職務内容
- 職務分野
- 貧困削減、保健医療、民間セクター開発、情報通信技術、多岐にわたる分野
- 業務期間
- 2025/07/28 ~
- 試用期間
- 6ヶ月
- 就業時間
- 09:00 ~ 18:00 (休憩時間: 12:00 ~ 13:00 )
- 就業時間は一例で、フレックスタイム制となります。(標準労働時間1日8時間:コアタイム11:00~15:00)
- 休日
- 土、日
- 時間外労働
- あり
- 残業時間 40~50時間程度
- その他業務条件
- ■雇用形態 正社員※業務委託や契約社員などでの参画可 ■勤務地 東京オフィス:東京都墨田区横川1-16-3 Center of Garage Room 6 ■休日休暇 完全週休2日制 有給休暇 慶弔休暇 産休、育休
- 業務内容
<事業内容>
世界には、経済的な理由などから義足や装具を手に入れることができない人が、約9,000万人も存在しています。
私たちインスタリムは、この深刻な社会課題を解決するために、3DプリンティングとAIテクノロジーを活用し、ひとりひとりに合わせたオーダーメイドの義足を開発・製造しているスタートアップです。
「マス・カスタマイゼーション(大量個別対応)」という新しい考え方を取り入れ、従来の義足よりも手頃な価格とスピードで提供することを目指しています。
当社は、世界的なスタートアップコンテスト「XTC」の日本予選で1位通過し、経済産業省が推進するJ-StartupおよびJ-Startup Impactにも選出されるなど、国内外から注目を集めています。
現在、東京に本社を置き、フィリピンとインドを中心に事業を展開中です。
テクノロジーを通じて人々の生活を変え、国際的な社会課題の解決に取り組みたい方のご応募をお待ちしています。
<募集するポジション>
当社のグループ連結決算主担当として、国内外の連結決算体制の構築・運営に中心的に関わっていただける方を募集します。
直近でシリーズBの資金調達が完了し、2027年のIPOに向けて事業展開を加速するフェーズにあります。
現在3カ国(日本・フィリピン・インド)に拠点を構え、グループ経理体制の整備、月次・四半期・年次の連結決算の正確かつ迅速な実施が急務となっています。
現在、日本・フィリピン・インドの3カ国に拠点を構えており、日本人の会計担当が各国を担当しております。
本ポジションでは、これらの現地会計担当と連携しながら、グループ経理体制の整備と、月次・四半期・年次の連結決算業務を正確かつ迅速に進めていただきます。
スタートアップならではのスピード感と、グローバルな環境の中で力を発揮したい方を歓迎します。
<具体的な業務内容>
- 月次・四半期・年次の連結決算業務(連結システム使用)
- 個社単体の月次・年次決算業務補助
- 経理業務全般(仕訳、帳簿管理、監査対応など)
- 海外子会社(フィリピン・インド等)との英語での経理連携
- IPOを見据えた経理の体制・プロセスの改善プロジェクト
<チーム体制>
- 日本拠点:経理担当3名
└ 各1名がそれぞれ、日本・フィリピン・インドの会計業務を主に担当しています。
└ 本ポジションは、インド会計を担当している日本人メンバーの直属レポートとなります。
- フィリピン拠点:経理・財務ローカルスタッフ4名
- インド拠点:経理・財務ローカルスタッフ4名
各拠点の日本人会計担当とローカルスタッフが密に連携しており、本ポジションはそれらのチームと協働しながら、グループ全体の連結決算体制を推進していただく役割です。
- 職種
- 技術系(IT・ソフトウェア・通信技術)
- 勤務形態
- 正職員
- 働き方
- フレックス、副業・掛け持ち、業務委託
応募条件
- PARTNERでは斡旋、マッチングは行っておりません。詳しくは規約をご確認ください。
- ウェブ応募時の個人登録者の個人情報の扱いは案件を主管する登録団体の定めによることとします。尚、Web応募を実施することにより、団体に対するプロフィール公開項目の提示に同意したものとみなします。
- 語学力
- 英語
- 英語能力(TOEIC600点相当以上) ※TOEICスコア提出は不要ですが、旅行英会話~日常会話レベルの対応力は必須
- 歓迎条件
- 大学生・大学院生歓迎、協力隊経験者歓迎、国際協力未経験の社会人歓迎
給与・待遇
- 試用期間の待遇
- 待遇変化なし
- 待遇
- 想定年収: 600~900万円(賞与込)
- 月給制 : 47万円 ~(基本給30万円、役職手当8万円、みなし残業手当9万円)
- 給与内訳は一例です。
- みなし残業は30時間です。
※給与は、保有されるスキル・経験・能力により優遇、相談の上決定します。
- 福利厚生
- 交通費支給、時間外手当支給、完全週休2日制、各種社会保険完備
- 昇給・昇格(年一回) 賞与あり 交通費支給 時間外手当支給 各種社会保険完備
- 加入保険
- あり
- 各種社会保険完備
応募について
- 応募方法
【応募方法】
下記URLよりご応募ください。
■応募用URL
https://herp.careers/v1/instalimb/CMBa-MVsM5WR
- 募集人数
- 1名
- 募集期間
- 2025/07/09 00:00 ~ 2025/09/30 23:59
- 応募時の注意事項
その他の募集ポジションの情報は当社ウェブサイトでご確認いただけます。
グローバル会計リードとして、連結決算体制の構築と最適化を推進
インスタリム株式会社
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勤務地
勤務形態
働き方
お問い合わせ先
- 担当者氏名
- 佐藤
- 電話番号
- メールアドレス
- recruit@instalimb.com
- ホームページ
- https://www.instalimb.com/
- 担当者から一言
代表取締役CEOの徳島です。
この義足の事業は2014年に私が青年海外協力隊員であった際に始めました。私がフィリピンにて、義足を購入できない糖尿病性壊疽の患者(足が腐敗した糖尿病の患者)に出会ったことが、この事業を始める大きな動機になっています。その彼は、フィリピンのボホール島の片田舎の貧困エリアに住む男性でした。ただ机と椅子と聴診器や血圧計があるというだけの、医療施設だとはとても言えないような街の小さなクリニックでの出会いでした。
彼は2年ほど前から糖尿病であると言い、すでに足先の肉は爛れて少し骨が見えていて正視できないようなひどい状態でした。私からの質問に、痛く辛そうな顔で、自分は高校生と中学生の子供もがいる働きざかりの40代であると話してくれました。今は子供が自分の代わりに働きに出ており、そのせいで子供がまともに学校に行けていないことも。私は彼に切断手術をしないのかと尋ねました。彼は、切断の手術を受けても糖尿病の場合は再切断をすることになるので意味がない、と返しました。私は壊疽の毒が体に回ると危険なことを説明しました。そして重ねて、義足を履けば運動もできるし、糖尿病は回復することができること、再び働きにも出られるのではないか、と尋ねました。男性は何も言いませんでした。
後に私は、その地域にはそもそも義足の製作所は一つもなく、義足の購入が不可能であることを知りました。数週間後再びそのクリニックを訪ねた際に、彼が亡くなったことを知りました。彼の家族はどうしたのかと聞いても、誰も何も答えてくれませんでした。
フィリピンの低開発地域における貧困層の住民は、主に栄養状態の劣悪さによって糖尿病に罹患することが非常に多く、膝下切断処置を受けた義足適合の患者と、糖尿病性壊疽患者などの潜在的義足ユーザーを合わせて、123万人(当社調べ)が膝下義足を必要としています。しかしこのような状況にも関わらず、義足の価格が高価であることが大きなハードルとなり、そのうちの96%(118万人)が義足を持つことができずにいます。
フィリピンの都市部では、国内ロータリークラブや米国の宗教団体等からの義足の寄付、オランダ政府等からの義足部品の寄付、オーストラリア団体からの義足製作設備投資のための資金提供などがありますが、このような寄付は障害者の需要を満たすほどの数ではなく、ほとんどの義足を必要とする障害者が、まともな職につけず、貧困の連鎖に飲み込まれてしまっているというのが実情です。またさらに、貧困層では、たとえ義足の寄付を受けられても、修理やメンテナンスの場所・機会がなく、穴や亀裂のある義足を装着し続けて断端(切断部)に傷を作って、結果そこから再び壊疽となり再切断となってしまったり、体型の変化等で義足が合わなくなった結果、家に引きこもる障害者も多いというのが現状です。
私は、これはフィリピンだけの問題ではなく、全世界的な問題であると考えました。私が見た糖尿病壊疽のような彼が、そして彼の家族のような人たちが、世界中にたくさんいることに、強い憤りを覚えました。そしてこの問題を解決するために、低コストで義足製作を提供可能にする、本プロジェクトにかかる製品の開発に取り掛かったというのが、そもそもの開発に至った経緯(動機)です。
帰国後、慶應義塾大学の研究員として、起業家として、また多方面から多くの協力を得ながら、3年間をかけて義足用の3Dプリンタ、義足用の3D-CADから構成される「超低価格義足製作用ソリューション」の開発を完成させました。私は今、私のこのソリューションが、開発途上国の義足にまつわる絶望的な状況を解決する手段になり得る、そして、自分ならこの問題を解決できる、と自信を持っています。
ぜひ私たちと一緒に、アンフェアな世界を変え、世界中の義足ユーザーさん、義肢装具ユーザーさんのQOLを向上させる世界の実現を目指してみませんか?