対面開催!『対話を通じたテロ・紛争解決のリアルを知るー密着ドキュメンタリー上映会』《12/15(日)開催》

NPO法人 アクセプト・インターナショナル

  • イベント
  • 大学生・大学院生歓迎

プログラム/内容

ジャンル
イベント
開催日時
2024/12/15 10:30 2024/12/15 12:00
(10:15〜受付)
開催地
東京都 中央区日本橋小伝馬町5-1・十思スクエア2階
開催形式
オフライン
内容

連日報道される世界各地の紛争や難民の問題に対して、自分に何かできないかと思っていませんか?

 

お申し込みはこちら

 

アクセプト・インターナショナルは、紛争の当事者になった若者たちが武器を置き、平和の担い手として生きる道を創ることが平和を実現する上で不可欠だと考え、2011年よりソマリアなどの紛争地で活動してきました。 

 

これまで私たちの活動を伝える説明会を数多く開催し、のべ4,000人ほどの方々にご参加いただきましたが、世界各地で起きているテロや紛争に関してイメージを持っていただくことは容易ではありませんでした。そこで、実際に私たちが活動する現場のリアルをより具体的に感じ取っていただくために、ドキュメンタリー映像を用いたイベントを企画しました。

 

本イベントでは、当法人代表・永井と約2年半、ソマリアで行動を共にした齋藤悠太氏が監督・撮影したドキュメンタリー作品『その日本人はなぜ彼らと対話するのか』の短編版を、ご参加の皆様と視聴します。

 

映像を通して問題を知り、皆様が平和について考えるきっかけとしていただけたら幸いです。

 

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▼ドキュメンタリーについて
【作品概要】
紛争地ソマリアで活動する当法人代表・永井にカメラが密着し、現地での活動や難しい課題に向き合う姿勢、人々の声などを記録した作品です。特に、紛争の最前線で生きる人々や軍との連携、徹底した安全管理、刑務所で服役する受刑者とのコミュニケーションなどのリアルな様子が映像に収められています。

※本ドキュメンタリーは齋藤悠太氏により制作されたもので、本イベントに際して30分程度に再編集されたものを上映します。

 

【制作者プロフィール】

齋藤悠太(さいとう ゆうた)
映像作家
日本財団、JICA、国連などのクリエイティブ実績があり、ファンドレイジング×クリエイティブを専門とする。紛争地ソマリアにてショートドキュメンタリーを制作/Readyfor出身/NPO法人アクセプト・インターナショナル理事/エジミウソンファンズ・アジア 広報事業部長

 

▼当日のプログラム

1. テロと紛争の問題構造:
ドキュメンタリーに登場する“テロリスト”のストーリーを追いながら、世界最悪の紛争地と呼ばれるソマリアの現状をお伝えします。また、ソマリアの刑務所で実施している更生支援の取り組みについても簡単に解説します。

2. ドキュメンタリー上映:
ソマリアで代表・永井と行動をともにした齋藤氏撮影・監督のドキュメンタリー作品『その日本人はなぜ彼らと対話するのか』の短編版を上映します。

3. 今後の展望とアンバサダー制度のご紹介:
「テロや武力紛争に関わる若者の権利宣言」の国際条約化をはじめとした、私たちが目指す未来についてお話しします。その上で、当法人のアンバサダーとしての参画方法をご案内します。

職務分野
平和構築
会場名
東京・協働ステーション中央
会場への交通アクセス
※お申込み完了のメールに駅からの地図を添付いたします。

参加資格

参加資格

▼イベント参加者の声

20代 大学生
「現地での取り組みを、ドキュメンタリー映像を通して学べるのはとても貴重で参考になりました。印象的だったのは対等な立場であることを示すために防弾チョッキを脱いだシーンです。同じ立場に立って相手の話を聞き、真摯に向き合う姿勢にとても心打たれました。」

 

30代 教育関係
「テロ組織に入ってしまった人も、自分から望んで入ったわけではなく、そして映像を見ると本当にごく普通の我々と同じような人々であることが印象に残り、文献等で学ぶだけでなく、実際の対話や見ることの重要性をひしひしと感じました。」

 

50代 公務員
「運良く日本で生まれ育ち、犯罪と無縁なのは運が良かっただけで、もしかしたらテロ組織にいたかもしれないと痛切に思いました。「彼らが語りたいことを真正面から受け止める」は、素敵な言葉だと思います。相手の話を勘違いしているかもしれないと思えば、もっと真剣に聴けそうな気がします。そんな小さなことから始めようと思います。」

参加費用
無料

募集内容

職種
その他
募集対象者
✓世界の問題について知り、平和について考えたい。 ✓連日報道される紛争・難民に心を痛めている。 ✓人間関係や子どもとの接し方に悩んでいる。 ✓メディアで報道されないテロ・紛争の当事者の話を聞きたい。 ✓死のリスクもある現場で活動する姿勢に触れたい。
学生歓迎
大学生・大学院生歓迎
募集人数
20名
募集期間
2024/11/18 21:20 2024/12/14 20:00

申し込み方法

参加申し込み方法

お申し込みはこちら

イベント前日12月14日(土)10:30までお申込みいただけます。

 

※お申込み完了のメールに駅からの地図を添付いたします。
 

注意事項

※定員になりましたら締め切りますので、お早めにお申し込みください。

※最少催行人数(10名)を下回る場合は、イベントが中止となる場合がございます。

※当日やむを得ずキャンセルされる場合は、イベント開始1時間前までにevent@accept-int.orgにご連絡いただけますと幸いです。

選考方法

先着順

開催団体のお知らせページ
https://accept-int.org/eventinfo

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お問い合わせ先

担当部課
コミュニケーション局
電話番号
03-4500-8161
メールアドレス
event@accept-int.org
ホームページ
https://accept-int.org/
担当者から一言

▼登壇者紹介

山﨑 琢磨(やまざき たくま)

 

アクセプト・インターナショナル海外事業局職員。

NPO法人アクセプト・インターナショナル コミュニケーション局長。ボスニア・ヘルツェゴビナで虐殺犠牲者の遺族と出会ったことを機に紛争解決に携わる覚悟を決め、2016年に当法人に参画。ケニアやソマリアにおいてギャングやテロ受刑者の社会復帰支援、若者失業者の収入創出支援を通じた過激化防止など、主に海外での取り組みに7年半にわたり従事。現在はそうした経験をもとに日本で賛同の輪を広げるための活動全般を担う。慶應義塾大学法学部政治学科(アフリカ政治)卒。

団体情報詳細
設立目的・事業内容
前身 日本ソマリア青年機構設立より10年 【アクセプトは、武力ではなく平和的なアプローチで、テロと紛争の解決を目指す国際組織です。】 ■テロの無差別性、残虐性 近年のテロ組織は、一国内に限定されず全世界的な規模となっています。無実の民間人を積極的に狙うとともに、想像もできないほどの残虐な行為を用いて、恐怖と数えきれないほどの犠牲を生み出しています。 ​例えば、ソマリアでは今この瞬間、10歳や15歳ほどの子どもが自爆テロを実行しています。人間としての尊厳を踏みにじるような残虐な行為が今この瞬間、行われています。 ■様々な問題を引き起こすテロと紛争 テロと紛争は直接的に人々の命を奪うだけでなく、貧困や飢餓、社会の断絶、難民、子どもの権利の侵害など様々な問題をも引き起こします。日常的に飢餓に苦しむソマリアでは、定期的に飢饉が発生しています。その飢饉の最も深刻な原因の一つは、テロ組織が支援を妨害することによります。また近年、世界的にイスラム教への不安意識が高まっていますが、これもテロ組織の脅威によるところが大きいのです。 ■テロと紛争の解決に取り組む組織の欠如 極めて深刻な問題であるテロと紛争ですが、それらの解決に対し取り組みを行うNGOは、日本はもとより世界的に見ても非常に少ないままです。 理由としては、まず危険であることや、取り組みにおいて有効なアイディアが見つからないこと、社会から共感を得るような分野・対象でないこと、など様々あります。しかし、国連や政府といった政治的なアクターが時として機能不全に陥ってしまう現代でこそ、NGOとして取り組む必要があると私たちは考えています。 ■アクセプトは、武力ではなく平和的なアプローチで、テロと紛争の解決を目指す国際組織です。 私たちは、大学生と社会人それぞれの強みを活かし、平和的なアプローチでテロと紛争を解決するために活動を行う日本で唯一の組織です。 ​ 排除するのでもなく、武力で駆逐するのでもなく、「受け入れる(アクセプト)」という姿勢を活動の軸としています。取り組みニーズは非常に高いものの様々な理由で世界から見放されている国・地域や、疎外されている人々が存在します。私達は、ソマリア、ケニア、インドネシアを舞台に、テロ組織から降参した兵士やギャング、国内避難民など社会に居場所がない人々に対して取り組みを行っています。
活動対象分野
民間セクター開発、ガバナンス、平和構築、援助アプローチ/戦略/手法、市民参加
活動実績(海外)
■世界最悪の紛争地ソマリアから、テロのない世界を創る。 1980年代に勃発した内戦が全国に拡大し、1991年から2012年までの21年間無政府状態を経験した国、ソマリア。正式政府が発足した現在でも、度重なる飢饉や難民・国内避難民が発生し続けています。加えて、いわゆるテロ組織「アル・シャバーブ」によるテロ行為や住民に対する暴力、支援物資の搾取などにより、紛争状態は激化・長期化・広域化しています。 激戦地であるソマリア南部では、アル・シャバーブへ加入する若者が後を絶ちません。紛争、干ばつ、飢餓、という絶望的な環境を生きる多くの若者たちには、スキルも、機会も、職もありません。そうした中で、アル・シャバーブは、過酷な状況下にある若者の怒りや不満に付け入り、組織へと勧誘しています。現在も8,000人規模の構成員がいるとされ、状況は非常に深刻です。 私たちは、1人でも多くの若者がアル・シャバーブを脱退し、彼らの適切な社会復帰を実現することで、紛争解決に向けた好循環を創るべく活動を行なっています。 その他にも、ケニア、イエメン、インドネシアなど、それぞれの地域の課題解決に取り組んでいます。
活動実績(国内)
■イスラーム教徒を中心とした在日外国人支援 コロナ禍で在日外国人、とりわけイスラーム教徒の方々の失業やリストラの問題が、相対的にも深刻な状況に陥っています。特に飲食業や派遣業での就労が多いイスラーム教徒の方々は、文化や言語の壁、宗教に対する偏見などから、経済・社会的な困窮が深刻です。そうした背景を踏まえ、これまで海外事業で培ってきた知見を活かしながら、多言語対応のポータルサイトでの情報支援や、電話による相談窓口など、相談者のニーズに合わせた問題解決のサポートを2020年度より実施してきました。新型コロナウイルス感染症の影響下でも、イスラーム教徒の方々を中心とする在日外国人が取り残されないよう、支援をおこなっています。 ■非行少年の更生保護支援及び保護司の新たな担い手創出 非行少年(14歳以上20歳未満で罪を犯した男女)はしばしば「加害者」として社会から敬遠されています。加害者の社会復帰支援においては犯した罪だけでなく、その背景にある彼らの人生に目を向けることが重要です。そこには家庭内暴力や貧困、精神疾患といった、自分一人ではどうしようもない問題が存在しており、さらに一度非行に走ったというレッテルが、彼らの抱えている問題をより悪化させ、社会復帰を困難にする悪循環も引き起こしています。この負のサイクルを断ち切り、非行少年自らが社会復帰に希望を持てる社会を目指し、活動を開始しました。「保護司」の高齢化と人手不足の問題解決、そして非行少年を適切な支援先に繋げる包括的な社会復帰サポートなど、国内においても誰一人取り残さない取り組みを進めています。
所在地
103-0012
東京都 中央区日本橋堀留町1丁目 11-5 日本橋吉泉ビル301号室
設立年月
2011 / 09