【12/15(月)zoom無料】『紛争を、終わらせる。2025~その歩みを止めないために~』ラオス編 立ち上げ責任者が語る、幼い命を守る「不発弾回避教育」と”終わらない紛争”の「今」

特定非営利活動法人 テラ・ルネッサンス

  • イベント
  • 中高生歓迎
  • 大学生・大学院生歓迎

プログラム/内容

ジャンル
イベント
開催日時
2025/12/15 20:00 2025/12/15 21:30
開催地
オンライン 全世界
開催形式
オンライン
内容

今秋、外交関係樹立70周年を機に、愛子内親王殿下(以下、愛子さま)のラオスご訪問が報じられました。


アジア最後の桃源郷とも呼ばれるラオスは、世界各国から美しい手つかずの自然や仏教寺院などを目当てに人々が訪れる人気の観光地です。

しかし、この穏やかな風景の裏側には、過去の戦争が残した2億7千万個もの不発弾という、終わらない脅威が隠されていることをご存じでしょうか。

 

ラオスは「世界で最も激しい爆撃を受けた国」と言われており、1964年に始まったベトナム戦争中、9年間で200万トン以上の爆弾が落とされました。

そのうち、特に多く使用されたのはクラスター爆弾です。

 

クラスター爆弾とは、広範囲に大量の小さな爆弾(子爆弾)をまき散らす兵器です。

その多くは爆発せず、不発弾として地表や土中に残り続け、今も、その「見えない爆弾」が、人々の暮らしのすぐそばに潜んでいます。

特に子どもたちは、不発弾がおもちゃのように見えてしまい、遊んでいて爆発に巻き込まれるケースが後を絶ちません。

 

 

【こんな方におすすめです】

  • 国際協力や平和構築の「リアルな現場」を知りたい方
  • ラオスの「今」と、不発弾問題に関心がある方
  • 「人道支援」の、その先にある「教育」や「開発」の取り組みを知りたい方
  • テラ・ルネッサンスのラオスでの活動を応援してくださっている、または関心のある方
  • 社会のために、何か自分にできることを見つけたいと思っている方
      

【イベントについて】


今回のイベントでは、前ラオス駐在員(現タイ事務局駐在)の飯村が登壇。 ラオスで最も不発弾が集中するシエンクワン州 を舞台に、私たちが進める「不発弾回避教育プロジェクト」についてご報告します。

現在、テラ・ルネッサンスは、ラオス国内ではあまり手が付けられていない3歳~7歳までの幼児に向けた不発弾回避教育を進めています。

これは危険な不発弾の見分け方などを、ゲームや歌、パズルや紙芝居などの教材を通して伝える活動です。

現在までに、10の村で300人の子どもたちと285人の大人がプロジェクトに参加しました。

 ↑ 紙芝居を使った、不発弾の危険性を学ぶ授業の様子

 

さらに、不発弾を発見した際に住民がすぐに通報できる「ホットライン」の設置 や、不発弾に関する啓発パネルや展示を備えた施設の設立など、子どもたちをはじめ、不発弾と生きる人々を事故から守るための仕組みづくりを進めています。

当日は、ラオスの「終わらない戦争」の現状と、子どもたちの未来を守るための活動をお伝えします。

10月から新たにラオス事業マネージャーとして着任した職員の紹介もいたします!

ぜひご参加ください。

 

 ■冬季募金キャンペーン2025 『紛争を、終わらせる。2025 ~その歩みを止めないために~』

本イベントは、上記キャンペーンの一環として開催するチャリティーイベントです。 より多くの方に現地の「今」を知っていただくため、参加費は無料としておりますが、イベントの最後に冬季募金(チャリティー)のご案内をさせていただきます。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 

 

 

【登壇者プロフィール】

飯村 浩(いいむら ひろし)/ 元海外事業部ラオス事業事務局長・現タイ事務所駐在員

大学院修士課程修了後、免疫関係の研究員として民間企業に4年半勤務。1999年より約1年間、NGOの有給ボランティアとして、タイ北部などで山岳少数民族の子どもたちへの支援に関わる。2000年より12年間、バンコク市内の私立学校でホリスティック教育(プロジェクト・ベースド・ラーニング)による日本語教育、国際交流プログラム、環境保全・理科教育を行う。2013年より5年半は、国際協力NGO・IV-JAPANのラオス事業担当者として、職業訓練プロジェクト等の運営に携わる。2020年4月から約5年間にわたり、テラ・ルネッサンスのラオス事業担当として、ラオス、シェンクワン県において不発弾回避教育および生計向上支援を実施。

 

岩村 華子(いわむら はなこ)/ ラオス事業マネージャー 

大学卒業後、JICA海外協力隊(青少年活動)としてパラグアイで活動 。その後、在エルサルバドル日本大使館での草の根・人間の安全保障無償資金協力外部委嘱員 や、日本メキシコ学院(リセオ)の学院長代理  など、一貫して中南米をフィールドに、教育や草の根のコミュニティ支援の現場に尽力。 中南米での豊富な現場経験を活かし、2025年10月、テラ・ルネッサンスに入職 。活動の舞台をアジアに移し、ラオス事業の新マネージャーに就任。

 

司会・ファシリテーター:

伊藤 あかり(いとう あかり)/タイ事業プロジェクトコーディネーター  


 

職務分野
貧困削減、教育、平和構築

参加資格

参加費用
無料

募集内容

学生歓迎
中高生歓迎;大学生・大学院生歓迎
募集人数
100名程度
募集期間
2025/11/17 18:00 2025/12/15 20:00

申し込み方法

  • 掲載内容の確認等は、ご利用者様、掲載団体様の両者間の責任で行ってください。掲載内容及びセミナー・研修プログラムは、独立行政法人国際協力機構(JICA)の見解を示すものではありません。詳しくは規約をご確認ください。
  • 未成年が有償セミナーへ申し込むには保護者の同意が必要です。
  • ウェブ応募時の個人登録者の個人情報の扱いは案件を主管する登録団体の定めによることとします。尚、Web応募を実施することにより、団体に対するプロフィール公開項目の提示に同意したものとみなします。
参加申し込み方法

以下のURLよりお申し込みください。(外部サイトに遷移します。)

https://laos2025terra.peatix.com/

【12/15(月)zoom無料】『紛争を、終わらせる。2025~その歩みを止めないために~』ラオス編 立ち上げ責任者が語る、幼い命を守る「不発弾回避教育」と”終わらない紛争”の「今」

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お問い合わせ先

電話番号
メールアドレス
contact@terra-r.jp
ホームページ
http://www.terra-r.jp
団体情報詳細
設立目的・事業内容
地雷除去支援、紛争・災害被災地域での復興支援、紛争被害者への支援、及び市民を対象に地球市民意識の啓発活動などにより、「次世代への責任」を一人ひとりの市民が認識することで、すべての生命が安心して生活できる社会の実現に寄与することを目的に設立。  カンボジア、ラオスでの地雷撤去支援や地雷被害者及び貧困家族の生活再建支援、不発弾撤去支援、ウガンダ及びコンゴ民主共和国での元子ども兵社会復帰支援、紛争被害者や社会的弱者のエンパワーメント支援、小型武器不法取引規制に関する啓発活動を行っている。また、日本国内では平和教育(講演、セミナー活動など)を行っている。
活動対象分野
貧困削減、教育、都市開発・地域開発、自然環境保全、平和構築
活動実績(海外)
1. 地雷・クラスター爆弾 1-1. 地雷・不発弾除去支援(カンボジア・ラオス) カンボジア、ラオスにて、現地で活動する地雷除去団体への資金、金属探知機の提供。 1-2.地雷埋設地域村落開発支援事業(カンボジア)  カンボジア・バッタンバン州の4村に、地雷被害者や地雷埋設地域に住む貧困層による住民組織を結成。小規模融資、健康保険や奨学金制度を創設。貧困削減、収入向上・安定の促進。 2. 小型武器 2-1. 違法小型武器規制のための啓発活動(ウガンダ・コンゴ民主共和国) 3. 子ども兵 3-1. 元子ども兵社会復帰支援(ウガンダ) 元子ども兵社会復帰支援として、ベーシック・ヒューマン・ニーズ支援、職業訓練、基礎教育、心理社会支援、小規模ビジネスの指導、和解促進のためのワークショップなどを実施。 3-2. 元子ども兵及び社会的弱者のエンパワーメント支援(コンゴ民主共和国) 元子ども兵、レイプ被害女性、社会的弱者への職業訓練などを現地NGOと協働展開。
活動実績(国内)
1. 平和教育 1-1. 学校、企業での講演・ワークショップ(テーマ:地雷、子ども兵、平和、など) 1-2. 企業、団体への社会貢献事業の提案・協力 1-3. 地雷、小型武器、子ども兵問題解決のためのキャンペーンを他団体との協働で展開
所在地
600-8191
京都府 京都市下京区五条高倉角堺町 21番地 jimukinoueda bldg. 403号室
設立年月
2001 / 10