第27号 PARTNERコラム年頭のご挨拶

あけましておめでとうございます。

昨年は平成から令和に改元し、新しい時代の幕開けとなりました。令和2年の今年は、令和がフル稼働し始める年ですが、令和の時代の国際キャリアはどのようになるのでしょうか。

その鍵を握る一つが「多様な働き方」と考えます。

多様な働き方について、近年よく耳にする議論ですが、その波は国際協力業界にも押し寄せてきており、幅広く様々な人たちが国際協力に関わり、またキャリアを構築していく上で重要なポイントになると考えます。

これまでの国際協力は途上国に行って取り組む仕事が中心でしたが、最近は国際協力のカタチが多様化しており、例えば、途上国支援の経験を日本の社会問題の解決に活かしたり、日本国内で国際協力に取り組んだり、と外国に行かないものもでてきています。

この国際協力のカタチの多様化により、国際協力の仕事も多様化しており、これにより、これまで国際協力の
キャリアをあきらめていた人、また中断していた人にも国際協力に関われる道が開かれつつあります。

国際協力のイベントやキャリア相談で、今は子育て中で外国に行くことは厳しいが、国内で週数日ベースの国際協力の仕事があれば取り組みたい、家庭の事情で地元を離れられないが、地元でできる国際協力の仕事があれば取り組みたい、個人の事情がありつつも、国際協力への熱意が高く、何かできることはないか、などの声を聞くことも多いです。

PARTNERでは多様な働き方を応援するため、昨年5月にPARTNERの個人登録や団体の求人に多様な働き方を
意思表示できるようにしました。おかげ様で多様な働き方の求人件数は増えてきており、本年も積極的に多様な働き方の推進に取り組み、諸事情があっても国際協力に関わりたいと思う人を応援していきたいと思います。

令和の時代、国際協力のカタチも仕事もさらに多様化していくことでしょう。幅広く多くの方々に国際協力に
関心を持っていただくとともに、より多くの方々が国際協力に関われる、これがPARTNERの願いです。

本年もPARTNERをどうぞよろしくお願いいたします。

国際協力人材部
次長
神谷 まち子

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