【2025年度能力強化研修】「アフリカ稲作振興のための共同体(CARD)ーCARDの動向と稲作協力のこれからー」コース(締切日:11/13(木))

独立行政法人国際協力機構(JICA)人事部 開発協力人材室(能力強化研修)

  • 研修

プログラム/内容

ジャンル
研修
開催日時
2026/01/14 09:30 2026/01/16 17:30
開催地
東京都 新宿区市谷本村町 10-5国際協力機構市ヶ谷ビル(JICA 市ヶ谷ビル)
開催形式
オフライン
内容

アフリカ稲作振興のための共同体(Coalition for African Rice Development: CARD)は、サブサハラ・アフリカでのコメの生産量倍増を目指して、2008年のTICAD IV でJICAとアフリカ緑の革命のための同盟(AGRA)が共同で立ち上げた国際イニシア ティブです。1990年代以降、アフリカでは急速な人口増加と都市化が進み、2007~ 2008年の世界食料危機では穀物価格が高騰し、食料増産が急務となりました。アフリカ では調理や保存のしやすさからコメの消費が増加し、生産が需要に追いつかない状況が 続きました。このような背景から、アフリカでのコメ生産の重要性が高まり、CARDが発 足しました。

JICAはCARDの運営機関の一つとして、AGRAを含む国際機関と連携し、アフリカ 各国の国家稲作振興戦略(NRDS:National Rice Development Strategy)策定と コメ生産支援を行い、2008~2018年のCARDフェーズ1では1400万トンから 2800万トンへ、コメ生産量倍増を達成しました。しかし、アフリカの人口増加とコメ需要 の拡大を受け、2019年にTICAD7で「2030年までにさらなるコメ生産量の倍増」を 目指すCARDフェーズ2が発足しました。フェーズ2では対象国をフェーズ1の23ヵ 国から32ヵ国に拡大し、RICEアプローチ(Resilience, Industrialization, Competitiveness, Empowerment)を実践することによってコメ生産の更なる倍増 (2800万トンから5600万トンへ)を図っています。また、フェーズ2では地域稲作開発 戦略(RRDS:Regional Rice Development Strategy)も策定が推進され、地域ご との共通課題に取り組んでいます。 JICAがCARD推進を支援するためには、より多くの国際協力人材にCARDと稲作 協力の動向を理解して頂くと共に、プロジェクトの枠を超えたCARD関連の知見の共有 や稲作振興に関する意見交換の場が不可欠と考えます。そのため、アフリカ稲作振興のた めの共同体(CARD)に関連する広い分野において一定の実務経験を有する方を対象に、 CARDの全体像や近年の潮流・方向性などの知見を得ていただくことを目的として、本 研修を実施します。

皆様のご応募をお待ちしております。

職務分野
農業開発/農村開発、多岐にわたる分野
会場名
国際協力機構市ヶ谷ビル(JICA 市ヶ谷ビル)
会場への交通アクセス
JR中央線・総武線 「市ヶ谷」 徒歩10分 都営地下鉄新宿線 「市ヶ谷」A1番出口 徒歩10分 東京メトロ有楽町線・南北線 「市ヶ谷」6番出口 徒歩8分
応募要項詳細資料
2025_16_youkou.pdf

参加資格

参加資格

詳細は募集要項をご確認ください。

■募集要項:2025_16_youkou.pdf

 

下記の全ての要件を満たす方とします。 

(1) 専門家・調査団員等としてJICA事業に携わる意志があること 

(2) 研修の全日程に対面参加可能であること。

(3) 専門能力・経験: アフリカ稲作振興のための共同体(CARD)に関連する分野(栽 培、農業土木、農業機械、農業普及、コミュニティ開発、農業経済、金融、援助協調、 マーケティングなど)において、計3年以上の実務経験(JICA海外協力隊員等を含 む)あるいは関連分野の就学経験(大学院以上)を有する方が望ましい。 なお、本研修は比較的実務経験が浅い国際協力人材を主な研修対象としています。 応募者が多数の場合は、実務経験の長さに関わらず、提出頂く自己申告書等の内容 を踏まえて総合的に選考させて頂く予定です。 

(4) 語学力: 原則として、以下のいずれかの語学力を有すること。(詳細はJICA専門 家語学ガイドライン参照)

 ① TOEIC730点以上、TOEFL550点(CBT213点/iBT79点)以上、英検準 1級、国連英検B級、IELTS 6.0以上

 ② 仏検2級以上、DELF第1段階(DELF B1)、仏語能力検定試験(TEF)361点 以上、仏文部省認定仏語能力テスト(TCF)300点以上

 ③ 西検3級以上、DELE B1、SIELE B1

 ④ アラビア語或いはポルトガル語において業務遂行が可能なこと。 

※ 保持している語学力に係る公的資格を、履歴書に必ず記載してください(取得 年月が新しいものを優先する。取得年月も記載すること)。

※ ①は、JICA 専門家語学ガイドラインAレベル(高いコミュニケーション能力が 求められる案件)基準。 

※ ②・③は、JICA 専門家語学ガイドライン B レベル(業務上十分なコミュニケー ション能力が求められる案件)。

参加費用
無料

募集内容

募集対象者
JICAの専門家・調査団員等としてJICA事業に携わる意志があること。
募集人数
最大25名程度
募集期間
2025/10/01 12:00 2025/11/13 23:59

申し込み方法

  • 掲載内容の確認等は、ご利用者様、掲載団体様の両者間の責任で行ってください。掲載内容及びセミナー・研修プログラムは、独立行政法人国際協力機構(JICA)の見解を示すものではありません。詳しくは規約をご確認ください。
  • 未成年が有償セミナーへ申し込むには保護者の同意が必要です。
  • ウェブ応募時の個人登録者の個人情報の扱いは案件を主管する登録団体の定めによることとします。尚、Web応募を実施することにより、団体に対するプロフィール公開項目の提示に同意したものとみなします。
参加申し込み方法

詳細は募集要項をご確認ください。

■募集要項:2025_16_youkou.pdf

 

以下の(2)に記載されている提出書類を揃え、締切日までにJICAが運営している国際キャリア総合情報サイト「PARTNER」(以下、「PARTNER」という。)から応募してください。「PARTNER」の登録が完了していることが必要です。「PARTNER」の登録だけでは、研修コースへの応募は成立しません。「PARTNER」への登録後に本研修コースへ応募してください。

応募書類の受付後、応募時に「PARTNER」で指定した本人連絡用Eメールアドレスに対し、受領通知メールと共に応募案件番号(受付番号)を通知します。応募後、通知が届かない場合は、「人材登録に関するお問い合わせ先」までご連絡ください。 

(1) 「PARTNER」への登録 

応募はすべて「PARTNER」経由で行います。応募にあたっては「PARTNER」に人材登録がなされていることが必須ですので、登録されていない方はまず「PARTNER」での人材登録を行ってください。 

 

【PARTNER登録の注意事項】 

応募時にはPARTNERマイページの「登録内容の確認/更新」にて、所属先などの情報を最新に更新してください。 また、更新の際には、「プロフィール公開」欄は「希望する」を選択し、「プロフィール公開対象」には必ず「JICA」を選択してください。 

 

(2) 応募書類 

すべて所定の様式をご使用ください。所定の様式は、JICAホームページ

http://www.jica.go.jp/recruit/kyokakenshu/top.html)からダウンロードしてください。①の履歴書についてのみ、PARTNERから書式をダウンロードして作成してください。 

 

① 履歴書(研修用履歴書) 

応募に必要な「研修用履歴書」を「PARTNER」上で作成して提出してください(履歴書への写真添付は不要です)。一般履歴書など他の様式の履歴書は受け付けません。履歴書は、「PARTNER」ログイン後、マイページのメニューから作成できます。ファイル名は「氏名_1履歴書」として、PDF化して提出してください。 

 

② 自己申告書 

必ず所定の様式を使用して提出してください。なお、合理的な配慮が必要な方は自己申告書の該当項目(第6項目)に必ず記載をお願いいたします。ファイル名は「氏名_2自己申告書」として、PDF化して提出してください。 

 

③ 推薦書 

所属先のある方は必ず所属先の研修参加の了承を得てください。なお、推薦書は書式不問です。自営の方や所属先のない方、所属先にて応募者ご本人が代表を勤めている方など、推薦書が用意できない場合は、その理由を記載してご提出ください。ファイル名は「氏名_3推薦書」として、PDF化して提出してください。 

 

(3) 応募 

応募期間内に「PARTNER」の応募画面から応募してください(予め応募書類をご準備ください)。 

① 以下のURLから「PARTNER」にアクセスし、画面右上の“ログイン” をクリックして「PARTNER」にログインします。 

「PARTNER」のURL https://partner.jica.go.jp/ 

 

② 「研修セミナー情報」画面から該当のセミナー情報を検索し、「WEBから応募する」をクリックしてください。 

③ 上記(2)の応募書類を添付してPDF化して提出してください。 

注意事項

詳細は募集要項をご確認ください。

■募集要項:2025_16_youkou.pdf

 

■【事前課題】 

事前課題として、研修までに参考資料をご一読いただきます。対象資料は選考結果通知 後にご連絡いたします。 ■【参考情報】

 ・JICA ホームページ:アフリカ稲作振興のための共同体(CARD)https://www.jica.go.jp/activities/issues/agricul/approach/card.html

 ・CARD事務局 ホームページ(英語表記) 

https://riceforafrica.net/

 

■修了証の発給

全日程を修了された受講者へ、研修修了証書をお渡しします。

 

■留意事項 

(1) 研修期間中の盗難、紛失、事故等については、JICAは一切責任を負いません。予め ご了承ください。

(2) 研修実施に影響を及ぼすため、合格後の辞退は出来るだけご遠慮ください。

(3) 円滑な研修運営に支障を来す恐れがあり、受講者本人や他の受講者の不利益になる とJICAが判断した場合は、その後の研修参加をお断りする場合があります。

(4) 研修修了一定期間の後、研修後の国際協力事業へのかかわり等に関するフォローア ップ調査をアンケート形式で実施しますので、回答にご協力願います。

(5) 受講のために必要な経費は自己負担となります。(宿泊先の紹介および斡旋は行って いないところ、あらかじめご了承願います。)

(6) 本研修では、ノートパソコンをご持参いただくようお願いいたします。また、安定した インターネット環境(Wi-Fi等)は受講者でご準備ください。※Wi-Fiはご準備しておりますが、接続が 難しい場合などございますのでご留意ください。

(7) 所属先推薦書を含む応募書類に虚偽の記載が判明した場合、選考合格を取り消すと ともに、修了証の発行は致しません。

選考方法

応募書類を審査の上、2025年12月12日(金)を目途に、「PARTNER」のマイ ページ上で合格者の応募案件番号(受付番号)を発表します。「PARTNER」にログイ ンし、マイページの「PARTNER からのお知らせ」をご確認ください。書面による通知、 JICAホームページ上では発表しません。 ご自身の応募案件番号(受付番号)は受領通知メール、又はマイページ「メールボッ クス」の「受信 BOX」で「【PARTNER】研修・セミナーへの応募送信完了のお知らせ」 を参照ください。 なお、選考結果に関する個別のお問い合わせには一切お答え出来ませんので、あ らかじめご了承願います。

【2025年度能力強化研修】「アフリカ稲作振興のための共同体(CARD)ーCARDの動向と稲作協力のこれからー」コース(締切日:11/13(木))

独立行政法人国際協力機構(JICA)人事部 開発協力人材室(能力強化研修)

このイベントに似たイベントを探す

開催地

ジャンル

職種

お問い合わせ先

担当部課
人事部 開発協力人材室
担当者氏名
望月 翔太
電話番号
03-3269-3471
メールアドレス
hrgtc@jica.go.jp
ホームページ
http://www.jica.go.jp/
担当者から一言

昨年度ご参加された多くの方から「満足」、「非常に満足」とご回答いただいた評価の高いコースとなっております。

「それぞれの講義・演習が大変参考になっただけでなく、対面にてJICA・専門家が混じって意見交換できたため、非常に満足度が高かったです。」

「これまでCARDの枠組みの中で行われる事業に間接的・直接的に係ってきましたが、今回の研修を経て、より事業の目指す方向性、各アクターの関係性、評価の方法などが理解できました。今後もアフリカの稲作に関わっていきたいという思いが強くなりました。」

 

能力強化研修として昨年度から立ち上がったコースです。

アフリカ稲作振興にご関心を有する方々からのご応募をお待ちしております。

団体情報詳細
設立目的・事業内容
独立行政法人国際協力機構法(平成14年法律第136号)に基づき設立された独立行政法人で、開発途上地域等の経済及び社会の開発若しくは復興又は経済の安定に寄与することを通じて、国際協力の促進並びに我が国及び国際経済社会の健全な発展に資することを目的とする。
活動対象分野
援助アプローチ/戦略/手法、市民参加、多岐にわたる分野
活動実績(海外)
・開発途上国への技術協力  研修員受入  専門家派遣  機材供与  技術協力センター設置・運営  開発計画に関する基礎的調査 ・有償資金協力  円借款  海外投融資 ・無償資金協力  ※外交政策の遂行上の必要から外務省が自ら実施するものを除く。 ・国民等の協力活動の促進 ・海外移住者・日系人への支援 ・技術協力のための人材の養成及び確保 ・調査および研究 ・緊急援助のための機材・物資の備蓄・供与 ・国際緊急援助隊の派遣
活動実績(国内)
・開発途上国への技術協力  研修員受入  専門家派遣  機材供与  技術協力センター設置・運営  開発計画に関する基礎的調査 ・有償資金協力  円借款  海外投融資 ・無償資金協力  ※外交政策の遂行上の必要から外務省が自ら実施するものを除く。 ・国民等の協力活動の促進 ・海外移住者・日系人への支援 ・技術協力のための人材の養成及び確保 ・調査および研究 ・緊急援助のための機材・物資の備蓄・供与 ・国際緊急援助隊の派遣
所在地
102-8012
東京都 千代田区二番町 5-25 二番町センタービル
設立年月
2003 / 10