも裨益、ボランティアとして海外で活動された方々が帰国後国内の復興支援や地域おこしで活躍される等、“途上国も元気に、国内も元気に”ということを体現する場にもなっています。

こういう新たな潮流とこれまで61年間行ってきた研修員受入という歴史がある協力、そしてボランティアに関する地元とのつながりが複合的に絡み合い、新次元のアプローチが生まれてきています。

昨年度国内事業部でインターンとしての経験をされた方は、国内事業部、国内機関での業務に触れ、冒頭の感想を持たれています。
海外だけではなく国内においても国際協力につながる現場があるというのが最近の潮流と考えています。(M.T)

 
先月 来月