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第444号  JICAは日本のCSRを担っている機関です

JICAは何をしている機関ですか?」こういう直接的な質問を頂くことは案外少ないのですが、もしあなたがJICAのスタッフだったらどのように回答するでしょうか?「ODAを実施している独立行政法人です」と答えたとして、果たしてどれくらいの人がピンと来るでしょうか?なかなか分かってもらえないのなら「青年海外協力隊を派遣している機関ですよ」と言うこともあるかもしれません。でもそれで「ああそうですか」と言って会話が終わったとしたら、「ほんの一面だけしかわかってもらえなかった」とちょっと寂しい思いがするかもしれません。
 
JICAに勤めていて、我が組織について一言で言い表せるフレーズが何かないだろうかと日々問題意識を持っていたところ、つい先日、ビジネス界で講師をしている方からインスピレーションを頂いた。「何を:what」ばかり説明してもダメ。「なぜ:why」を説明しなければ人の心には届かない。さらに、近年の消費者の購買行動は、「何を買うか」ではなく「誰から買うか」によって決定されるのだとか。いろんな商品やサービスがモジュール化されてしまった結果、決定的な違いがなくなって何を買ったらいいのか迷ってしまうのだそうです。(うん、あるある。)どれを買ってもそんなに変わらないのであれば正しいことをしているところ、好きなところから買いたい。(これもありますね。)
 
そこで最近再び注目を浴びているのがCSRCorporate Social Responsibility)。
「企業組織としてCSRを実現する意義は、企業と社会が持続可能な発展を実現するために、社会の一員としての責任を果たし、ステークホルダーから認められること。」
このフレーズを借りてみました。
「日本国としてCSRを実現する意義は、日本と国際社会が持続可能な発展を実現するために、国際社会の一員としての責任を果たし、ステークホルダーから認められること。」
うん、これ使えそうだな、ということで、我が組織を一言で説明するために次の新しいフレーズを作りました。
JICAは日本のCSRCountry Social Responsibility)を担っている機関です。」世界の国々の人に日本を好きになってもらう活動をしているのがJICAなんですよ、ということです。
これって分かりやすいですよね。
え?CSRの意味が逆に分かりにくいって…?
M.W.
 
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