■ミャンマー駐在スタッフ@バゴー市■ミャンマー製クラフト商品開発を通じた特産地形成を支援するNPOの現地プロジェクト運営メンバー

特定非営利活動法人アジアクラフトリンク

  • 契約
  • 海外勤務

職務内容

職務分野
貧困削減、民間セクター開発、都市開発・地域開発
業務対象国/勤務地
アジア   ミャンマー
業務期間
2025/04/01 2026/03/31
・本募集は欠員補充の急募ではないため、内定者と相談の上、柔軟に上記業務期間を調整します。 ・1年間の有期雇用契約、契約延長の可能性あり。 ・契約の途中または更新時に正職員登用の可能性あり。 ・3ヶ月程度の試用期間あり。 ・試用期間内の範囲で、現地派遣前に1-3ヶ月程度の日本国内(主に新潟本部)研修あり。 ・勤務開始から6ヶ月経過時より有給休暇付与。
試用期間
3ヶ月
就業時間
08:30 17:30 (休憩時間: 12:00 13:00
現地事務所の就業日と時間に即した勤務。
休日
日、その他
現地カレンダーに即した現地事務所の就業日となります。 ・勤務日:月-金曜、土曜午前。 ・休日:日曜祝日、土曜午後。 ・日本の夏季休暇や年末年始に相当する休暇:ミャンマー正月(4月)、タディンジュ満月(10月)
時間外労働
あり
月平均10時間程度。職務の特徴から裁量労働となるため、あくまで目安となります。
その他業務条件
・ミャンマーバゴー事務所での執務。 ・現時点では、事務所と同建物の独立居室を宿舎利用し通勤移動不要。
業務内容

■「世界で売れるクラフト製品」をミャンマーでつくる!■

ソーシャルビジネスとしてミャンマーの特産地形成を支援するNPOの現地プロジェクト運営スタッフを募集します(ミャンマー・バゴー市駐在)

 

質の高いミャンマークラフト製品(木工品、竹製品、織物など)の「特産地形成」を通じた、現地の産業開発を目指す弊NPOの現地プロジェクト運営スタッフとして、チャリティの一歩先に挑戦したい「ソーシャルビジネスマインド」を持った方を募集します。

「援助」「ノウハウ提供」よりも、「ソーシャルビジネス」「経営」「学び合い」といったキーワードに共感を覚え、我々の活動に込めた思いやストーリーを大切にしながら、質の高いミャンマークラフト製品を生み出すことに関心のある方にぴったりの職場です。

尚、募集期間については、募集期間中より順次選考を進め、適任者が見つかり次第終了する予定です。

また、本募集は欠員補充の急募ではないため、業務開始日は内定者と相談の上、柔軟に調整する予定です。

 

■募集の背景 

弊NPOは、新潟を拠点に2005年に活動を開始、2012年にNPO法人化しました。 現地の人々とともに考え、工夫することで、ミャンマーの良質な素材から付加価値の高いクラフト雑貨を育むことを通じて、現地の人々の収入向上と地域の発展を促すことを目指し、同国バゴーに現地事務所を置いて活動しています。

「一生残る、技術力という支援」 を合言葉に、現地生産者の技術向上に尽力してきた結果、そこで生産された、木工品をはじめとする製品が、日本国内で誰もが名前を知る有名小売店様より商品の引き合いをいただくようになりました。ついては今後木工分野では、より質の高い製品を目指した生産技術のサポートに加え、現地の生産者がより主体的かつ持続的に生産活動に取り組む環境づくりの一環として、我々の支援対象地であるバゴーを、ミャンマー国内外に知られる木工品の特産地とするためのサポートも進めたいと、考えています。

木工産業支援プロジェクトを継続しています|新着情報|NPO法人アジアクラフトリンク|ACL|新潟市を拠点にミャンマーの自立を支援

 

また、近年取り組んでいる竹製品への技術支援にもさらに注力する計画のため、現地に駐在する日本人スタッフを、現在より1名増員した2名体制に強化したいと考えています。

竹産業研修センターで竹工機の研修を開催|新着情報|NPO法人アジアクラフトリンク|ACL|新潟市を拠点にミャンマーの自立を支援

 

そこで、我々の活動に込めた思いやストーリーを大切にし、ソーシャルビジネスマインドを持って、日本国内ならびに現地のスタッフと共に挑戦する方を求めています。

 

■本ポストの業務

上記「募集の背景」を踏まえ、現地駐在している日本人プロジェクトマネージャー(1名)ならびに、現地スタッフ(6名)と協力し、現行の以下の業務を行っていただく予定です。

尚、プロジェクトマネージャーとの業務分担方法(共にプロジェクトマネージャーとしてプロジェクト毎に担当、またはサブマネージャーとして勤務)については、応募者の経験・能力および希望を考慮した上で決定いたします。


1. 次の実施中のプロジェクトにかかる進捗管理、実施調整、次年度計画・実施報告書案の作成など

・タイチ―郡区での竹産業振興のための研修センター設立

・バゴー市での木工品生産にかかる技術協力


2. 上記1.の活動に加え、現在検討しているバゴー市における新たな取り組み(木工品生産への女性の参加推進、ミャンマー製クラフト商品のヨーロッパ市場への輸出など)にかかる、ミャンマー側関係者との協議、計画案の作成、助成金など資金確保の検討など

 

3. 現地事務所運営に係る業務(事業資金管理、現地スタッフの人事管理など)

 実施中プロジェクト等の詳細はこちらよりご確認ください。

NPO法人アジアクラフトリンク|ACL|新潟市を拠点にミャンマーの自立を支援

 

(その他)

小規模NPOという特性上、業務については上記内容を基本としつつ、適宜、双方の話し合いの上柔軟に対応くださる方を希望します。

当方も、採用された方の経験、能力、希望を活かすよう努めますので、業務内容について質問・要望などございましたら、お気軽にお問合せください。

 

■団体紹介 特定非営利活動法人(NPO法人)アジアクラフトリンク

ミャンマーの「木工品」「織物」「竹製品」などのクラフト産業の振興を専門とするNPO法人です。

新潟を拠点に、2005年に活動を開始、2012年にNPO法人化しました。 現地の人々とともに考え、工夫することで、ミャンマーの良質な素材から付加価値の高いクラフト雑貨を育み、人々の収入向上と地域社会の発展を目指し活動しています。「一生残る、技術力という支援」 を合い言葉に、ソーシャルビジネスの要素を備えた開発事業(一時的な与える支援ではなく、人々の自立を目的とした取り組み)を、各種助成金、外務省・JICAからの事業受託費、自己資金により展開しています。

 

また、2022年度には弊NPOによる「植林材から生まれた食器がつなぐ【森づくり】と【名産品づくり】」の活動が、

「第3回新潟SDGsアワード((一社)地域創生プラットフォーム SDGsにいがた 主催)」経済部門・奨励賞を受賞するなど、製品の「質」のみならず、それを生産する過程における「持続性」、「主体性」を重視した姿勢も評価いただいています。

新潟SDGsアワード奨励賞を受賞しました!|新着情報|NPO法人アジアクラフトリンク|ACL|新潟市を拠点にミャンマーの自立を支援

 

(組織図・スタッフ数・業務分掌)

①新潟本部:7名(常勤)理事長・理事 計2名、卸・販売スタッフ3名、(非常勤)事務局1名、アドバイザー1名

 総務、組織全体にかかる事業計画の策定、ミャンマーからの製品輸入、国内での卸・小売業務など

 

 ※新潟本部スタッフ1名(ソーシャルビジネス推進担当)も募集中です。

 

②東京拠点:2名(常勤)事務局長1名、(非常勤)スタッフ1名

 ミャンマーにおけるプロジェクトにかかる助成金・委託業務などの申請、運営監理、報告など

        

③ミャンマー駐在員事務所:7名(常勤)派遣駐在員1名、現地スタッフ6名、 

 ミャンマーにおけるプロジェクトの実施・運営など

 ※その他現地でのパートナー企業スタッフ35名

職種
その他
勤務形態
契約
働き方
海外勤務

応募条件

  • PARTNERでは斡旋、マッチングは行っておりません。詳しくは規約をご確認ください。
  • ウェブ応募時の個人登録者の個人情報の扱いは案件を主管する登録団体の定めによることとします。尚、Web応募を実施することにより、団体に対するプロフィール公開項目の提示に同意したものとみなします。
語学力
英語
・実務レベルの英語能力(ビジネス文書作成、交渉・コミュニケーション)。英語に関わる資格をお持ちの方はご提示ください。 ・ミャンマー語は業務上必須ではありませんが、日常会話レベルでも使用可能な場合は履歴書に記入願います。
学位
不問
技術資格
専門知識を伴う技術資格は不問

(必須)

・一般的なパソコンスキル(メール、資料作成、表計算)


・JICA等によるプロジェクトマネジメント研修や、安全管理研修への参加経験があればお教えください。
・ものづくりや品質管理に関しては、公的資格でなくても社内制度等も含めてお教えください。

類似業務経験年数
・3年以上の社会人経験。 ※国際協力分野でなくても、事業の管理運営経験を重視します。 ※必須ではありませんが、海外勤務、特に途上国などインフラ整備の不十分な地域での経験を評価します。
歓迎条件
協力隊経験者歓迎、国際協力未経験の社会人歓迎
その他必要な業務経験・能力

(必須)

・当会のビジョンへの共感とものづくりへの関心。

 

(望ましい人物像)

・駐在先の社会や人々を尊重し、多様な考え方のもと、現地社会に馴染むことが得意な方を歓迎いたします。

・目標達成への道筋を考え、周囲を巻き込みながら、主体的に率先して行動できる方を歓迎いたします。

 

(次のご経験をお持ちの方は、応募書類に明記ください)

① 外務省、JICA、国連機関等資金による事業、日本の行政機関の補助金についての、申請書や報告書の作成経験。

② 海外国内いずれでも、地元資源を活用した地域振興や、仕事と収入づくりに取り組んだ業務経験。

給与・待遇

給与レンジ(月額:円)
20~30万未満
試用期間の待遇
・基本給に変更なし。 ・現地派遣前までに一定期間(1から3ヶ月程度)の日本国内研修あり。
待遇

・給与額(基本給+役職手当)を、採用者の経験、能力に応じ給与レンジ内で定めます。

福利厚生
交通費支給、各種社会保険完備、社宅・家賃補助制度
・現地での住居は当会が用意します。基本的には、既存職員との相部屋でない独立居室を準備いたします。 ・現地赴任時の渡航費は当会が負担します。ただし、手荷物以上の私物を送りたい場合は、原則、ご自身で手配と金額負担をお願いします。 ・現地赴任時までに、推奨される各種予防接種を日本で受けることが可能です。
加入保険
あり
日本の健康保険、厚生年金保険、雇用保険。 民間保険会社の駐在向け海外旅行傷害保険。

応募について

応募方法

・一次選考(書類審査)
(1)履歴書、(2)志望動機書の2点(ともに日本語、各1部)を、当会までメール(jinji@acl.or.jp)まで提出してください。受領後2週間を目安にお返事いたします。

 

 

・二次選考(面接)
一次選考を通過された方のみ、面接を行います。遠方の方はオンラインで実施します。面接後3週間を目安にお返事いたします。場合によっては再度の面接をお願いする場合もございます。

 

 

・三次選考(最終面談)
二次選考を通過された方には、新潟あるいは東京にて、当会理事との最終面接(面談)を行います。
採用の場合、面接後1週間を目安に内定通知をご連絡いたします。

募集人数
1
募集期間
2025/03/03 13:00 2025/05/31 23:59
応募時の注意事項

・メールで応募してください。

・応募書類は弊会で適切に処分し返却はいたしません。

・募集期間中から順次選考を進め、適任者が見つかり次第終了します。
 

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勤務形態

働き方

お問い合わせ先

担当部課
新潟本部
担当者氏名
斎藤和枝
電話番号
025-282-7440
メールアドレス
jinji@acl.or.jp
ホームページ
https://www.acl.or.jp/
担当者から一言

当会は、2005年よりミャンマーで現地社会に根差しながら長く活動を続けてきた団体です。2012年のNPO法人化から10年が経過し、新たな人材を必要としています。社会的な混乱が続いているミャンマーの人々とともに、経験と知恵を持ち寄りながら、一緒に活動していただける方からの応募をお待ち申し上げております!

団体情報詳細
設立目的・事業内容
設立目的(ビジョン):アジアのハンディクラフト産業や農業などの地域産業の育成を通じた、アジアの地域産業育成と人材育成、自立促進。日本とアジア諸国との国際協力と国際化の進展に寄与すること。 事業内容(ミッション): (1)日本とアジア諸国の技術支援や人材育成に関する事業、 (2)アジアの諸国での地域産業育成の調査事業、 (3)現地訪問、現地指導者の日本招聘による相互交流事業、 (4)フェアトレード活動を推進する事業。 「一生残る、技術力という支援」をモットーに、ミャンマーのクラフト産業の振興を支援する新潟発のNGOです。2005年に活動を開始し、2012年にはNPOとして法人化しました。 ミャンマー現地では「ミャンマー版の一村一品運動」の推進を目指して、生産技術の向上やデザイン開発の支援を行なっています。ここでは、日本の技術をただ持ち込むのではなく、現地社会や生産現場に溶け込み、定着できるような技術や手法を、地元の生産者や教育機関の人々とともに模索することを心がけながら活動しています。技術を高めることで、生産品の付加価値を高められるほか、生産性の改善でよりよい収益が得られるようになります。 日本では現地活動のサポートのほか、「フェアトレードの実践」として、ミャンマーの生産者の手仕事によって育まれた木工品や織物の販売、イベントでのPR、学校・企業・団体との合同プロジェクトなどを通じて、生産者と消費者を有機的につなぐ活動を続けています。 近年はSDGsへの具体的なアクションとして、植林されたユーカリを利用した世界でも珍しい木工品づくりに挑戦中です。ミャンマーと日本の人々が共に、働きがいを持って仕事を続けられるための支援を届けています。
活動対象分野
貧困削減、農業開発/農村開発、教育、民間セクター開発、都市開発・地域開発
活動実績(海外)
【2005年5月】活動の始まり。ミャンマー現地で、クラフト産業の支援を検討開始。 【2010年】ミャンマー政府から有機栽培コットンノ推奨状を授与。 【2013年6月】ヤンゴンで開催されたテインセイン大統領主催の貧困撲滅の地域産業育成展に出展。 【2013年6月】ミャンマー政府の推薦でネピドー開催「世界経済フォーラム東アジア会議」会場でミャンマー製品を紹介。 【2013年6月】ミャンマー政府小規模産業局(SSID)と共同で、現地の木工組合へ技術講習会を初めて開催、現在まで継続。 【2015年12月】ミャンマーにて国際NGO登録が完了。 【2016年1月】ミャンマー政府SSIDとMOU締結、2023年まで継続。 【2016年3月】ミャンマー事務所をバゴー市へ移転。 【2017年5月】JICA「草の根技術協力事業(支援型)」で、マンダレー・織物教育を開始、2018年まで実施。 【2017年3月】外務省「日本NGO連携無償資金協力」で、バゴー・木工事業を開始、2022年まで継続。 【2018年11月】クラウドファンディング事業としてバゴー地方のレーインスー学校の床を木製に改修。 【2018年11月】クラウドファンディング事業としてバゴー地方のレーインスー学校に給水設備を建設。 【2018年11月】会員活動としてミャンマー現地でスタディツアーを開催。 【2019年】林野庁 途上国持続可能な森林経営推進事業で、ミャンマーの竹産業の生産地調査を実施。 【2020年2月】公募型スタディツアーを、バゴー、ヤンゴンで受け入れ。 【2020年7月】国土緑化推進機構「緑の募金」で、バゴー地方のレーインスー学校に果樹等100本を植林。 【2022年6月】バゴー地方のチャイッパーダインヂー村の2haの土地に、総勢91名でユーカリ、アカシアを植林。 【2023年5月】外務省「日本NGO連携無償資金協力」で、タイチー・竹事業を開始、現在まで継続。
活動実績(国内)
【2005年5月】活動の始まり。地方自治体の「敬老の日」贈呈品に、ミャンマーの木製まごの手を提案。 【2006年4月】JETRO「開発途上国 一村一品マーケット」へミャンマー製品を紹介開始、現在まで継続。 【2006年9月】新潟市を拠点に、前身団体「ミャンマークラフト支援会」を設立。 【2008年】新潟市江南区の北方文化博物館にてミャンマー展を初めて開催。現在まで定期継続。 【2008年】国内各地のギャラリーやカフェでの展示販売会を開始、現在まで不定期に継続。 【2008年】東京ギフトショーに初めて出展、小売店や卸業者へミャンマー製品を紹介。現在まで継続。 【2010年】ミャンマーから毎年2名の織物技術者を日本へ招へいし、交流事業を実施。4年度継続。 【2010年11月】ミャンマー大使館の依頼で東京開催の「アジア大都市ネットワーク21」のヤンゴンブースを運営。 【2012年11月】新潟市でNPO法人化。ミャンマークラフト支援会から「アジアクラフトリンク」へ発展改組。 【2013年9月】新潟市江南区の北方文化博物館で、フェアトレードショップSaiをオープン。 【2014年3月】熊本市開催の「第8回フェアトレードタウン国際会議」でミャンマーでの一村一品運動を発表。 【2015年5月】フェアトレードショップを同じ北方文化博物館の敷地内で移転、改装。 【2018年1月】ミャンマー製品「栗の箸置き」がJICA広報誌「mundi」にて紹介。 【2018年6月】「Ready for」クラウドファンディングを実施。 【2020年1月】JICA東京・新潟デスクと共催で、新潟市でトークショー&上映会を開催。 【2020年8月】フェアトレードショップSaiが運営するオンラインショップを大幅改修。「新潟直送計画」へ出品開始。 【2023年2月】国際ホテルレストランショーに初めて出展。 【2023年3月】植林材から生まれた食器がつなぐ「森づくり」と「名産品づくり」が、新潟SDGsアワード受賞。
所在地
950-0205
新潟県 新潟市江南区 沢海2-16 北方文化博物館西門広場
設立年月
2012 / 11