PARTNER 国際協力キャリア総合情報サイト PARTNERニュース・コラム(第462号)

第462号  ○○の瞬間から勝負ははじまっている!

在外事務所での仕事では、本部(日本)で仕事をしている時と比べて、やはりいろいろな現場を自分の目で見る機会に恵まれています。現場好きの自分にとってはとてもありがたい環境ですね。今日はそんな自分が現場を見に行くときに大事にしているもの(こと)をお話ししたいと思います。

 自分が大事にしているもの(こと)は、ズバリ“目的地に着くまでの時間”。
時間と聞いて、「そうか、1秒も無駄にせず、資料の読み込みや会議の準備をしているのか」と思ったそこのアナタ!残念!はずれです。。。
 では、何をやっているかというと、景色をじ~っと見ているのです。なんとなくぼ~っと見ているのではありませんよ。意識を集中してじ~っと見ているのです。
何を見ているかというと、特に目を光らせているのは“人々の暮らし”。事務所での仕事や会議室での打ち合わせがどうしても多い自分は、ややもすれば一番の現場である人々の暮らしの“リアル”から乖離した机上の空論に陥ってしまいかねません。そんな自分にとっては、目的地までの移動中に目にする景色は、現場を知るための一番の教科書なのです。

例えば、以前、水資源関連の部署にいたこともあって、ハンドポンプなどの給水施設が目に入ると私の頭の回転数は一気に上がります。
「水を汲みに来ている人はどんな人たちか(女性、子ども etc.)」、
「水の料金を徴収する人はその場にいるか(料金徴収の制度)」、
「使っていない時にハンドポンプには鍵がかけてあるか(維持管理)」、
「どんな容器に入れて持ち運んでいるか(衛生的な水の運搬・管理)」
などなど。
また、水を運んでいる人を見かけると、どのあたりに水源があるのか推理して、当たった、外れたなどに心の中で実は一喜一憂しています(笑)

大事なことは、「(実は)目の前にたくさん転がっている現場の情報をどれだけキャッチできるかどうか」ではないでしょうか。「滞在先から一歩外に出た瞬間から勝負は始まっている」と言っても過言ではないかと思います。かく言う私もまだまだ修行中の身なので、実は見落としていることもまだまだたくさんあるはず。少しずつ少しずつ“観察力”を磨いていきたいものですね。

 このコラムを読んでくださった皆様の道中にも新しい発見がありますように。。(M.Y.)
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