職務内容
- 職務分野
- 援助アプローチ/戦略/手法、多岐にわたる分野
- 配属先
- JICAケニア事務所
- 休日
- 時間外労働
- その他業務条件
- 2019年1月上旬~2021年1月上旬(予定) ただし、2018/12/03からの3週間、赴任前研修を受講していただきます。業務の状況等により双方の合意のもと当初派遣期間含め最大3年を超えない範囲で延長する可能性があります。なお、派遣時期及び派遣期間については、変更の可能性もある点をご了承ください。また、書類選考、面接選考に加え、健康診断に基づく当機構顧問医による判定を経て、派遣が最終的に決定されます。詳しくは「健康診断について」(http://partner.jica.go.jp/resource/1522488102000/jicasJobView/jicas_job/pdf/health.pdf)をご覧ください。
- JICAからのひとこと
- 二国間協力が再開されて間もないソマリアを対象とする支援を担うポストであり、やりがいは十分です。様々な制約に積極的にチャレンジし、柔軟かつ粘り強く対応いただける方のご応募をお待ちしております。
- 求められる資質と能力
- 本件は格付け B号です。
- 本件で求められる資質と能力は以下の通りです。
- 分野・課題専門力:★★
- 総合マネジメント力:★★
- 問題発見・分析力:★★
- コミュニケーション力:★★
- 援助関連知識・経験:★★
- 地域関連知識・経験:★★★
- [★★★:非常に重視する ★★:重視する ★:参考程度 -:不問]
- ※格付けについては本ページ「類似業務経験年数」の項目を参照ください。
- ※国際協力人材に求められる6つの資質と能力について
- 案件の背景
- ソマリアは、20年に及ぶ内戦状態の後、2012年11月に新政府が発足し、2013年5月には日-ソマリアの二国間協力が再開された。 同国の安定は、東アフリカ地域の安定はもとより、周辺海域における海賊対策やテロ拡散防止の観点からも極めて重要な課題となっている。また、2016年8月には、第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)がナイロビで開催され、「平和と安定」は会議における主要テーマの一つとなった。 ソマリア連邦政府大統領は、2014年3月の訪日時に、人材育成の中でも特に若年層の雇用促進の分野での協力を希望する旨をJICA理事長に対して表明。その後の日本政府とソマリア連邦政府間の協議や意見交換の場においても、若年層の雇用促進支援が幾度も要請された。これらの要請を踏まえ、2017年9月に技術協力プロジェクト「若年層雇用に係る能力強化プロジェクト」に関するR/Dが署名され、2018年9月に協力を開始した。 他方、治安を含めた国内情勢は依然として安定しておらず、対ソマリア支援に関する情報収集や関係者との連絡・調整は、現状ではケニアをベースに遠隔で行っており、協力事業は本邦やケニア等第3国における研修や調査等の形で実施されている。 このように様々な制約がある中で、現地情勢および国際社会の支援動向を見極めつつ、ソマリアの極めて高い開発ニーズに応えていくことが必要とされている。
- 業務/委嘱の目的
- ソマリアの平和構築・開発に関する情報収集、ソマリアに対するJICAの協力の方向性の検討、ソマリア連邦政府や各援助機関(特に国際機関)との調整・連携、JICAの協力案件の形成及び実施監理。
- 期待される成果
- 1)ソマリアの国内情勢及び国際的な動きに関する情報の収集・分析・発信がなされる。 2)上記1)に基づき、優良な案件が発掘/形成される。 3)上記1)に基づき、他ドナー等と連携しつつ、効果的、かつ、円滑に案件が実施される。また案件実施上の課題を整理され、対応策が検討される。
- 業務内容
- JICAケニア事務所長の方針のもと、以下の業務を行う。
1)ソマリア関連の政府会合やドナー会合への出席、関連政府機関や援助機関との情報交換、既存のレポートのレビュー等を通じて、ソマリアの現状と支援ニーズ、近隣国及び国際的な支援の動向及びソマリア難民についての情報収集を行う(治安情報の収集含む)。
2)収集した情報を総合的に分析するとともに、JICAのソマリア及び他の紛争影響地域に対する過去の協力を参照しつつ、今後協力可能な分野・内容を関係者と協議・検討する。他援助機関との協調・連携の可能性も検討する。
3)上記検討の結果を踏まえ、ソマリア向けのJICAの協力方針のアップデートを行う。
4)上記3)の方針に沿って、技術協力プロジェクト「若年層雇用に係る能力強化プロジェクト」を中心にソマリアに対する案件を円滑に実施する。
5)日本政府が国際機関経由で行う対ソマリア支援との連携を模索する。
6)その他、上記に附帯する業務及びJICAケニア事務所内で必要な上記関連業務を行う。
(注1)業務はケニア(ナイロビ)で実施することを想定しています。現在のところ、ソマリア国内への渡航は想定していませんが、日本政府が発表する渡航情報を含め治安状況及び必要性を総合的に検討したうえで判断されます。
(注2)現時点での案であり、ソマリア国内の情勢・日本政府の対ソマリア支援方針等により、今後変更される可能性があります。 - チーム構成(日本側専門家構成)・プロジェクト全体構成
- JICAケニア事務所は、所長、次長4名、所員7名、企画調査員(企画)11名(本ポスト含む)、企画調査員(ボランティア)4名、健康管理員1名、ナショナルスタッフ30名、在外専門調整員5名の体制です。社会セクターは、社会セクター班次長の下、所員3名、企画調査員(企画)3名(本ポスト含む)とナショナルスタッフが担当しています。本企画調査員は、ナショナルスタッフと連携し業務を担当します。
- 案件関連参考情報
応募条件
- 語学力
- 英語
- 英語 以下のレベル以上であること 1)高いコミュニケーション能力を有する。 2)TOEIC730点、TOEICS&W290点、TOEFL550点(CBT213点、iBT79点)、英検準1級、国連英検B級、IELTS 6.0、ケンブリッジ英検FCE以上 ※その他の資格試験については、 「専門家語学ガイドライン」参照。
- 学位
- 学士あるいは同等程度
- 類似業務経験年数
- 5年以上
- 青年海外協力隊経験
- 不問
- その他必要な業務経験・能力
- 以下の経験が望ましい
●JICA企画調査員経験
●国際機関での業務経験
●紛争地・復興支援・平和構築関連業務の経験
待遇
- 待遇
- 本公募対象案件の待遇は、専門家の待遇に準拠しますが、格付け(号)はB号となり、在勤基本手当てとして月額489,400円を支給します。その他、派遣時の待遇についての詳細は「JICA専門家の待遇」をご覧ください。応募にあたっては、これらの待遇に同意されていることが条件となります。
ただし、次の1から3のいずれかに該当する方(JICAから派遣されている専門家、ボランティア等の人員も含みます。)は、上記によらず旅費、在勤基本手当を含む派遣手当、国内給付、その他福利厚生及び旅行制度等の待遇が異なることがありますので、必ずこちらをクリックし、関連資料を確認したうえでご応募下さい。
1.専門家に内定した時点で海外に在勤・居住している場合
2.専門家として第三国(日本及び任国以外の国)から任国に出発する場合(専門家の赴任前研修、その他私用などで本邦にて短期間滞在する場合を含む。)
3.日本以外の特定の一か国(以下「特定の国」という。)が、専門家の生活の本拠地と認められる場合。
※各種手当は、毎年10月1日に規約改正されます。
応募について
- 応募方法
- 1.国際協力人材登録の完了
応募にあたっては、国際協力人材登録を完了していることが必要です。
※新規登録手続きには、5営業日程度を要しますので、お早めに登録下さい。
※簡易登録ではご応募できませんので必ず「国際協力人材登録」を完了させて下さい。
2.必要書類一式の添付
募集期間中に以下の必要書類をPARTNERのマイページ上で提出していただきます。PARTNERにログインした状態で各求人情報のページを開き、最上部もしくは最下部の「この案件に応募する」ボタンから応募画面で、以下の必要書類を添付してください。マイページを使用しての応募方法の詳細は公募案件FAQ集をご確認ください。なお、マイページの応募機能で添付できるファイルのサイズは1ファイル5MB、総容量10MBまでとなっておりますのでご留意願います。
(1)専門家履歴書(提出必須) ※PDFで提出
国際協力人材登録後、画面下部「履歴書作成はこちら」(ログイン後表示されます)より作成いただけます。本機能で作成した専門家履歴書以外で応募いただいた場合、失格となりますのでご注意ください。PDFファイルのタイトルについては次の例にならって履歴書、応募者氏名、応募書類提出日の順に記載ください(例:履歴書(国際太朗)20130301.pdf)。履歴書作成にあたり、直近(2010年以降)の職歴については、長期にわたる空白期間がないよう記載ください。3か月以上の空白期間がある場合、説明(例:自己研鑚、育児介護など)を付すようにお願いいたします。不明な期間に関して、直接お問い合わせをすることもあります。なお、入力手順に不明点がある場合は、PARTNERを運営しているPARTNER事務局(jicahrp@jica.go.jp)までお問い合わせ下さい。
記入例は、こちらをご確認ください。
(2)写真(提出必須) ※「Word」ファイルに添付して提出
Web応募では履歴書の写真欄に写真の添付ができなくなりましたので、別途履歴書用の写真をWordファイルに添付してご提出ください。提出にあたっては写真貼付台紙をご活用ください。写真は6ヶ月以内の撮影で、前向き、上半身、脱帽のものとしてください(デジタルカメラ等で撮影したものでも可)。Wordファイルのタイトルは次の例にならって、応募者氏名、提出日の順に記載ください(例:国際太朗(20130301).doc)。サイズオーバーにご注意願います(ファイルの推奨サイズ200KB程度)
(3)業務企画書(提出必須) ※「Word」ファイルで提出
氏名、応募案件名を明記の上、応募する案件の業務内容を踏まえ、以下の点について記述して下さい。なお、様式はありませんが、形式はA4版(縦ページ・横書)、目安として1行の文字数を35字及び行数を35行程度とし、分量は3枚以内となるようにして、Wordで作成し添付して下さい。Wordファイルのタイトルについては次の例にならって業務企画書、応募者氏名、応募書類提出日の順に記載ください(例:業務企画書(国際太朗)20130301.doc)。
なお、複数(2案件まで)の公募案件へ応募を希望される場合、業務企画書および、応募連絡書備考欄へ記載してください。
① 本件業務に「求められる資質と能力」の内、特に「★★★」並びに「★★」としている項目を参考にして、本業務に対応可能であることを説明して下さい。 なお、以下の点を含めるようにして下さい。
a. ご自身の長所・短所
b. 具体的な経験・実績
② ご自身で収集した本案件に関連する情報を分析したうえ、本業務を進める上でご自身が優先的な取組みが必要と考えること、留意すべきこと、具体的に実施しようと考えていることについて述べて下さい。
③ ご自身の事務処理について経験例を挙げて、自己評価して下さい。(業務調整の場合は、経理処理についても、具体的な経験を引用し、自己評価して下さい。)
※なお、履歴書上で、公募条件に「必須」と記載の条件を満たしているかどうかの有無が確認できない場合、業務企画書中に「必須」の条件を満たすことを示す経験、資格等を記載して下さい。
(4)公的語学資格証明書(写) ※PDFで提出
語学証明書の内容は選考の際に重視しておりますので、語学力を証明する書類を添付して下さい。 PDFファイルのタイトルについては次の例にならって公的語学資格証明書(写)、応募者氏名、応募書類提出日の順に記載ください(例:公的語学資格証明書(国際太朗)20130301.pdf)。
(5)海外居住状況確認書(提出必須) ※「Word」ファイルで提出
派遣時の待遇を検討するため、海外居住状況確認書に回答のうえ、添付してください。Wordファイルのタイトルについては、次の例にならって記載してください(例:確認書(国際太朗)20130301.doc)。選考に関わるものではありませんが、必ず提出してください。 - 応募書類
- ・履歴書
- ・業務企画書
- ・写真(所定の写真貼付台紙に貼り付け)
- ・語学証明書
- ・海外居住状況確認書
- 募集人数
- 1名
- 募集期間
- 2018/09/07 00:00 ~ 2018/09/19 12:00
- 選考手順
- 書類選考、面接選考、語学テスト(語学資格証明書の提出がない場合)、健康診断の結果等を総合的に判断して候補者を決定します。
1. 応募書類に基づく書類選考結果通知
10月3日頃までに、書類選考結果をPARTNERに登録されたメールアドレスに通知します。書類選考合格者に対しては別途面接前検査(Web経由)のご案内をしますので、必ず事前に受検をお願いします。
2. 面接選考
10月12日(予定)
※事前に案内した面接前検査(Web経由)を受検していることが必要となります(受検されない場合、面接選考の対象外となります)。
※原則として当方が指定した日程以外での面接は実施しません。
※なお、面接は原則として東京都千代田区二番町のJICA本部にて行います。面接予定日に海外に滞在しており、一時帰国が困難な場合にはJICA在外事務所のテレビ会議を使用して面接を行うことが可能な場合もありますので、応募画面で必ず申告してください。
3. 面接選考結果通知
10月22日頃までに、面接選考結果をPARTNERに登録されたメールアドレスに通知します。
4. 面接選考合格後に健康診断等を実施します。
※選考結果及びその理由についての個別の照会には一切お答えできません。また、応募書類は返却いたしませんのでご了承ください。 - 応募時の注意事項
- 【全公募案件共通の応募条件】
次のいずれかに該当する方は応募できません。また、応募後に該当することが判明した場合は不合格または派遣中止とします。
・JICA案件に従事中で、派遣予定時期までに当該業務が終了しない方。
・開発途上国に滞在して業務を遂行していただくため、70歳以上の方は応募いただいても意に沿えません。
以下に該当する方は、必ず応募時にお知らせください。
・本件以外のJICA案件に応募・選考中または応募予定の方は、応募画面の備考欄に必ずその旨記載してください。ただし、募集ポストによっては複数同時応募を禁止しているものもありますので、他の募集要項での応募制限の有無をご確認ください。なお、公募同士の応募は最大2件までとします。ただし、複数案件書類選考合格となった場合、原則として、先に面接選考合格となった案件が派遣案件となります(先行案件の合格通知と同時に、もう一つの案件の人選プロセスは審査対象外となります)。予めご了承ください。
選考後、派遣を決定するために必要な条件
選考に合格した後、以下の条件が整うことにより派遣が最終的に決定されます。また、派遣国の治安状況等によっては派遣の延期、中止となる可能性があります。
・健康診断に基づく当機構顧問医の判定
・語学証明書の提出が無い場合、語学テストによる語学力の証明
なお、下記の点についても留意の上ご応募ください。
・JICA案件に従事中の方は、本件に応募するために、任期を短縮、もしくは辞退することは原則認められません(草の根技術協力、技術協力プロジェクト、開発計画調査型技術協力等、所属先が法人として請け負っている業務に従事している場合も含む)。ただし、契約を途中で終了できるものについては対象外です。
・なお、現在JICA専門家等として派遣中の方で、仮に本公募に合格し、継続し派遣される場合でも、原則として新規派遣とみなされます。
【個人情報の取り扱い】
当機構では、個人情報の保護を目的として、応募者からの提出を受けて保有する個人情報について、以下のとおり、管理・保護いたしますので、同意の上、提出願います。
1.応募書類に含まれる個人情報は、当機構において適正に管理し、情報漏えい防止に最善を尽くします。
2.応募書類は、個人情報保護関連法令等で定める場合を除き、当機構が実施する技術協力専門家等派遣事業における審査・派遣手続き(派遣前中後)・公募に関する統計処理以外の目的では、使用いたしません。
【公募案件】(新規)ケニア 企画調査員(企画) ソマリア協力
独立行政法人 国際協力機構(JICA) 調達・派遣業務部 人材確保課
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