『森の守り人~バスキの場合~』映画上映&お話し会

ウータン・森と生活を考える会

  • イベント
  • 中高生歓迎
  • 大学生・大学院生歓迎

プログラム/内容

ジャンル
イベント
開催日時
2025/01/24 19:00 2025/01/24 20:30
開催地
東京都 東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル1F
開催形式
オフライン
内容

【映画について】

『森の守り人~バスキの場合~』
ウータン・森と生活を考える会の活動地ボルネオ島タンジュン・プティン国立公園近郊で、かつて違法伐採をしていたインドネシアの地域住民とともに、在来種による森林再生をめざして奮闘してきたローカルNGOのバスキさんを主人公にしたドキュメンタリー映画。度重なる森林火災と消火活動、子どもたちへの環境教育の様子、森への想いを語るシーンなどが緊迫感のある映像でご覧いただけます。

 

◆中井信介監督プロフィール
93年よりフィリピンのスラム街や米軍基地跡の写真を撮り始め、雑誌などで発表する。96年アジアウェーブ賞受賞。99年よりアジアの基地問題や環境問題をテーマにテレビ報道や映画制作に取り組む。「がんばれ!ファンセウル」国際人権教材奨励事業AWARD(2006年)。「ナナイの涙」座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル入賞(2010年)、福井映画祭審査員特別賞(2010年)。「空に溶ける大地」(2013年)「森をふたたび」(2018年)『地方の時代』映像祭奨励賞。

*中井信介監督作品「森をふたたび」はこちらでご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=YCnjT536sXU

 

◆監督からのメッセージ
十年近く前になると思うが、ウータン事務局長の石崎さんから「バスキという人のドキュメンタリー映画を作ってもらえませんか」という相談を受けた。聞けばバスキは、インドネシア中央カリマンタンの環境NGO「FNPF」のマネージャーをしていて、とにかく魅力的な人物なのだという。僕は基本的に海外での撮影依頼を断らない。それは知らない土地の知らない人に会ってみたいからだ。こうしてバスキの映画制作が始まった。
初めてバスキに会ったのは2015年8月のスタディーツアーの時だった。長髪でガッチリした体格の青年で、キューバの革命家チェ・ゲバラが大好き。着ているTシャツの大半にはチェ・ゲバラの写真がプリントされていた。革命歌「インターナショナル」も好きで朝から大声で歌っていた。バスキにとっての森林保護活動は、言うなれば「革命」なのだと思う。彼は、多くの環境活動家のような森林減少に伴う地球温暖化の話はあまりしない。それよりもアブラヤシ農園の拡大によって土地を奪われている先住民族、貧困に苦しむ地域住民、過酷な労働を強いられている農園労働者などの苦悩に心を寄せていた。そして彼が行う植林活動は、国や企業が行う森林破壊に抗う革命のようだった。大きなプロジェクトが舞い込むと熱中して猪突猛進するタイプ。その反面、家族思いで子煩悩な側面もある。
環境問題の映画を作るのであれば、森林破壊の現状や地球温暖化の問題を映画で訴えるべきで、ゲバラ好きや子煩悩な事は関係ないのではないかと言われるかもしれないが、僕がこの映画を作る上で最も大切にしているのは、バスキがどのような人で、どのような思想の元に木を植えているのかである。それは他でもないバスキの映画だからだ。

職務分野
貧困削減、農業開発/農村開発、教育、気候変動対策、自然環境保全
会場名
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)

参加資格

参加費用
無料(寄付歓迎)

募集内容

学生歓迎
中高生歓迎;大学生・大学院生歓迎
募集人数
定員:40人
募集期間
2024/12/24 00:00 2025/01/24 19:00

申し込み方法

  • 掲載内容の確認等は、ご利用者様、掲載団体様の両者間の責任で行ってください。掲載内容及びセミナー・研修プログラムは、独立行政法人国際協力機構(JICA)の見解を示すものではありません。詳しくは規約をご確認ください。
  • 未成年が有償セミナーへ申し込むには保護者の同意が必要です。
  • ウェブ応募時の個人登録者の個人情報の扱いは案件を主管する登録団体の定めによることとします。尚、Web応募を実施することにより、団体に対するプロフィール公開項目の提示に同意したものとみなします。
参加申し込み方法

◆お申込み:下記のフォームへ記入
https://forms.gle/vJ9K5x6QYLEQzorb8

 

または
contact-hutan@hutangroup.orgまで
①お名前②連絡先 をお知らせください。

*フォームでのお申込み後、Google Formより自動的に回答のコピーが送られます。そちらをもって受付の確認といたします。
メールアドレスのエラーで参加用zoomリンクをお届けできていない事例がありますので、お申し込みの際はメールアドレスに間違いがないかご確認お願いいたします。


回答のコピーが届かない場合は、お手数ですが【contact-hutan@hutangroup.org】までご連絡ください。

開催団体のお知らせページ
https://hutangroup.org/archives/5360

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お問い合わせ先

担当部課
ウータン・森と生活を考える会
担当者氏名
石崎 雄一郎
電話番号
050-5876-7925
メールアドレス
contact-hutan@hutangroup.org
ホームページ
http://hutangroup.org
担当者から一言

当日皆様と会場でお会いできることを楽しみにしています!

団体情報詳細
設立目的・事業内容
ウータン・森と生活を考える会は、「森を守りたい」と願う熱い心をもった人々が集まった市民団体です。オランウータンなど 数多くの 生きものが棲み、先住民にとっても生きる糧を与えてくれるボルネオ島の自然豊かな熱帯林を、国内外のNGOや現地の 村人と共に、 減少を食い止め回復し保全する活動や森林減少の要因となっている商品の消費者としての私たちの日本での生活を考える活動を35年以上、 市民の力ですすめてきました。
活動対象分野
気候変動対策、自然環境保全、市民参加
活動実績(海外)
パーム油のプランテーション開発や違法・商業伐採等で、ボルネオ島などの豊かな熱帯林が破壊され、オランウータンなどの動植物は絶滅の危機に瀕し、先住民や村人などの暮らしも脅かされています。「現地NGOや村人と協力しての苗づくりや植林活動」「海外ゲスト講演会や学習会でのPR」「国際会議・政府・自治体・企業への働きかけ」「熱帯材販売ルートやパーム油調査」「森林減少ゼロへむけて世界のNGOと協力」等の活動をしています。
活動実績(国内)
所在地
530-0015
大阪府 北区中崎西1-6-36 サクラビル新館308「関西市民連合」内
設立年月
1988 / 2