PARTNER 国際協力キャリア総合情報サイト PARTNERニュース・コラム(第458号)

第458号  地方の力の使い方

JICAの国内機関の業務では、多くの方と知り合う機会があります。
これまでは、技術研修事業、ボランティア事業や草の根技術協力事業等のJICAスキームを実施していただいている方や国際協力を実施されている方々とお会いし、地域からの国際協力を共に実施してきました。

昨今、国際協力を地方創生、地域活性化とも結びつけることが求められるようになり、JICA四国では地域を盛り上げている「おもしろびと」を探し出すことを始めました。
例えば、徳島県上勝町の葉っぱビジネス、馬路村のゆず、地方を活性化するため直接営業取引をしないIT開発の事業者を誘致したり、美術館のない町の砂浜にTシャツを1週間だけ展示する砂浜美術館、香川県イコールうどんを全国に広めた麺通団、などは有名ですが、他にも アルコール依存症の治療を日本で初めて開発された病院の先生、不便な場所にあるフィギュアの博物館に客をいっぱい呼び寄せた仕掛け人などなど。

地域には、伝統産業、伝統文化が脈々と息づいていたり、またまったく新しいものを持ち込んで古いものと融合されていたり、と面白いものや楽しい人がいっぱいいることがわかります。
その方たちを訪ねいろいろお話をきいていると、こうした方々に海外で国際協力に携わっていただければいろいろなことが起きるだろうとわくわくするのですが、これまでのやり方では各団体からJICAに対して提案いただく必要があったり、ある程度途上国のことを知っていただいている必要があるなど、地域の方々を世界とつなげるということができませんでした。

これからは、もっと頭を柔らかくして、地域と世界をつなげ、どちらも元気にできるよう考えて地域を走り回りたいと思います。(Y.O.)
先月 来月