登録団体詳細

特定非営利活動法人BRIDGE

団体情報

団体名
特定非営利活動法人BRIDGE
団体種別
NPO法人
所在地
高知県
設立年月
2014/ 01
設立目的・事業内容
「目的」 この法人は、アジア大洋州、中南米、アフリカ諸国各国の公衆衛生向上のために、各国の地域住民を対象に、地域医療に対する日本からの保健医療協力の推進を基盤とし、保健医療活動の支援、学術調査、広報活動を行うことにより、それぞれの国における自然環境の保全と自立可能な経済発展に寄与することを目的とする。 「事業内容」 (1)特定非営利活動に係る事業 アジア大洋州、中南米、アフリカ諸国での保健医療協力を推進するための ①地域保健医療に関する調査研究及び各種保健事業 ②地域保健医療に必要な保健医療施設設立に関する事業 ③地域保健医療を支える附帯事業 ④地域保健医療に関わる人材育成事業 ⑤目的に対する日本国内外での支援者募集のための啓発活動 ⑥地域の経済的自立支援のための輸入事業 ⑦その他、この法人の目的を達成するために必要な事業 (2)その他の事業 ①寄付された物品等の販売事業
活動分野
保健医療、教育、経済政策、環境管理、自然環境保全
活動国
アジア大洋州、中南米、アフリカ諸国
活動実績(国内)
「2014年度」 コンゴ民主共和国における地域医療支援については、本年度は主要死因の一角を占めるマラリア対策について企画を練った。この内容は11月に高知市で実施されたNPOフォーラムで発表され、参加者からの最大の寄付額を獲得し、表彰された。実施に向けては、まだ、課題があるため、現在、実現性の高い計画にすべく、専門的な検討を加えている。この内容については3月末に駐日コンゴ臨時代理大使を迎えて実施した当法人の講演会「高知発 コンゴ人医師Ngatu Nlandu Rogerと考える国際保健の未来」において、Ngatu Nlandu医師が発表した。上記の3月末の講演会に加えて、2月初めに、「高知発 国際医療支援へ掛ける橋 ー 地域から考えるNGOの活動について」と題する講演会を実施し、NPO法人の運営、活動資金の調達、事業の実施について、具体的な情報交換を行った。
活動実績(海外)
「ブラジル」 1-1.パンタナール地域基幹病院建設プロジェクト ①病院建設準備における事前調査及び現地調整等 1-2.当NPO協力施設における医療及び検査支援プロジェクト 1-3.パンタナール地域先住民医療保健制度研究事業 ①健康相談 ②医療機関受診支援事業 ③栄養調査事業 2.パンタナール先住民伝統医学伝承事業 ①伝統医学の体系記録 ②伝統医学で用いられる薬草の収集事業 3.医療保険制度研究調査事業 「コンゴ民主共和国」 4.地域医療活動 ①地域医療センター建設準備活動 ②地域医療支援 ②マラリアプロジェクト 「タイ」 5.専門家養成事業 ①じん肺エックス線読影医養成講習会支援 「2014年度」 ブラジル共和国南マットグロッソ州におけるパンタナール地域基幹病院整備に向けて、病院建設のための現地調査、現地協力施設が運営する医学診断センター、ニオアーキ市の先住民居住地での健康相談を実施した。特に、平成26年8月に高知大学の教員とともに、ブラジリア、サンパウロ、カンポグランジ、ギアロペスと訪問し、情報収集を行った。我が国の独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)とブラジルの類似機関であるANVISAとのシンポジウムに参加し、これまでの病院、医療スパの事業計画作成に協力してくれていたコンサルタントとの詳細な意見交換、及び、ニオアーキ市の先住民居住地での健康相談を行った。  ギアロベス市立病院及び医学診断センターの故ホベルト医師の後任としてドラドスのがん専門医であったアレキサンドラ医師が就任し、市立病院での外来がん化学療法を実施したいとの意向がある。また、ギアロペス市立病院と医学診断センターは、2003年に同じ敷地内に設立されている。これまでの現地での協力施設の貢献の上に、我々の病院整備プロジェクトが州全体への貢献を目指すことになる。2014年から2020年までの7年間を3期に分けて、第一期として、この強化と小規模の医療スパで日本医療導入のための市場調査、実証調査を行い、市場性を確認するとともに、自己資金の準備を行う。また、第二期として、自己資金3億程度で基礎工事を開始し、現地政府系公共事業のための融資制度を活用し、病院建物を建設したい。最終の第三期で病院建物の完成と医療機器の導入と開業、医療スパについても全面開業にこぎ着けると言う形を目指す。  また、ブラジルの医療保険制度(SUS)について情報を収集した。これらの情報源は、理事長が教員を務める高知大学との協定校である南マットグロッソ連邦大学の医師を中心に、南マットグロッソ州保健局長、連邦下院議員などから医療政策の現状と問題点の情報収集を行った。これらの概要は平成27年6月18日に企画している日伯修交120周年記念国際シンポジウムで紹介する予定である。先住民の伝統医療の情報については文献及び乾燥した薬草は複数収集したが、伝統医療のメデシンマンには会うことができなかった。 タイ及び日本で実施されたアジアじん肺読影医養成コース(AIR Pneumo)について、理事長が講師として招聘されるとともに、タイで実施されたAIR Pneumo研修会にはインドの専門家の招聘費用を負担した。AIR Pneumoプロジェクトはアジアに端を発し、南アメリカ、アフリカからも協力要請があり、今後アジア、南アメリカ、アフリカの三つのAを意味するAIR Pneumoへと発展して行く兆しがある。カンボジアにおいての糖尿病プロジェクトは別予算で実施されたため当法人からの本年度の支出はなかったが、今後、当法人としての協力体制を構築する。
SDGsへの取り組み

登録団体からのお知らせ

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研修・イベント・セミナー情報

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