イベントレポート
2023.3.3(金) 18:30~20:50
国際協力業界で働く上で、技術協力の専門性だけではなく、多岐にわたるスキルが必要とされています。
中でもマーケティングや企画、経理など、一般事務を含む「バックオフィススキル」の需要が増々高まっています。
第3回国際キャリアフォーラムでは「バックオフィススキル」を持って国際協力業界に参画し、活躍されている方にご登壇いただき、多様なキャリアやスキル、国際協力業界への「道筋」についてお話しいただいただきます。
途上国の社会課題解決への熱い思いと、今自分の持っている「強み」を活かして国際協力業界で活躍しませんか?
プログラム
(※敬称略)
2023.3.3(金)
江崎 千絵
JICA人事部 開発協力人材室 室長
大学時代、国際協力と日本語教育を学び、卒後1年間、日本語教師アシスタントとして米国の公立学校で勤務、帰国後、民間企業(水産会社)のODA部門で3年勤務。
民間企業では、無償資金協力や専門家派遣などのバックヤード業務(精算業務、派遣手続き、経理処理等)に従事し、社会人としての基礎的な能力・スキルを獲得、より深く国際協力に関わりたいと決意し、JICAに転職。
入構後は、国内機関での開発教育、NGO連携、広報業務を経験した後、東南アジア・南アジア地域を中心に基礎教育協力事業、留学生事業などや、ケニア事務所での総務・環境分野協力事業、人事部での職員の能力開発などに従事。子どもから大人までの学び・成長支援を軸に国際協力のキャリアを形成中。途中、働きながら大学院に進学し、MBAを取得。
島 彰宏氏
認定NPO法人テラ・ルネッサンス 啓発事業部 台湾事業担当
1989年、京都府生まれ、神戸大学大学院国際協力研究科修了。小学生の時に曾祖父が広島の原爆で亡くなったことを知り、世界平和に関心を持つ。大学院にて、アフリカの紛争研究をする中で、ケニアにて平和教育に関する調査を実施。
大学院修了後は、旅行会社にてWEBマーケティングの仕事に就く。2017年10月にテラ・ルネッサンス入職後、オンラインでの広報やファンドレイジングを担当すると同時に、2017年11月に開設された佐賀事務所のスタッフとして、佐賀県を中心として九州での啓発活動を取りまとめる。その後、京都事務局を拠点とし、啓発事業部オンラインマーケティング担当として活動した。
現在は台湾に駐在し、台湾現地での啓発活動・ファンドレイジングを担当。本邦NPOによる人道支援以外の目的での国外の拠点設置という、数少ない試みにチャレンジしている。
鶴田 亜津佐
JICAケニア事務所 職員
現在はJICAケニア事務所で農業・農村開発分野の技術協力事業や資金協力事業を担当。
新卒・社会人は大阪で民間企業(航空業界)のサービス部門でスタートし、その後三重県の小さなNPO法人へ転職。地域イベントの企画・運営から一般事務などを幅広く経験した後、出身地・愛知県名古屋市に拠点を有するJICA中部国際センターへ契約職員として2回目の転職。
これがきっかけで人生が大きく変わり、4年目と6年目の計2回の社内試験を経て、7年目に東京のJICA本部(農村開発部)へ異動。ケニアとウガンダの農業・農村開発分野の技術協力や調査業務の担当を経て2021年8月にケニアへ赴任、現在に至る。
オーストラリア国立大学・人文社会学部卒、イタリアILOトリノ大学・社会イノベーション修士(仕事をしながらオンラインで2021年に習得)。現在もオンライン修士課程でアグリビジネスを勉強中。
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