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第452号  協力隊に参加する一青年の成長を描く、映画『クロスロード』、2015年11月28日(土)公開によせて

「青年海外協力隊って、井戸とか掘っているんですよね」

今年(2015年)事業発足50周年を迎え、延べ参加者数は4万人に上る青年海外協力隊。一般的に広く知られているかと思いきや、今でもこんなふうに言われることが多くあります。一方で、協力隊の活動地は海外であるため、テレビや新聞等で報道されることはあっても、その活動を目にする機会は限られています。
「協力隊に参加する青年の姿を通じて事業を紹介し、50周年を盛り上げたい」。協力隊OBたちのアイデアから、協力隊体験者集団である青年海外協力協会(JOCA)は映画を企画・製作し、『クロスロード』を完成させました。
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物語の中心となるのは、「カメラマンとして成功するきっかけをつかみたい」と青年海外協力隊に飛び込む主人公・沢田と、彼が訓練所で出会う、ボランティア精神の塊のような羽村。ことあるごとに対立する二人は、訓練を終え、フィリピンに派遣されます。村落開発普及員として山間部での活動を成功させていく羽村とは対照的に、成果を挙げられない沢田。2年の任期を終え日本に帰国し、8年後、思いがけず再会したとき、それまで歩み寄らなかった二人の道が交差します。「ボランティアなんて偽善だ」。そんな思いを抱き協力隊に参加した沢田は、フィリピンでの活動を経てどう変わっていくのか――。

「“これが協力隊だ”という隊員像を見せたかったが、協力隊員の数だけ協力隊経験があり、普遍化は困難だった。そこで、一人の青年の成長の物語として成立させた」。こう話すのは、協力隊・セネガルOB、福間正浩さん。公募で選ばれた脚本の監修を務め、協力隊経験者から集めたエピソードを織り込み、リアリティあふれるストーリーをつくりあげました。メガホンをとったのは、『マリリンに逢いたい』や、日系アメリカ人の歴史を綴ったドキュメンタリー3部作で知られる、モロッコOBのすずきじゅんいち監督。ここにエチオピアOBの吉岡逸夫エグゼクティブ・プロデューサーが加わり、3人の協力隊OBが強力なタッグを組み、『クロスロード』を完成させました。

「一人の青年の成長物語として、協力隊を知らない方にもぜひ見てもらいたい」(すずき監督)。事業発足初年度に青年海外協力隊員が派遣されたフィリピンを舞台に、協力隊に参加する青年たちの生き方を描く『クロスロード』は11月28日(土)より全国で公開です。ぜひ劇場でご覧ください。

■作品概要
『クロスロード-Crossroads』
11月28日(土)新宿バルト9ほか全国公開
配給:フレッシュハーツ

出演:黒木啓司〈EXILE〉渡辺大 TAO 長塚京三
アローディア 飯伏幸太〈DDTプロレス/新日本プロレス〉
山本未來 榊原るみ 加藤雅也(友情出演)

主題歌:中島みゆき「ヘッドライト・テールライト」
《ヤマハミュージックコミュニケーションズ》

【監督】すずきじゅんいち
【脚本監修・脚本】福間正浩 【脚本】佐藤あい子
【エグゼクティブ・プロデューサー】吉岡逸夫
【プロデュース】香月秀之 【プロデューサー】櫻井一葉
【製作プロダクション・配給】フレッシュハーツ
【後援】国際協力機構(JICA)
【製作】「クロスロード」製作委員会(青年海外協力協会/フレッシュハーツ)
(C)2015「クロスロード」製作委員会


▼公式サイト
http://crossroads.toeiad.co.jp
▼劇場情報
http://crossroads.toeiad.co.jp/theater.html
▼青年海外協力協会
http://www.joca.or.jp
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