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第491号  光り輝くジャマイカの海辺から

ジャマイカという国名を聞くとあなたは何を思い浮かべるだろうか?

 常夏、カリブ海、ラスタカラー、レゲエ、ボブマーリー、ウサイン・ボルト。私がジャマイカに行く前のイメージはこんな単語だったのだが、実際に行ったらそのイメージどおりで逆に驚いた。タクシーに乗ればバックビートのレゲエサウンドが大音量で響き、音楽が鳴れば踊りだす子供たち。陸上、クリケットに熱狂し、美しい海と鮮やかな緑があり、最低気温は20度を下回ることはない。なんて素敵な楽園のような島!
 
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(写真:ジャマイカ ネグリルの美しい海)

 ……と、ここで話が終われば良いのだが、かの地で生活を始めると南国の楽園はまた違う面を見せた。天候に左右される水供給、ハリケーンに代表される自然災害、大麻に端を発するギャング、治安の悪さ等々。しかし、そんななかでも人々は明るく陽気に暮らしているようにみえた。特筆すべきは、ジャマイカ女性の強さだ。

 この国では働く女性が多い。お店や公共施設、政府機関でも相対する人は女性が圧倒的多数を占め、幹部クラスでも女性が多い。理由は様々であるが、シングルマザーが多く、女性が子供を扶養する母系社会であることも理由の一つ。男性側は子供が出来ても結婚せず、養育費を払わないことも多いらしい。「ジャマイカの女性は Independent(自立) してるのよ」とは、私の同僚のジャマイカ人女性のセリフである。その言葉の通り、彼女たちは自分で稼ぎ、子供を育て、生活をしている。働くその後ろ姿に「女は弱し、されど母は強し」という言葉が頭をよぎった。

 生活するだけでも大変な場面も多いこの島だが、レゲエのリズムにのって明るく陽気にお尻を振って歩くジャマイカ女性を見ていると、なんとなくだが自分もがんばろうという気持ちになってくる。そんなことを考えながら、ジャマイカの海辺を歩いていた。
N.S
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