2016年7月9日(土)、JICA市ヶ谷ビルにおいて「国際協力人材セミナー in 東京」を開催しました。当日は生憎の雨でしたが、300名以上の方々が参加くださいました。その模様について、以下にレポートします。

(当日のセミナープログラムの各セッション・企画のタイトルから各レポートを参照いただけます)

当日のセミナープログラム

時刻 本プログラム
メイン会場(国際会議場) イベント会場(セミナールーム 600) イベント会場(セミナールーム 201)
10:00~10:20 全体セッション
開会、進行案内
挨拶、講演
PARTNERサイトの紹介

講師:JICA国際協力人材部
- 休憩10分 -
10:30~11:00 国際協力の全体像セッション

講師:JICA国際協力人材部 人材養成課

JICAセッション(1)
公募型専門家について①

JICA国際協力人材部
国際協力人材限定


- 休憩10分 -
11:10~12:40 国際機関セッション
~国際公務員になるために~


講演団体:外務省国際機関人事センター国連アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)
JICAセッション(1)
公募型専門家について②(パネルディスカッション)

国際協力人材限定

モデレータ:JICA国際協力人材部 人材確保課
パネリスト:JICA公募型専門家
- お昼休み 50分-
13:30~14:50 開発コンサルタントセッション
~開発コンサルタントという仕事~


講演団体:一般社団法人 海外コンサルタンツ協会株式会社 コーエイ総合研究所株式会社 建設技研インターナショナル
NGOセッション
~NGOで働くと言うこと~


講師:特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター(JANIC)
JICAセッション(2)
JICAの仕事について


講師:JICA人事部
- 休憩10分 -
15:00~16:20 国際協力経験を活かす
~民間企業という選択~


講演団体:株式会社 andu amet
JICA青年海外協力隊事務局 参加促進・進路支援課
JICAセッション(3)
JICAボランティアについて


講師:JICA青年海外協力隊事務局 募集課
16:20~16:30 閉会

その他

・10:00 ~ 16:20 登録団体出展コーナー
・10:00 ~ 16:15 個別キャリア相談
・11:10 ~ 16:00 フリートークスペース
・13:30 ~ 16:00 座談会
・16:30 ~ 17:20 意見交換会

全体セッション

2016TKY_A01  全体セッションでは、JICA国際協力人材部 部長の高島から、冒頭、「国際協力のキャリアを目指す方へ」と題して、JICAのミッションである政府開発援助(ODA)の意義や日本の政策とJICA事業の位置づけ、持続可能な開発目標(SDGs)などの国際的な枠組みや国際協力を取り巻く環境の変化、深まる日本と途上国の相互依存関係など、大局的な観点から国際協力業界の動向について解説しました。
 加えて、JICAの人材確保の課題や、国際協力と日本の地方創生の関連性、国際協力人材部の役割などの説明があり、最後に私見として、国際協力人材には「構想力(夢を描く力)と実行力、粘り強さ、顧客志向(相手の立場に立って考える姿勢)」を持ってほしいとメッセージを送りました。

「国際協力の全体像」セッション

 国際協力の全体像セッションでは、JICA国際協力人材部 人材養成課課長補佐の永瀬から、国際協力のキャリア形成に役立つ基本情報として、国際協力の全体像を示しながら、その仕事の多様性や関わり方の違いなどについて説明しました。
 まず、国際協力には様々な参画の仕方があり、特に国際協力に携わる主なアクターとして、開発コンサルティング企業、国際協力NGO、国際機関、JICAというアクターがあることを紹介、各アクターの仕事内容と求人の概要を解説しました。
 また、国際協力の労働市場で大きな位置を占めるJICAと各アクターの関係性を説明し、JICA事業に携わる人材が多岐に渡ること、そして、プロジェクトで働くJICA専門家やJICAの在外事務所で働く企画調査員などを例に挙げながらJICA関連人材全般の概要説明がありました。
2016TKY_B01  続いて、国際協力の仕事を契約形態と業務内容の特徴から、各アクターや職種に分類したマトリックスを基に、国際協力の業務は主にマネジメント系(計画・立案・調整タイプ)とスペシャリスト系(実践・現場タイプ)に分かれること、「国際協力人材に求められる6つの資質や能力」として、コミュニケーションや総合的なマネジメント能力がベースとして求められることを解説し、その上で、JICAの提供するキャリア形成の支援プログラムとして、インターンやジュニア専門員などを紹介しました。
 最後に、国際協力を目指すにあたり、資質と能力(CAN)に加えて、意志・意欲・動機(WILL)が重要であり、そのバランスが取れたところで活躍できるようになるため、「WILLである動機を明確にし、CANである専門性や語学力などを高めるために日々の自己研鑽が大切である」とメッセージを送りました。

JICAセッション(1) 公募型専門家について①

2016TKY_C01  JICA国際協力人材部 人材確保課の後藤より、JICAが国際協力人材として募集している職種は主にスペシャリスト系、マネジメント系の区別がある旨を説明した上で、公募は主にマネジメント系職種を募集していることを説明しました。実際に公募案件のうち、約8割がマネジメント系( 業務調整員:44% 、 企画調査員:37% )であるという傾向が示され、公募の代表的な職種である業務調整員や企画調査員は業務内容の難易度によって格付けが行われていること、格付けによって求められるスキル、業務経験が異なることについてデータを用いて解説しました。また、PARTNERサイトでどのように公募案件情報を収集するのかといった、PARTNERサイト活用術を紹介した上で、応募に際してはプロジェクトの背景や業務内容、関係者などを把握し、自分がどのように働くかといった具体的なイメージをもって応募してほしいとメッセージを送りました。

JICAセッション(1)公募型専門家について②(パネルディスカッション)

 公募型専門家の仕事内容について、さらに理解を深めてもらうことを目的に、開発途上国での業務経験を有する3名の方をパネリストとして招き、派遣先での実体験談を中心にお話しいただきました。

~・~・~パネリストの皆様~・~・~

●野口 義明(のぐち よしあき)氏(国連開発計画(UNDP)
  民間セクター開発・産業振興分野の企画調査員としての経験を持ち、現在は日本政府及び国内関係機関との連携窓口としてパートナーシップ形成およびリソース・モビライゼーションを担当。
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●丹羽 明子(にわ あきこ)氏
  青年海外協力隊に参加後、開発コンサルタントを経てウガンダ、南部アフリカでの公募型専門家の経験を持つ。
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●浦野 義人(うらの よしひと)氏
  青年海外協力隊、地域開発コンサルタント、ジュニア専門員、広域企画調査員など様々な経験を有する。
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~・~・~・~・~・~・~・~・~


 パネルディスカッションでは、公募型専門家案件の情報収集、自己PR方法について話があがり、野口氏より、公募案件に応募するにあたって、情報収集、案件選択、履歴書作成、企画書作成、面接、人脈について、それぞれのポイントが語られました。丹羽氏からは、家族を帯同してアフリカに赴任した自身の経験や途上国での仕事と子育ての両立について語られました。
 質疑応答では、「専門家は契約の仕事が多い中でキャリアが途切れてしまわないのか」「マネジメント経験が無い場合、どのようにマネジメント経験をアピールすればいいのか」などの質問があがりました。また、「派遣国の現地の人との信頼関係を構築するためにどのような事を心がけているか」という質問では、浦野氏が、現地の人と顔を合わせ、できる限り現地の言葉を使ってコミュニケーションをすることで信頼関係を構築できると回答されました。
 最後に、3名から「PARTNERから配信される情報に常にアンテナを張り、怯まずに応募することが国際協力分野で働くことへと繋がっていく」とメッセージを送られました。
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国際機関セッション ~国際公務員になるために~

2016TKY_D01  外務省国際機関人事センター から、萩野 敦年(はぎの あつとし) 課長補佐をお招きし、「国際公務員になるために」をテーマに講演いただきました。
 国際機関で働くための「グローバル人材」の必要最低要件として、「専門家であること」と「英語ができること」を挙げられました。大学卒業後に大学院を経て、大学院で学んだ分野の職務を2年間経験することで、最低限の専門性を身に付けることができると説明いただきました。
 また、国際機関の採用制度はポスト毎であるために、異動・昇進も空席ポストに応募しなければならないが、国際機関の入口として3つの募集制度について紹介いただきました。

 ・国際機関のポストに空きが生じた場合に出される「空席公告」
 ・国連事務局が主催する「YPP(Young Professional Program)試験」
 ・外務省が主催する「JPO(Junior Professional Officer)派遣制度」

 「国家公務員の道は難関のため、大学在学中に英語圏への留学やインターン、ボランティアへ参加をし、その時に出来ることを積極的に挑戦して経験を積んで欲しい」と参加者にエールが送られました。

2016TKY_D02  続いて、実際に国際機関の業務経験者として、国連開発計画(UNDP)国連アフリカ経済委員会(UNECA)などの海外事務所を経験し、現在は国連アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)に勤務されている奥田 敦子(おくだ あつこ)課長から、「国際機関の仕事について」をテーマに講演いただきました。
 国際機関で働くために必要なこと、求められることは、語学力や専門知識、交渉力、実行力であり、特に語学力に関しては、現地の言葉を話せるだけではなく、うまく意図が伝わるようなコミュニケーションを取れることが必要であると解説いただきました。アフリカ地域では、会議や資料はフランス語が使用されるため、英語だけではなく複数の言語を学ぶことが必要であるとご自身の経験からお話しいただきました。
 また、国際機関の高い求人倍率を勝ち抜くためには、はっきりとした目的意識と熱意を持つことが大切であるとし、「自分の持っているスキルをどういったことに応用できるかを常に追い求めて欲しい」とメッセージを送られました。

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 昼休みをはさみ、国際会議場では「開発コンサルタントセッション」、「国際協力経験を活かす~民間企業という選択~」を、セミナールーム201では「JICAセッション(2)JICAの仕事について」、セミナールーム600では「NGOセッション」、「JICAセッション(3)JICAボランティアについて」を行いました。

開発コンサルタントセッション ~開発コンサルタントという仕事~

2016TKY_F01  開発コンサルタントセッションでは、開発コンサルティング業界の概要説明ののち、開発コンサルタントの仕事内容や求められる人材像、キャリアパスをパネルディスカッション形式で紹介いただきました。

 一般社団法人 海外コンサルタンツ協会(ECFA) 人材育成・研究会・広報業務の河野 敬子(こうの けいこ) マネージャーより、開発コンサルティング業界の概要や活躍する領域、JICAなどの援助機関との関係、そして、開発コンサルタントの仕事は、ものづくりを支援する「ハード系」と、ひとづくりを行う「ソフト系」に分かれることなどを解説いただきました。
 パネルディスカッションは、河野氏がファシリテーターを務め、「ハード系」と「ソフト系」の開発コンサルタントの方、1名ずつ登壇いただき、それぞれのキャリアパス、国際協力の仕事のやりがいや大変だったことのエピソード、これから開発コンサルタントを目指す方に対してメッセージをいただきました。

~・~・~パネリストの皆様~・~・~

2016TKY_F02 ●内藤 晃司(ないとう こうじ)氏 (株式会社 建設技研インターナショナル
  環境・土木分野の調査・設計を4年間経験後、約15年間にわたりJICA地下水開発・上水道分野の調査・設計業務に従事。
  現在進行中の無償資金協力事業「チョータラ市導水システム改善計画」では業務主任を務めている。
  「ハード系」開発コンサルタントとして活躍中。


2016TKY_F03 ●長井 圭子(ながい けいこ)氏 (株式会社 コーエイ総合研究所
  技術協力プロジェクトの副総括1件、調査案件の総括6件を経験。
  2016年6月、技術協力プロジェクトでは初となる総括案件に参画。
  「ソフト系」開発コンサルタントとして活躍中。




~・~・~・~・~・~・~・~・~

 ディスカッションでは、開発コンサルタントに求められることとして、人間力(コミュニケーション力)、広い視野をもつこと、管理能力、クライアントに接する際に公平さを担保すること、そして、誠実かつ謙虚であること、などが挙げられました。現地の方と一緒に学び、成長していこうという姿勢が大切であり、また、日本の技術的な優位性が希薄化している中で、更なる品質やフォローアップの向上をはかり、「日本的な国際協力」を提供していくことが求められていると解説していただきました。
 最後に、「開発コンサルタントとして、国際協力の現場において活躍するためには、ベースである日本での自らの生活を充実させること、そして、ODA業務に従事する以上、相手国の方は、日本を代表して派遣されているという認識なので、その専門についての日本の経験や知見を存分に持って仕事をしてほしい。」とメッセージをいただきました。

JICAセッション(2) JICAの仕事について

2016TKY_G01  JICAセッション(2)JICAの仕事についてでは、JICA人事部 人事企画課の美甘から、「JICA事業」は途上国の国づくりであるとして、主な業務内容や他の援助機関との違いを中心に「JICA職員の仕事」に関して紹介しました。
 具体的には、クライアントである開発途上国政府と共に課題解決の方法を考え、単に解決策を考えるだけではなくJICAの持つさまざまな援助メニューを用いて最適なソリューションを提供していくことであると説明しました。
 今年は、就職活動を控えた大学生や若手社会人の方が多く参加されていたためか、例年以上に質疑応答が盛り上がりました。JICAにおいて大学での専攻を活かす機会はあるか、国際協力の現場で活躍するにはどんな経験を積んでおくべきか、といったような質問があり、美甘氏は、自身の学生時代の関心や入構のきっかけなど、これまでの経歴も交えて回答しました。

NGOセッション

2016TKY_H01  NGOセッションでは、 特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター(JANIC) の松尾 沢子(まつお さわこ) マネージャーに、「NGOで働くということ」をテーマに講演いただきました。
 自己紹介、日本の国際協力NGOの概観、職場環境と求人募集の実態、NGOで働くという事について説明いただきました。
 特に、職場環境と求人募集の実態についてはデータを用いて、普段聞くことができないような詳しい内容を紹介いただきました。また、NGOで働くことはどういう事なのかという点で、「NGOで働くという事は、当事者として案件に関わることができることであり、非常にやりがいのある仕事である」とお話しいただきました。

 最後に、「NGOを仕事として考えるのであれば、①国際協力への思いを確認する。②働く前にNGO活動に参加してみる。③働きがいを何に求めるのか確認する。といった3点を考えてほしい」とアドバイスを送られました。

国際協力経験を活かす ~民間企業という選択~

2015TKY_I01  「国際協力経験を活かす ~民間企業という選択~」では、国際協力経験を活かした民間企業での活動という観点で、株式会社 andu ametの長谷川 綾(はせがわ あや) 代表代理 にご講演いただきました。
 途上国でビジネスを続けるために最も大切なことは、「共感できるビジョン・ミッションを探すこと」であるとお話しいただきました。また、途上国におけるビジネスでは多くの課題・問題と向き合う必要があると話され、例えば、エチオピアでは、「法律/規則が煩雑、不明瞭」、「役人の専門知識レベル」、「基本インフラの未整備」、「深刻な外貨不足」など多くの課題が存在しているなど、日々の苦労されている様子をお話しいただきました。課題・困難に立ち向かい続けるためには、なんとなく国際協力に従事したいということではなく、明確なビジョンやミッションが不可欠であるとメッセージをいただきました。なお、株式会社 andu ametは、「エチオピアンシープレザーを通じて、世界にラグジュアリーを届けたい」ということがミッションとのことです。
 会場には実物のバッグもお持ちいただき、多くの参加者の方が手に取ってエチオピアのレザーの柔らかく、やさしい感触を確かめていました。

 続いて、JICA青年海外協力隊事務局参加促進・進路支援課 課長の矢部より、JICAと民間企業の連携の一例として、民間連携ボランティア制度の説明や、起業された方の事例を紹介しました。
 民間連携ボランティアは若手社員や管理職の育成、また企業の新興国への事業展開などを目的として、民間企業とJICAが協力し、青年海外協力隊・シニア海外ボランティアの制度を活用する仕組みで、一定の条件はありますが、連携する民間企業に対する補てん制度も設けている旨を説明しました。そして、「ますますグローバル化が進む中、本制度を是非活用いただきたい」と締めくくりました。

JICAセッション(3)JICAボランティアについて

 「JICAセッション(3)JICAボランティアについて」では、JICA青年海外協力隊事務局募集課課長の永田より、青年海外協力隊は、募集している分野が多岐に及び、また分野ごとに募集しているスキルの違いがある点などを説明しました。その後、同じくJICA青年海外協力隊事務局募集課の三角が、自身が青年海外協力隊員として行ったパレスチナ難民及びシリア難民のキャンプで子供たちに対して行った図工などの情操教育活動について、現地で撮影した写真を交えながら紹介しました。
 最後に、「青年海外協力隊には専門性が必要な分野から必要でない分野まで、多くの募集分野が存在しているため、積極的に応募してほしい」というメッセージを送りました。

■特別企画■

登録団体出展コーナー

 受付開始と同時に登録団体出展コーナーをオープンし、各団体のパンフレットなどを配布しました。当日は、特定非営利活動法人 ワールド・ビジョン・ジャパン株式会社 エナジャイズ株式会社 国際開発ジャーナル社特定非営利活動法人 Teach For Japan、千葉県JICA派遣専門家OB会、一般社団法人 広島平和構築人材育成センター(HPC)より担当の方が駆けつけてくださり、来場者の方に活動内容、業務内容などの説明を行ってくださいました。ご協力ありがとうございました。

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当日出展されたのは、以下の団体です。(順不同)

個別キャリア相談

 今回、約40名が 個別キャリア相談 (一人30分・予約制)を利用されました。
 キャリア相談を受けた方からは、「自分の指向、スキルにあわせて細やかにアドバイスしてくれた。自分の考えていたことを肯定してもらい、背中を押してもらった気がした」、「新しい視点を持ち、広い視野で考えていくためのアドバイスをいただきました。狭い視野で考えていたことに気づかされました」、「国際協力とは何か、キャリアの可能性などについて、丁寧に説明してもらって感謝している。今の仕事を続けるモチベーションも沸いた。」などの声を多数いただきました。

 なお個別キャリア相談は、毎週木曜日にJICA本部(東京麹町)でも実施しており、Skypeを利用したリモート対面個別キャリア相談も受け付けておりますので、こちらも是非ご利用ください。

 ★対面相談は国際協力人材登録者限定のサービスです。ご希望される方は予め 登録 をお願いします。

フリートークスペース

 昨年好評いただいた、来場者が各セッションの講師やJICA職員を囲む形で質問、相談することが可能な「フリートークスペース」は、今年はセミナルーム201、202とスペースを増やして実施しました。来場者からは熱心な質問が続き、中には1時間近く話が盛り上がったセッションもありました。開発コンサルタントセッションやNGOセッションの講師や国際機関セッション講師をはじめ、講師の皆様方には、時間のある限り、ご協力いただきました。ありがとうございました。

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時間 201AB 202AB
11:10~11:40 JICA国際協力人材部
※(B)「国際協力の全体像」セッション講師
12:00~12:30 JICA国際協力人材部
※JICAボランティア(JOCV・SV)を含む国際協力人材に関する説明
13:30~14:00 公募型専門家
※(E)JICAセッション(1)公募型専門家について②講師

JICA国際協力人材部
※(C)JICAセッション(1)公募型専門家について①講師
14:15~14:45 公募型専門家
※(E)JICAセッション(1)公募型専門家について②講師

JICA青年海外協力隊事務局
※(J)JICAセッション(3)JICAボランティアについて講師
15:00~15:30 (一社)海外コンサルタンツ協会
(株)コ―エイ総合研究所
※ (F)開発コンサルタントセッション講師

JICA人事部
※ (G)JICAセッション(2)講師
外務省国際機関人事センター
国連アジア太平洋経済社会委員会
※(D)国際機関セッション講師

(特活)国際協力NGOセンター
※ (H)NGOセッション講師

座談会

 午後のセッションと並行して、すっかりセミナー恒例となってまいりました座談会を今回も開催しました。今回は、「国際機関での活躍を目指して」、「開発コンサルタントとしての活躍を目指して」の2つのテーマで開催しました。国際機関、開発コンサルティング企業で活躍されている国際協力経験者(講師)、国際協力の世界に踏み出したい大学生・若手社会人や、青年海外協力隊経験者、民間企業・公的機関での数年以上の経験を有する社会人などが参加しました。
 「国際協力の世界で、今後、日本人に期待される資質・分野とは?」、「国際機関で開発コンサルタントとしてキャリアを築くために、今の経験をどう活かせるか?どのように専門性を高めるべきか?」、「国際機関で開発コンサルタントとして活躍するための"コツ"は?」など、たくさんの質問がでました。
 参加者からは、「さまざまな経験を持った参加者からアドバイスや多様な話を聞けたので勉強になった」、「60分間があっという間に感じられました。もっと皆さんと議論をしてみたかったと思うほど興味深く参加することができました」など、座談会が終わってからも、講師の方と、さらには参加者の方同士で熱心に話す光景が見られました。

意見交換会

 全てのセッション終了後、来場者、講演者を含む意見交換会を開催しました。
 事前に申し込みをしていただいた方に加え、講演や座談会に参加してもっと「情報収集したい」と当日飛び入りで参加された方が加わり、講師やJICA職員も含めて総勢50名近い会となりました。
 参加いただいた方からは、「分け隔てなく話せる空間でとても楽しかったです」「実際に国際協力をされている方、また目指している方とお話しできる機会はなかなかないので、とても有意義な時間になった。視野を広げる大変良い場となりました」、「いつかボランティアに参加したく、お話しを直接聞きたかった。セッションやフリートークに加えて、意見交換会で様々な人から話を聞けて更に興味が湧いた」とのお声をいただきました。

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PARTNERでは、イベントの他にも、WEBサイトを通して引き続き皆様に有益な情報を提供できるように企画してまいりますので、どうぞご期待ください!

 なお、今年の国際協力人材セミナーは、バングラディシュの邦人襲撃事件の後の開催となりました。全体セッション冒頭及び開発コンサルタントセッションでは発表者から、事件でお亡くなりになられた方へのお悔やみ、哀悼の意と負傷された方への一刻も早い回復を祈念する旨が表明されました。


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