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日本と祖国の架け橋になる  ~研修監理員の仕事②~

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業務内容について
どのような業務を担当していらっしゃいますか?

ペルシャ語とダリー語の研修監理業務を行っております。おもに水・森林・草地・湿原・地震・自然災害・防災などの分野のコースを担当しています。 研修監理員の主な業務は、通訳およびその研修員の理解を効果的に促進することです。

業務にあたりどのような点が難しいと感じられますか?
これまでの経験からいいますと、研修をスムーズに行うために、 研修監理員と受入機関(=研修を実際に行うところ)との事前準備の段階での意思疎通をいかにうまく行うか、ということだと思います。 事前の打合せが十分でないと、どうしてもコース実施の面でいろいろな問題(講義・訪問時間の誤差)を生じてしまうからです。 事前準備に十分な時間がとれれば、受入機関などとの打合せや通訳資料に目を通すことが十分に行えるのではないかと思います。

特に印象に残った業務はありますか?
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実施期間3年間の廃棄物管理コースがあり、3年間連続で担当しています。 1年目の事前準備期間やコース実施中、たまたま研修監理員室で、廃棄物管理コースを長期にわたって担当してきた英語の研修監理員に出会いました。 そこで、分からない点や分かりにくい点を丁寧に教えていただく機会に恵まれています。 そして年ごとに、廃棄物管理についての知識の向上を肌で感じることができました。 先輩研修監理員のアドバイスを活かしたおかげで、3年目の評価会では、受入機関から高い評価を得ています。 さらに、参加研修員のアクションプランが、廃棄物国際学会で発表されることに結び付いたことは印象的でした。
業務において、研修監理員同士の交流がたいへん効果的であった経験が、私の印象に強く残っています。

どのような点でやりがいや仕事の魅力を感じられますか?
日本と祖国の架け橋になっていること。 そして、今住んでいる国(日本)と自分の国(イラン)やアフガニスタン等の役に立つ仕事をしていることが大変魅力的だと思います。 私の仕事は、通訳です。 しかし、ただ通訳として専門用語を覚え、その分野についての知識を高めて正確に通訳を行うだけでは不十分だと感じています。 技術協力プロジェクトにおいて研修監理員という立場である私には、日本文化の理解と自分の国の事情を十分に把握する必要があると思っています。 日本の技術をどのように相手国の事情に合わせるか、そしてそれをどのように活かせるかを、 先ほど申し上げた日本の文化や相手国の事情を考えながら通訳しています。 それがこの仕事のやりがいであり、魅力を感じるところです。

応募・キャリアについて
この仕事に応募しようと思われた理由・きっかけはなんですか?
以前は、刑事事件や民営放送の通訳をしておりましたが、知人の紹介でこの仕事を知りました。 それまでの通訳業務は世界が限られていたため、幅広い活動をしたいと思い応募しました。 いざ始めてみると、想像以上に専門知識は増え、いろいろな人たちとの出会いがあり、また、日本全国を見る機会に恵まれています。 そのようにして、現在に至っております。

これまでにどのようなキャリアを積んでこられましたか?
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日本の語学学校で2年間、日本語を学んだ後、電気関係の専門学校で電子設計を学びました。 2年間で卒業した後、日本の公益団体に勤務。数年後に独立し、自社で翻訳・通訳・貿易の業務を始めています。 その仕事がきっかけで、現在の通訳業務に至っています。

最後に、応募を考えている方へのメッセージをお願いいたします。
国際協力に貢献したい人、本当に磨かれた国際人を目指す人、かつ、自分の語学力を高めたい人には、最高の仕事です。 ぜひ、応募してみてはいかがですか?

本インタビューは、「しごと@JICA 活躍するひとの声」で公開していた内容と同一です。