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団体情報

団体名 タンザニア・ポレポレクラブ
URL http://polepoleclub.jp/
団体種別 NPO/NGO
所在地 東京都
設立年月 1997/01
設立目的 タンザニア連合共和国において、地域住民と協力しながら人々が環境の荒廃を招くことなく、少しでも平和で安心して暮らしていける社会を築くための支援、協力をすること。また、村人自身の自主・自発的、持続的な村落植林活動を実現すること。さらに、海外との関わりだけでなく、日本における自分たちのあり方を見つめ、具体的活動につなげていくための諸活動、取り組みを行うこと。
活動分野 環境管理; 自然環境保全; 都市開発・地域開発; 農業開発/農村開発; 市民参加
主な活動内容・実績 主な活動実績(海外)
タンザニア連合共和国
1.村落植林活動支援事業(キリマンジャロ州)
2.収入向上・自立支援事業(養蜂、グループ貯蓄)
3.生活改善・適正技術普及事業(改良カマド、省水農法)
4.コーヒー農家支援事業(キリマンジャロコーヒー生産農家グループ支援)
5.国際交流事業(キリマンジャロ植林ワークキャンプ)

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主な活動実績(国内)
1.市民による現地協力支援活動(日本の市民とタンザニアの村人による協力活動の支援。手工芸品活動等)
2.参加型活動(イベント、書き損じハガキ・使用済切手等収集活動)
3.国際理解教育活動(講演会。セミナー)

登録団体からのお知らせ


 

世界遺産キリマンジャロで起きている人権問題を訴えるため
UNESCO世界遺産委員会に8千人分の署名を提出

ユネスコに対し、世界遺産キリマンジャロで起きている深刻な人権侵害、森林破壊の危機を訴える約8千人の署名を手にする、山麓住民の代表者たち

ユネスコに対し、世界遺産キリマンジャロで起きている深刻な人権侵害、森林
破壊の危機を訴える約8千人分の署名を手にする山麓住民の代表者たち


2005年に、世界遺産キリマンジャロで自然保護を目的として、山麓に暮らす10万人を超える村人たちが長く利用してきた生活の森(バッファゾーンの森)のすべてを取り込んだ国立公園。

村人たちを待っていたのは、国立公園管理組織による武器、暴力による彼らの森林利用からの徹底排除でした。暴力は子どもにもおよび、レイプされる女性、銃殺されてしまう村人まででています。

世界遺産の山でこのような人権侵害がすでに10年以上も放置されています。そこでタンザニア・ポレポレクラブは山麓の40の村々と協力し、国際機関およびタンザニア政府にこの問題の一刻も早い解決を要望するため、署名活動に取り組みました(署名活動はキリマンジャロ山麓、日本、英国で実施)。

集まった署名は約8千人分。この署名を要望書とあわせ昨年ユネスコ・タンザニア事務所に提出し、このたびユネスコ世界遺産委員会(パリ)にも提出しました。

いかなる理由があれ人権の侵害は許されるものではありません。ましてや世界遺産の山で命までが奪われています。私たちはユネスコ世界遺産委員会が事態の深刻さを受け止め、早急に調査チームを派遣するよう求めています。

また当会は、この問題を地域住民たち自身が世界に向けて訴えられるよう、そして政府がキリマンジャロ山の森林保全・管理において彼らが果たしてきた役割を再認識するよう、クラウドファンディングによるプロジェクトにも挑戦し支援していくことにしました。
→「世界遺産に想いの乗った木を植え、人と森、動物たちを守りたい」
 https://readyfor.jp/projects/eden

また、署名活動は今年中に1万人署名のタンザニア大統領提出を目指して、現在も継続中です。
http://polepoleclub.jp/kako-log1609.html

当会はキリマンジャロ山の村人たちと力を合わせ、世界遺産の山で起きている深刻な人権侵害、生活権の破壊という問題の解決にこれからも全力で取り組んでまいります。


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「キリマンジャロ山で起きていること、地域住民の声」
国立公園公社による暴行について報じる 現地新聞「The Citizen」(3月7日付)

タンザニア・ポレポレクラブはこの2月から3月にかけキリマンジャロ山での事業調査、プロジェクトフォローを実施いたしました。

今回現地では、キリマンジャロ国立公園の拡大に伴う問題のUNESCOへの問題提起、同問題の県議会・中央政府に対する対応とりまとめ、地域主体による森林管理フレームワークの完成、キリマンジャロ国立公園公社(KINAPA)への対応を含めた40村による地域組織KIHACONEの大雨季植林計画の策定、を主たる目的として活動に取り組んでまいりました。目的のすべてが、キリマンジャロ山での国立公園拡張に起因する問題の解決に関わっているといえます。

この問題が深刻なのは、それが地域住民の森林資源へのアクセスを禁じるもの(=生活権、生存権の侵害)だというだけでなく、国立公園を管理する政府組織による婦女子に対するレイプを含む組織的暴行、さらには村人の殺害まで発生していることです。森を守るためとはいえ、そのためにこのような人権の蹂躙が許されて良いはずはありません。

日々煮炊きをし、家畜に草などの餌を与えなければならない村人たちは森に入る以外に選択肢がなく、レイプや殺害の恐怖に怯えながらそれでも国立公園とされた森に「不法侵入」せざるを得ません。彼らの抱える恐怖はどれほどのものでしょう。今回国立公園公社の武装レンジャーに射殺された村人の写真を見ることがあったのですが、戦慄が走るものでした。

私たちが協力しているKIHACONEは、国立公園拡大という政策が地域住民にもたらしているこのような人権、生活権、生存権の深刻な侵害を広く訴えるため、報道機関による現場取材を申し入れました。キリマンジャロ山の4つの村で取材が行われ、各メディアによる報道が開始されたところです。

地域住民が望んでいるのは、「平和に、安心して暮らしていける当たり前の環境を取り戻したい」、「これまで環境を守ってきた自分たちに信頼を置いた政策に転換して欲しい」というものです。当会はこうした彼らの直面している困難と苦しみが一刻も早く解決されるよう、これからも全力を尽くします。そして彼らの声を少しでも広く世界に伝え、この問題の解決に向けて動くよう働きかかけていきたいと思っています。

●国立公園問題解決のために署名キャンペーンにご協力ください!
 →https://t.co/n5LRzXpbfi
  「人も森も守っていないキリマンジャロ国立公園。タンザニア政府に国立公園拡大政策の見直しを求めます!」

 

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世界への訴え
国立公園問題解決のために皆さんの声の力をお貸し下さい!~


タンザニア・ポレポレクラブは、森林保護を目的として2005年にキリマンジャロ山で実施された、地域住民の生活の森であるバッファゾーン"ハーフマイル・フォレスト・ストリップ"(以下HMFS)に対する国立公園の拡大に反対してきました。それは第一に、その目的とする森林保護は、国立公園の拡大によっては成し得ないと考えるからであり、第二に、そこに長く暮らしてきた人々の生活を顧みることのない自然保護政策は間違っていると考えるからです。
 
上空から見たキリマンジャロ山図

 
加えて国立公園拡大という政策には、さらに根源的な問題があります。それは、国立公園拡大の一義的な目的は、地域住民の森林資源利用からの完全排除による森林保護の達成にありますが、そもそも森林を破壊したのは地域住民なのかという問題です。上図1(Fig1)は、キリマンジャロ山のかつての森林保護区(現在は国立公園に編入)に設定されていたHMFS(網掛部)を表していますが、そのうち点線で囲まれた部分のHMFSでは多くの森林が失われ、丸裸のようになった尾根も数多くあります。一方、点線で囲まれていない部分のHMFSには今でも豊かな森が残っています。

次に図2(Fig2)は、政府の作成したキリマンジャロ山の森林管理図をもとに当会が作成したものですが、図中の赤丸印はそのエリア一帯がかつて政府の森林プランテーションであったことを表しています(青丸印は、HMFSを除く森林保護区内にあった政府のプランテーション。黒丸印は、現在も継続しているプランテーション)。図1、2から明らかなのは、HMFSで森林が失われているエリアは、かつて政府が商業伐採を行っていた森林プランテーションがあったエリアと一致しているという事実です。国立公園拡大が拠って立つ唯一の論拠、前提は、「HMFSの最大の森林破壊者は地域住民である」ことです。しかしこの論拠はまったく成立しません。しかもプランテーションがなかったHMFSの森は、今でも良く守られているのです。このことは、森林の最大の破壊者とされた地域住民が、実は「森林の最大の保護者」であることを如実に物語っています。

それにも関わらず、世界遺産の山で地域住民に犠牲を強いるだけのこのような不合理で不条理な自然保護政策がなぜまかり通るのでしょうか?その背景には、先進諸国から国立公園を拡大すべきとの提言があったことを見逃すことは出来ません。そしてこの誤った政策を正す力を持っているのもまた世界の力、私たち一人一人の声なのだということを、現場での取り組みを通して痛切に感じています。世界の力がタンザニア政府の誤った政策判断を後押ししたように、その誤りを正すために政府を動かすことが出来るのも、やはり世界の力、世界の人々の声です。その力がいま必要とされています。キリマンジャロ山で起きている不条理な現実を少しでも多くの方に発信し、森も人も守らないこの誤った政策が一刻も早く正されるよう、皆さんの声の力をお貸しください!


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キリマンジャロ山の国立公園拡大問題と当会の取り組み 
~消えた住民たちの森~

 
 
世界遺産でもあるキリマンジャロ山では、過去100年間に約3割の森が失われたと言われており、その傾向は現在も続いています。森林保護に対する世界からの圧力もあり、タンザニア政府はその対策に乗り出しましたが、そこで「森林破壊の元凶」とされたのは地域住民でした。2005年、政府は彼らを森林から排除するため、彼らの生活を支えてきた緩衝帯の森"ハーフマイル・フォレスト・ストリップ"(以下HMFS)の国立公園への編入を断行しました。

しかし当会は以下の理由から、この政策に反対しHMFSからの国立公園の指定解除を求めています。

(1)森林破壊の元凶は地域住民なのか
現在HMFSで広大に森林が失われているエリアは、かつて政府が森林プランテーションとして商業伐採を行っていたエリアとほぼ一致します。これは政府が伐採後に再植林をしなかったためで、地域住民に森林破壊の責を負わせ、その排除によって森林保護の実現を図るとするHMFSの国立公園への編入は、政策としての合理性をまったく欠いています。しかもその裸地化したHMFSに森林を回復するために植林に取り組んでいるのは地域の住民たちなのです。

(2)森林を守ったのは/守れるのは誰か
キリマンジャロ山の森林に関する研究は、過去最もHMFSの森が守られていたのは、タンザニアの独立以前、地域住民にその管理が委ねられていた時期であったことを指摘しています。さらに住民利用だけに限られていたHMFSは、プランテーションがあったHMFSに比べ、今でも良く森が残されていることが衛星画像からも明らかです。このことは過去のみならず、現在においても、森の最大の守護者は地域の住民であることを裏付けています。国立公園化は、森を守るどころかその森から守護者を奪ったに等しい政策だといえます。

(3)誰にも守れない国立公園法
国立公園法は地域住民による資源利用はもとより、森の中に入ることさえ許しません。しかし法によって日々のニーズ(薪、飼料等)が消えるわけではない以上、彼らは生活維持のために森に入り続けるしかありません。一方、国立公園を管理するキリマンジャロ国立公園公社(KINAPA)は、「不法侵入者」である彼らと激しく対立し、徹底排除に乗り出します。しかし住民ニーズが存在する以上、彼らの完全排除は不可能で、この現実にKINAPAは一部で「犯罪行為」に目をつぶり始めます。この時点で既に国立公園法は破綻しています。誰も遵守できない法の下に森を置くことの誤りは明らかであり、またそれによって森林保護が成立する筈もありません。


◇キリマンジャロ山における地域住民主導による新たな森林保全・管理の実現を目指して◇

国立公園化は森も守れず人々を苦しめるだけの政策であり、当会はHMFSから国立公園を解除した上で、地域住民が主体となったキリマンジャロ山における新たな森林保全・管理の仕組みを構築し、またその仕組みを森林条例等によって法制化することを政府に働きかけています。またその実現を目指して、国立公園化された森林に沿う39の村々と協力しています。具体的には以下のプロセスによってこれを実現しようとしています。

 (1) HMFSからの国立公園指定の解除(県、州、中央政府、国会議員との協議)
 (2) 地域主導による森林管理の仕組み作り
   ① 国立公園化された森林に沿う39村を繋ぐネットワーク組織のを立ち上げ
   ② 39村の統一的戦略に基づく新たな森林保全・管理の枠組みと制度構築
   ③ 各村における森林利用規則の見直し、整備
 (3) 上記(2)の枠組み及び制度の法制化
 (4) 地域住民の森林保全・管理に向けた持続的・内発的意思の側面支援
 
 39村のネットワーク組織立ち上げ

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