【2025年度能力強化研修】「障害と開発:インクルーシブな 開発の実現に向けて」コース

独立行政法人 国際協力機構(JICA) 人事部 開発協力人材室(能力強化研修)

  • 研修

プログラム/内容

ジャンル
研修
開催日時
2025/04/16 09:30 2025/04/22 16:30
※4/16(水)~4/18(金)、4/21(月)、4/22(火) 研修時間は 9:30 から 16:30 頃までを予定
開催地
東京都
開催形式
オンライン
内容

障害者の数は世界人口の約 15%を占めており、全世界で約 10 億人と推計される障害者の約 8 割は途上国に住んでいます。教育や保健、就労など様々な場面においても特に厳しい状況に置かれているのは障害者といわれています。持続可能な開発目標(SDGs)を達成するには、これら障害者といわれる人たちが開発の取り組みにおいて排除されることなく、その過程と結果において平等に参加することを目指す必要があります。
 

日本が 2014 年 1 月に批准した国連障害者権利条約では、人権の視点から障害に取り組む必要性と、開発過程への障害者の参加の重要性が述べられています。また、2023 年 6 月に決定した日本の開発協力大綱も障害者に言及しており、全ての開発の取り組みに、「障害と開発」の視点を分野横断的に組み込むことが求められています。
 

これらの状況を踏まえ、JICA の新しい事業戦略であるグローバルアジェンダの中で、「『障害と開発』に特化した取り組み」と、「全ての開発の取り組みを『障害と開発』の視点から分析する主流化の取り組み」の二つを組み合わせる複線アプローチを JICA の基本的な協力アプローチであるとしています。


本コースの基礎となる視座は、多様性を基礎とした共生社会の実現です。この実現のために必要な分析の視点、取り組みの枠組み、そして具体的なアプローチと手法を参加者と一緒に考えていきます。必須の知識は午前中に講義形式で、視点や枠組み・アプローチは、午後にワークショップ形式で議論をしていきます。また、多様性という価値については、障害のある講師との対話を通して考えます。


本研修では、様々な開発課題の取り組みにおいて、「障害と開発」という分野横断的な視点・枠組みを組み込んだ障害インクルーシブな開発の推進に携わりたい方のご参加をお待ちしています。

職務分野
貧困削減、保健医療、教育、社会保障、多岐にわたる分野
会場名
本研修は Zoom 等を用いてオンラインで実施します。

参加資格

参加資格

下記の全ての要件を満たす方とします。
(1)JICA の専門家・調査団員、コンサルタントや NGO 職員等として JICA 事業に携わる意志があること。
(2)全日程に参加可能であること(※)。
(3)専門能力:開発分野もしくは障害分野において大卒または同等以上の専門性を有すること。
(4)実務経験:開発分野もしくは障害分野において途上国または国内での実務経験を 2 年以上有すること。
 

※海外在住者に向けた録画配信について
海外に在住の方で、時差があるという理由で午前の講義への参加が難しい方には、Zoom 等のブレイクアウトルームで行うワークショップ部分以外(講義部分等)の研修録画を共有する予定です。但し、録画視聴のみの場合は聴講参加となります(修了証の発行はいたしません)。なお、海外在住で、(日本時間の)午後のワークショップ部分を全てリアルタイムで参加され、且つ午前及び午後の講義を翌日以降に提供予定の録画で全て視聴された場合は、修了証を発行します。
詳しくは合格発表と同時に配布させて頂く「受講案内」をご参照ください。海外在住者向けの録画配信を希望する場合は、ご応募時に自己申告書にその旨をご記入ください。(本募集要項の「5.応募方法、(2)、②自己申告書」を参照)。

参加費用
無料

募集内容

職種
その他
募集対象者
JICAの専門家・調査団員等としてJICA事業に携わる意志がある方。 ※詳細は「参加資格」を参照。※大学生は対象外。
募集人数
30名程度
募集期間
2024/12/26 14:00 2025/02/16 23:59

申し込み方法

  • 掲載内容の確認等は、ご利用者様、掲載団体様の両者間の責任で行ってください。掲載内容及びセミナー・研修プログラムは、独立行政法人国際協力機構(JICA)の見解を示すものではありません。詳しくは規約をご確認ください。
  • 未成年が有償セミナーへ申し込むには保護者の同意が必要です。
  • ウェブ応募時の個人登録者の個人情報の扱いは案件を主管する登録団体の定めによることとします。尚、Web応募を実施することにより、団体に対するプロフィール公開項目の提示に同意したものとみなします。
参加申し込み方法

以下の(2)に記載されている提出書類を揃え、締切日までに JICA が運営している国際キャリア総合情報サイト「PARTNER」(以下、「PARTNER」という。)から応募してください。先ず「PARTNER」の登録が完了していることが必要です。「PARTNER」の登録だけでは、研修コースへの応募は成立しません。「PARTNER」への登録後に本研修コースへ応募してください。応募書類の受付後、応募時に「PARTNER」で指定した本人連絡用 Eメールアドレスに対し、受領通知メールと共に応募案件番号(受付番号)を通知します。応募後、通知が届かない場合は「人材登録に関する問い合わせ先」までご連絡ください。

 

【国際協力人材登録に関する問い合わせ先】
独立行政法人国際協力機構 PARTNER 事務局以下URL、PARTNERホームページの「お問い合わせ」からお願いします。
https://partner.jica.go.jp/Inquiry/Input
 

(1)「PARTNER」への登録
応募はすべて「PARTNER」経由で行います。応募にあたっては「PARTNER」に人材登録がなされていることが必須ですので、登録されていない方はまず「PARTNER」での人材登録を行ってください。

 「PARTNER」(人材登録)の URL  https://partner.jica.go.jp/Account/HRAboutRegist

【PARTNER 登録の注意事項】
同じく入力フォーム「プロフィールの公開」欄で「希望する」を選択し、公開先には必ず「JICA」を選択してください。


(2)応募書類
すべて 所定 の様式 をご使用くださ い。 所定の様式 は JICA ホ ーム ページ
http://www.jica.go.jp/recruit/kyokakenshu/top.html)からダウンロードしてください。

①の履歴書についてのみPARTNER から書式をダウンロードして作成してください。
①履歴書
応募に必要な「研修用履歴書」を「PARTNER」上で作成して提出してください(履歴書への写真添付は不要です)。一般履歴書など他の様式の履歴書は受け付けません。履歴書は「PARTNER」ログイン後、マイページのメニューから作成できます。ファイル名は「氏名_1 履歴書」としてPDF 化して提出してください。
 ②自己申告書
必ず所定の様式を使用して提出してください。なお、時差のある方や、障害のある方等で合理的な配慮が必要な方は自己申告書の該当項目(6、7項目目)に必ず記載をお願いいたします。ファイル名は「氏名_2 自己申告書」としてPDF 化して提出してください。

③推薦書
所属先のある方は必ず所属先の研修参加の了承を得てください。なお、推薦書は書式不問です。推薦書が用意できない場合は、その理由を記載してください。自営の方や所属先のない方は不要です。所属先にて応募者ご本人が代表を勤めている方も必要ありません。ファイル名は「氏名_3 推薦書」としてPDF 化して提出してください。


(3)応募
応募期間内に「PARTNER」の応募画面から応募してください(予め応募書類をご準備ください)。
① 以下の URL から「PARTNER」にアクセスし画面右上の“ログイン”をクリックして「PARTNER」にログインします。 

「PARTNER」の URL   http://partner.jica.go.jp/
②「研修セミナー情報」画面から該当のセミナー情報を検索し「WEB から応募する」をクリックしてください。
③上記(2)の応募書類を添付して PDF 化して提出してください。

注意事項

■修了証の発給
全日程の研修を修了された受講者へ、研修修了証書をお渡しします。

■留意事項
(1) 研修実況動画(オンライン)の録画について
本研修コースは、研修実況動画・音声を録画させていただき、JICA 内のイントラネットに掲載させていただく予定です。録画対象箇所は、受講者の皆様が映らない又は発言のない講義部分とワークショップ前の講義部分となります。受講者皆様の肖像権保護のため、当該部分に関しては、以下のご対応をお願い申し上げます。
➢ 講義中はマイク OFF、ビデオ OFF の徹底。
➢ 質疑応答は講義中ではなく、質疑応答時間中に行う。
ワークショップ本体(ブレークアウト(グループ分け))の部分については録画対象ではありません。また、動画の編集については、質疑応答の時間を録画動画から削除する作業のみを予定しています。1 年間で本録画動画は削除とする予定です。何卒、ご了承いただけますと幸いです。


(2)海外在住の聴講者若しくは日本時間の午後のワークショップ部分を全てリアルタイムで受講される正規受講者の方々に対する研修実況動画の録画につきましては、対象者に無編集で提供させていただく予定です。加えて、インターネット環境の不良等の影響でオンラインでの受信が上手くいかなかった受講者の事後学習用としても、その無編集の研修実況動画を活用させていただきます(そのような事態が起きた場合に受講者本人限定で共有予定です)。


(3)情報保障等の合理的配慮が必要な方につきましては、お気軽にご相談ください。
(4)研修期間中の事故等については、JICA は一切責任を負いません。予めご了承ください。
(5)研修実施に影響を及ぼすため、合格後の辞退は出来るだけご遠慮ください。
(6)円滑な研修運営に支障を来す恐れがあり、受講者本人や他の受講者の不利益になると JICA が判断した場合は、その後の研修参加をお断りする場合があります。
(7)研修修了一定期間の後、研修後の国際協力事業へのかかわり等に関するフォローアップ調査をアンケート形式で実施しますので、回答にご協力願います。
(8)受講のために必要な経費は自己負担となります。
(9)本研修では、オンライン受講に必要となる端末や、安定したインターネット環境(Wi-Fi等)をご準備ください。
(10)所属先推薦書を含む応募書類に虚偽の記載が判明した場合、選考合格を取り消すとともに、修了証の発行は致しません。


■応募書類
応募書類は選考の結果にかかわらず、返却しませんのであらかじめご了承願います。

選考方法

応募書類を審査の上、2025 年 3 月 13 日(木)を目途に、下記の「PARTNER」のマイページ上で合格者の応募案件番号(受付番号)を発表します。「PARTNER」にログインし、マイページの「PARTNER からのお知らせ」をご確認ください。書面による通知及び JICA ホームページ上では発表しません。 ご自身の応募案件番号(受付番号)は受領通知メール、又はマイページ「メールボックス」の「受信 BOX」で「【PARTNER】研修・セミナーへの応募送信完了のお知らせ」を参照ください。 なお、選考結果に関する個別のお問い合わせには一切お答え出来ませんので、あらかじめご了承願います。
「PARTNER」の URL    http://partner.jica.go.jp/

開催団体のお知らせページ
https://www.jica.go.jp/recruit/kyokakenshu/top.html

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お問い合わせ先

担当部課
人事部開発協力人材室
担当者氏名
藤井 卓郎
電話番号
03-3269-3471
メールアドレス
hrgtc@jica.go.jp
ホームページ
http://www.jica.go.jp/
担当者から一言

ご応募お待ちしています。

団体情報詳細
設立目的・事業内容
独立行政法人国際協力機構法(平成14年法律第136号)に基づき設立された独立行政法人で、開発途上地域等の経済及び社会の開発若しくは復興又は経済の安定に寄与することを通じて、国際協力の促進並びに我が国及び国際経済社会の健全な発展に資することを目的とする。
活動対象分野
援助アプローチ/戦略/手法
活動実績(海外)
・開発途上国への技術協力  研修員受入  専門家派遣  機材供与  技術協力センター設置・運営  開発計画に関する基礎的調査 ・有償資金協力  円借款  海外投融資 ・無償資金協力  ※外交政策の遂行上の必要から外務省が自ら実施するものを除く。 ・国民等の協力活動の促進 ・海外移住者・日系人への支援 ・技術協力のための人材の養成及び確保 ・調査および研究 ・緊急援助のための機材・物資の備蓄・供与 ・国際緊急援助隊の派遣
活動実績(国内)
同上
所在地
102-8012
東京都 千代田区二番町 5-25 二番町センタービル
設立年月
2003 / 10