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JICA事業に携わる職種の紹介

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概要


国内健康管理員とは、JICA本部に配属され、国内外で働くJICA関係者(随伴家族も含む)などの健康管理を支援する業務に携わる看護師です。JICA関係者の健康状態の把握から、健康相談、医薬品・診断書の管理、医師・医療機関との連絡調整、緊急移送業務等、医療・健康に関わる多岐にわたる業務を担います。

契約期間は、1年程度です。(契約期間は、双方の合意に基づき、同一の案件について契約期間が5年間を上限として更新される可能性もあります)

求められる資質と能力

求められる資質と能力は個々の案件により異なりますが、一般的に国内健康管理員において必要とされるレベルは以下のとおりです。
「国際協力人材に求められる6つの資質と能力」も併せてご参照下さい。)

多岐にわたる医療知識

国内健康管理員が直接医療行為を行うことはありませんが、途上国ではさまざまな病気が存在することから、国内健康管理員には、感染症を含む幅広い病気に関する知識と、その予防や基本的な治療に関する知識や経験に基づき、JICA関係者に助言を行うことが求められます。

また、日本と環境が異なるストレスフルな中で活動する関係者は、メンタル疾患に罹るリスクも高まりますので、メンタルヘルスケアについても基本的な知識が求められます。さらには、生活習慣病についての知識・予防対策・啓発方法についても知識が必要です。

マネジメント力

JICA関係者の健康相談や傷病対応、啓発活動、緊急移送などを円滑に実施するためには、現地事務所や現地医療機関、及び本部関係各部署など、多方面にわたる関係者の対応を調整することが求められます。医学的知識や豊富な臨床経験等に基づく判断力、常に冷静、かつ客観的に物事をとらえ、論理的に対処する能力も不可欠ですが、組織内で関係者の派遣形態別に異なる制度を踏まえ、個人情報保護にも十分留意しながら、対象案件に迅速に対処することが重要です。

国内健康管理員は、基本的には日本国内での業務ですが、現地から送付されてくる所見やデータなどは現地の言語で書かれていますので、基本となる語学力は必要です。前述のような様々な能力は重要な資質ですが、コミュニケーション力も関係者との意志の疎通を図り、日頃からの信頼関係を築くために不可欠な能力といえます。