世界銀行モーニングセミナー(第214回)「投資を加速化させる:課題と政策」

世界銀行東京事務所

  • セミナーシンポジウム

プログラム/内容

ジャンル
セミナーシンポジウム
開催日時
2026/01/20 09:00 2026/01/20 10:00
開催地
全世界
開催形式
オンライン
内容

投資は、生産能力の拡大、インフラの近代化、雇用の創出、そして開発目標と気候変動対策目標の達成に向けた前進を牽引する原動力です。しかしながら、発展途上国は歴史的な規模の投資不足に直面しています。開発ニーズが高まる一方で、投資の伸びは2000年代の約半分に減速しており、公共投資だけではこのギャップを埋めることはできません。民間投資は、成長の再活性化、雇用創出、そしてより持続可能で強靭な未来への移行を支える上で、主導的な役割を果たすことが求められています。

 

世界銀行の新報告書「投資を加速化させる:課題と政策」(Accelerating Investment: Challenges and Policiesは、新興国および発展途上国への投資に関して最も包括的を評価を行っています。同報告書では、投資がなぜ重要なのか、なぜ停滞しているのか、そして投資を活性化するには何が必要なのかを検証しており、投資ブームを成功裏に引き起こした国々は、健全なマクロ経済枠組みと、ビジネス環境の改善、ガバナンスの強化、そして民間資本の動員といった改革を組み合わせてきたと指摘しています。

 

歴史的に見れば、投資が急増すると経済成長が加速し、雇用創出が加速し、貧困がより急速に減少します。信頼できる財政・金融政策、民間資本を誘致する的確な公共投資、そして大規模な資金動員のための国際協力の強化を通じて、今日の景気減速を反転させることが可能です。投資の再活性化は、国家の優先事項であるだけでなく、世界的な責務といえます。

 

今回のモーニングセミナー(第214回)では、同報告書の共著者でもあるアマット・アダロフ世界銀行開発経済総局(DEC)見通しグループ上級エコノミストおよびダナ・ヴォリセック同リードエコノミストが、同報告書の主なポイントを日本の皆様に向けてオンラインでご紹介します。使用言語は英語(日本語への通訳なし)です。

 

■スピーカー

アマット・アダロフ 
世界銀行開発経済総局(DEC)見通しグループ 上級エコノミスト

マクロ経済、国際貿易、金融に関する分析業務に従事。特に投資に関する分析業務を主導しており、旗艦報告書「世界経済見通し」(Global Economic Prospects)も執筆している。近年では、東郷、マクロ金融安定化、資本フロー、グローバルバリューチェーンに関して学術誌に論文を発表している。世界銀行入行以前は、ウィーン国際経済研究所で国際経済に関する様々な研究プロジェクトを主導した。公共機関でマクロ経済分析、モデリング、予測、投資政策に従事した経験も有する。アーカンソー大学ビジネス学部で経済学博士号を取得。

 

ダナ・ヴォリセック 
世界銀行開発経済総局(DEC)見通しグループ リードエコノミスト

旗艦報告書「世界経済見通し」(Global Economic Prospects)の主要著者の一人。生産性、投資、インフレーション、原油価格ショックに関する分析および政策業務に従事してきた。見通しグループでは、ラテンアメリカ、中東・北アフリカ地域を担当してきた。

職務分野

参加資格

参加費用
無料

募集内容

職種
その他
募集人数
制限なし
募集期間
2025/12/08 14:00 2026/01/20 09:00

申し込み方法

  • 掲載内容の確認等は、ご利用者様、掲載団体様の両者間の責任で行ってください。掲載内容及びセミナー・研修プログラムは、独立行政法人国際協力機構(JICA)の見解を示すものではありません。詳しくは規約をご確認ください。
  • 未成年が有償セミナーへ申し込むには保護者の同意が必要です。
  • ウェブ応募時の個人登録者の個人情報の扱いは案件を主管する登録団体の定めによることとします。尚、Web応募を実施することにより、団体に対するプロフィール公開項目の提示に同意したものとみなします。
参加申し込み方法

参加をご希望の方は、以下のウエブページ上の登録フォームボタンからお申し込みください。参加登録された方々には別途Webexリンクをお送りします。

 

世界銀行モーニングセミナー(第214回)「投資を加速化させる:課題と政策」

注意事項

言語: 英語(日本語への通訳なし)

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担当部課
世界銀行東京事務所
担当者氏名
大森
電話番号
メールアドレス
komori@worldbankgroup.org
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募集団体名
世界銀行東京事務所
設立目的・事業内容
世界銀行は貧困削減のために世界中の開発途上国に対して幅広い援助を行う国際機関です。一般に、国際復興開発銀行(IBRD)、国際開発協会(IDA)の2つの開発金融機関を併せて世界銀行と呼びます。設立以来、世界銀行は多様な資金源、豊富な専門知識・技術を活用し、開発援助の分野で常に主導的な役割を担っています。世界銀行東京事務所は、1970年に設立され、資金調達及び広報・対外関係の二つの分野に重点を置いた活動を推進しています。
活動対象分野
援助アプローチ/戦略/手法
活動実績(海外)
世界銀行は、貧困の撲滅と繁栄の共有の促進という目標を掲げ、開発途上国の経済・社会の発展、人々の生活水準の向上、そして各国の持続的成長を支援するために、貸付・融資、技術協力、専門調査・研究に基づいた政策アドバイスなどを提供しています。これらの活動は、世界銀行が対象とする部門(主に経済政策、法務、司法、行政・財務管理、運輸、上下水道・治水、保健、教育、その他の社会サービス、エネルギー・鉱業、農業、漁業、林業、金融、産業、貿易、情報・通信など)を実施しています。
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世界銀行東京事務所は、設立以来30年余りにわたり、世銀の円資金調達に重要な役割を担ってきました。近年は、個人投資家の外貨建て世銀債への需要が強く、個人投資家の世銀債投資層に占める割合が大きく増加しています。安定的な世銀債投資を継続いただいている機関投資家も併せ、日本は単独の国としては世銀債の最大の投資家となっています。また、開発問題に関する世銀の政策、活動に関する最新情報をより多くの人にご案内し、世銀による途上国への協力活動を支援して頂くために、東京事務所ではさまざまな活動を行なっています。
所在地
100-0011
東京都 千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル14階
設立年月
1970 / 01