登録団体詳細

特定非営利活動法人 言論NPO

団体情報

団体名
特定非営利活動法人 言論NPO
団体種別
NPO法人
所在地
東京都
設立年月
2001/ 11
設立目的・事業内容
言論NPOは、2001年に発足した独立、中立、非営利のネットワーク型シンクタンクです。2004年より政府の政策実行や政党のマニフェストの評価を定期的に実施し、有権者の判断材料を提供しています。また、2012年には米国の外交問題評議会(CFR)が設立した世界25カ国のシンクタンク会議に日本から唯一参加し、地球規模の課題に対する日本の多様な議論を世界に発信しています。日本の民主主義のあり方を考える議論や、北東アジアの平和構築に向けた民間対話、世界的な課題に対する国内外の有識者との議論など、4つの言論に取り組んでいます。
活動分野
経済政策、民間セクター開発、ガバナンス、平和構築、評価
活動国
日本
活動実績(国内)
■言論NPOは、各政党が国政選挙において提示するマニフェストの評価や、選挙後の政権の実績評価を行っています。有権者が政策をもとに政治家を選び、選挙後の実績を検証して次の投票に臨む、そのことによって政治と有権者の間に緊張感が生まれ、民主主義が機能するようになります。言論NPOは日本へのマニフェスト導入に決定的な役割を果たし、その後一貫して評価を実施。こうした活動を定期的・専門的に行っているのは言論NPOのみであり、私たちが公表した評価は多くのメディアが参考にしています。 ■非営利組織の自己評価基準(「エクセレントNPO」の評価基準)を開発・展開。その啓発・教育を行い、同時に優れたNPOを表彰するなど、市民社会を担うにふさわしいNPOを育て、市民を強くするための様々な取り組みを行っています。
活動実績(海外)
言論NPOが進める民間外交や国際協力では、現在、3つの事業に重点的に取り組んでいます。  ●北東アジアに持続的な平和をつくるための対話  ●グローバル課題の解決のための世界のシンクタンク会議(東京会議)  ●民主主義の強化 【北東アジアの平和】  言論NPOは日米同盟と軍事的な増強を続ける中国との間で対立が存在し、構造的に不安定な北東アジアそのものに、持続的な平和を実現するための世界で初めての作業を始めています。これらは当団体が長年継続してきた中国との対話「東京北京フォーラム」や「日韓未来対話」、さらにはさらに様々な課題を議論する「日米対話」などの二国間対話と連動させて行っているもので、数多くの外部の有識者も協力しています。これらの大部分の対話を公開で行い、各国の世論調査などを活用して多くの人の声を反映させながら、取り組みを進めています。 【グローバル課題の解決】  言論NPOが、世界を代表するシンクタンクと連携して、2017年3月に立ち上げたのが「東京会議」です。この日本を舞台に世界の課題を、世界を代表する10カ国のシンクタンク代表と話し合い、それを東京から世界に提案する初めての動きです。米中間の対立が激化し、世界の自由秩序や民主主義が試練を迎える中で、言論NPOが世界の10のトップシンクタンクに呼び掛け、実現しました。このほかにも、言論NPOはアメリカの外交問題評議会(CFR)が2012年に設立した世界20カ国のシンクタンク会議カウンシル・オブ・カウンシルズ(COC)に日本から唯一選ばれたシンクタンクでもあり、世界の多くのシンクタンクと連携しながら地球規模課題のグローバルガバナンスに関する取り組みを行っています。グローバル課題の解決に向けた国際協力の現状や課題の評価を日本の多くの有識者と連携して行い、社会に公表しています。 【民主主義を強くする】  言論NPOは議論の力で民主主義を強くすることをミッションに誕生しました。しかし現在、世界ではグローバライゼーションに伴う貧富や経済格差が拡大し、国内政策との調整が遅れ、ナショナリズムや国民の不安に迎合するポピュリズムの傾向が強まっています。この日本でも代表制民主主義に対する市民の信頼は低下しており、それがこの日本の将来への不安をより大きなものにしています。こうしたことから、言論NPOは欧米やアジアのシンクタンクと連携して、民主主義の修復や立て直しに向けての議論を進めているほか、日本国内でも日本の民主主義の仕組みの総点検作業を多くの有識者と連携して始めています。
SDGsへの取り組み

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