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JICA事業に携わる職種の紹介

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概要


調査団員とは、JICAが案件形成や事業実施監理、評価などに伴い派遣する各種調査業務に参加し、専門的知見を生かして報告書の作成、今後の取り組みに関する提案などの業務に従事する人材です。

契約期間は、通常1週間から数カ月程度です。

求められる資質と能力

求められる資質と能力は個々の案件により異なりますが、一般的に「分野・課題専門力」「問題発見・調査分析力」「コミュニケーション力」の3つの資質・能力が中心となります。
「国際協力人材に求められる6つの資質と能力」も併せてご参照下さい。)

分野・課題専門力/問題発見・調査分析力

JICAが調査を実施する際、まず調査に必要とされる「業務担当事項」を、公示のプロセスを通じて提示します。そこで示される業務内容を遂行するためには、現地における調査担当分野の状況を的確に把握するため、経験に裏打ちされた高い「分野・課題専門力」、そして、そのような高い専門性に基づき、短い調査期間で一定レベルの成果を出すための鋭い「問題発見・調査分析力」が必須の能力です。

求められる分野・課題専門力は案件によって千差万別です。例えば、「水質汚染対策」といった分野を担当する調査団員は、水質管理や環境に関する法令、制度、組織、人材育成や、中央政府と地方政府との権限、指導監督体制などに関連する日本や海外での業務経験や途上国における類似業務や調査の経験が必要となります。またこのような知見、経験をもとに的確に現地の状況を把握、分析し、問題の諸源とその解決方法を推察する能力が求められることになります。

同じ担当分野であっても、地域や国によって状況は異なります。しかし、類似業務や類似する調査対象国での調査業務経験に基づいた知見や経験、そしてそれらを活用/応用した洞察力や分析能力が期待されています。

コミュニケーション力

分析作業に必要とされる質の高い、かつ、十分な量の情報を収集するため、また、適切な情報ソースを短期間に見いだすためには、相当の「コミュニケーション力」を有することが求められます。また、調査を円滑に進めるためにワークショップを開催することもありますが、このような場合にも、コミュニケーション力が重要な能力になります。