応募締切 11/24

平和の担い手を増やし、憎しみの連鎖をほどく挑戦ーアクセプト・インターナショナル活動説明会ー《11/24(日)開催》

NPO法人 アクセプト・インターナショナル

  • イベント
  • 大学生・大学院生歓迎

プログラム/内容

ジャンル
イベント
開催日時
2024/11/24 20:00 2024/11/24 21:30
(19:55〜受付)
開催地
オンライン オンライン開催
開催形式
オンライン
内容

あなたは、現代のテロや紛争をどのように解決できると思いますか?

 

分断された世界の中で、私たちは終わらない武力紛争増え続ける難民に直面しています。その背景には「やられたら、やり返す」といった憎しみの連鎖があり、それが解決されない限り平和は訪れません。 


アクセプト・インターナショナルは、テロや紛争の当事者になった若者たちがその連鎖から離脱し、平和の担い手になる道を創ることが鍵になると考え、2011年よりソマリアなどの紛争地で活動してきました。

 

本イベントでは、紛争地ソマリアで私たちのプログラムに参加した当事者の実話をもとに、「終わらない武力紛争の背景にあるもの」「日本から生まれた私たち独自の平和に向けたアプローチ」などについて、海外の現場で活動経験のある職員がわかりやすくお伝えします。

 

「紛争はなくならない」と諦めなければ、未来は変わる。そう信じて活動する私たちのイベントを通じて、平和に向けた新たな視点を見つけていただければ幸いです。

 

お申し込みはこちら

 

▼当日のプログラム
1. テロと紛争の問題構造:
テロに加担した当事者のストーリーを追いながら、世界最悪の紛争地とも呼ばれるソマリアの現状や、世界のテロ・紛争の問題構造をお伝えします。
2. 私たち独自のアプローチ:
主にソマリアの刑務所で実施している社会復帰支援の取り組みをもとに、私たち独自の平和に向けたアプローチについて、実際の写真や現地でのエピソードを交えながら丁寧にご説明します。
3. アンバサダー制度のご紹介:
平和の実現に向けて私たちとともに歩みを進める方法として、当法人のアンバサダー制度をご紹介します。
4. アンケートと質疑応答:
これまでの経験を元に、参加者の皆様のご質問にお答えします。

職務分野
平和構築
会場への交通アクセス
Zoomを用いたオンライン開催 ※お申込みいただいた方に参加用URLをお送りいたします。

参加資格

参加資格

過去の参加者の声

30代 事務職
日々、会社の業務ばかりで何かしたいと思っていても行動に移せていませんでした。こういった説明会は初めてで、自分なんかが参加していいものかと悩みましたが、参加してとてもよかったです。貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。

 

20代 IT関係
問題の背景や活動内容をかなり詳しく説明して下さり、きちんと理解ができた気がします。紛争やその地に住む人々は私達にとってなかなか身近には感じられないものですが、今回の説明会でテロリストと言われる人たちへの認識が変わったように思います。 

 

40代 人材関係
紛争解決というと壮大でイメージが湧きにくいところもありますが、強制するのではなく対話するというアプローチは、私たちの日常生活や教育にも通じるもので、大変興味深かったです。活動を応援しています。

参加費用
無料

募集内容

職種
その他
募集対象者
こんな方におすすめです! ✓世界各地で終わらない武力紛争にやるせない思いを感じている ✓日本生まれの平和に向けたアプローチを詳しく知りたい ✓立場や文化の異なる相手との対話や関係構築に関心がある ✓平和や紛争解決へ向けて自分ができることを考えたい
学生歓迎
大学生・大学院生歓迎
募集人数
30名
募集期間
2024/11/03 08:35 2024/11/24 19:45

申し込み方法

参加申し込み方法

お申込みはこちら:https://accept-int.org/2024-11-24-form

※イベント開始直前までお申込みいただけます。

※本イベントは複数日程で開催しておりますので、ご都合の合わない方も是非こちらから他の日程にお申し込みください。

開催団体のお知らせページ
https://accept-int.org/eventinfo/

平和の担い手を増やし、憎しみの連鎖をほどく挑戦ーアクセプト・インターナショナル活動説明会ー《11/24(日)開催》

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お問い合わせ先

担当部課
コミュニケーション局
電話番号
03-4500-8161
メールアドレス
event@accept-int.org
ホームページ
https://accept-int.org/
担当者から一言

▼登壇者紹介

山﨑 琢磨

NPO法人アクセプト・インターナショナル コミュニケーション局長。ボスニア・ヘルツェゴビナで虐殺犠牲者の遺族と出会ったことを機に紛争解決に携わる覚悟を決め、2016年に当法人に参画。ケニアやソマリアにおいてギャングやテロ受刑者の社会復帰支援、若者失業者の収入創出支援を通じた過激化防止など、主に海外での取り組みに7年半にわたり従事。現在はそうした経験をもとに日本で賛同の輪を広げるための活動全般を担う。慶應義塾大学法学部政治学科(アフリカ政治)卒。

団体情報詳細
設立目的・事業内容
前身 日本ソマリア青年機構設立より10年 【アクセプトは、武力ではなく平和的なアプローチで、テロと紛争の解決を目指す国際組織です。】 ■テロの無差別性、残虐性 近年のテロ組織は、一国内に限定されず全世界的な規模となっています。無実の民間人を積極的に狙うとともに、想像もできないほどの残虐な行為を用いて、恐怖と数えきれないほどの犠牲を生み出しています。 ​例えば、ソマリアでは今この瞬間、10歳や15歳ほどの子どもが自爆テロを実行しています。人間としての尊厳を踏みにじるような残虐な行為が今この瞬間、行われています。 ■様々な問題を引き起こすテロと紛争 テロと紛争は直接的に人々の命を奪うだけでなく、貧困や飢餓、社会の断絶、難民、子どもの権利の侵害など様々な問題をも引き起こします。日常的に飢餓に苦しむソマリアでは、定期的に飢饉が発生しています。その飢饉の最も深刻な原因の一つは、テロ組織が支援を妨害することによります。また近年、世界的にイスラム教への不安意識が高まっていますが、これもテロ組織の脅威によるところが大きいのです。 ■テロと紛争の解決に取り組む組織の欠如 極めて深刻な問題であるテロと紛争ですが、それらの解決に対し取り組みを行うNGOは、日本はもとより世界的に見ても非常に少ないままです。 理由としては、まず危険であることや、取り組みにおいて有効なアイディアが見つからないこと、社会から共感を得るような分野・対象でないこと、など様々あります。しかし、国連や政府といった政治的なアクターが時として機能不全に陥ってしまう現代でこそ、NGOとして取り組む必要があると私たちは考えています。 ■アクセプトは、武力ではなく平和的なアプローチで、テロと紛争の解決を目指す国際組織です。 私たちは、大学生と社会人それぞれの強みを活かし、平和的なアプローチでテロと紛争を解決するために活動を行う日本で唯一の組織です。 ​ 排除するのでもなく、武力で駆逐するのでもなく、「受け入れる(アクセプト)」という姿勢を活動の軸としています。取り組みニーズは非常に高いものの様々な理由で世界から見放されている国・地域や、疎外されている人々が存在します。私達は、ソマリア、ケニア、インドネシアを舞台に、テロ組織から降参した兵士やギャング、国内避難民など社会に居場所がない人々に対して取り組みを行っています。
活動対象分野
民間セクター開発、ガバナンス、平和構築、援助アプローチ/戦略/手法、市民参加
活動実績(海外)
■世界最悪の紛争地ソマリアから、テロのない世界を創る。 1980年代に勃発した内戦が全国に拡大し、1991年から2012年までの21年間無政府状態を経験した国、ソマリア。正式政府が発足した現在でも、度重なる飢饉や難民・国内避難民が発生し続けています。加えて、いわゆるテロ組織「アル・シャバーブ」によるテロ行為や住民に対する暴力、支援物資の搾取などにより、紛争状態は激化・長期化・広域化しています。 激戦地であるソマリア南部では、アル・シャバーブへ加入する若者が後を絶ちません。紛争、干ばつ、飢餓、という絶望的な環境を生きる多くの若者たちには、スキルも、機会も、職もありません。そうした中で、アル・シャバーブは、過酷な状況下にある若者の怒りや不満に付け入り、組織へと勧誘しています。現在も8,000人規模の構成員がいるとされ、状況は非常に深刻です。 私たちは、1人でも多くの若者がアル・シャバーブを脱退し、彼らの適切な社会復帰を実現することで、紛争解決に向けた好循環を創るべく活動を行なっています。 その他にも、ケニア、イエメン、インドネシアなど、それぞれの地域の課題解決に取り組んでいます。
活動実績(国内)
■イスラーム教徒を中心とした在日外国人支援 コロナ禍で在日外国人、とりわけイスラーム教徒の方々の失業やリストラの問題が、相対的にも深刻な状況に陥っています。特に飲食業や派遣業での就労が多いイスラーム教徒の方々は、文化や言語の壁、宗教に対する偏見などから、経済・社会的な困窮が深刻です。そうした背景を踏まえ、これまで海外事業で培ってきた知見を活かしながら、多言語対応のポータルサイトでの情報支援や、電話による相談窓口など、相談者のニーズに合わせた問題解決のサポートを2020年度より実施してきました。新型コロナウイルス感染症の影響下でも、イスラーム教徒の方々を中心とする在日外国人が取り残されないよう、支援をおこなっています。 ■非行少年の更生保護支援及び保護司の新たな担い手創出 非行少年(14歳以上20歳未満で罪を犯した男女)はしばしば「加害者」として社会から敬遠されています。加害者の社会復帰支援においては犯した罪だけでなく、その背景にある彼らの人生に目を向けることが重要です。そこには家庭内暴力や貧困、精神疾患といった、自分一人ではどうしようもない問題が存在しており、さらに一度非行に走ったというレッテルが、彼らの抱えている問題をより悪化させ、社会復帰を困難にする悪循環も引き起こしています。この負のサイクルを断ち切り、非行少年自らが社会復帰に希望を持てる社会を目指し、活動を開始しました。「保護司」の高齢化と人手不足の問題解決、そして非行少年を適切な支援先に繋げる包括的な社会復帰サポートなど、国内においても誰一人取り残さない取り組みを進めています。
所在地
103-0012
東京都 中央区日本橋堀留町1丁目 11-5 日本橋吉泉ビル301号室
設立年月
2011 / 09