募集終了

《母と子の医療を世界に届ける》海外駐在・助産師(西アフリカ・シエラレオネ)

特定非営利活動法人 母と子の医療を世界に届ける会

  • 嘱託
  • 海外勤務
  • 業務委託

職務内容

職務分野
保健医療、民間セクター開発、多岐にわたる分野
業務対象国/勤務地
アフリカ   シエラレオネ
シエラレオネ南部州ボーおよびルグブチーフダム
業務期間
2024/06/01
就業時間
07:00 15:00 (休憩時間: 14:00 15:00
休日
日、その他
土曜日は半休 団体の規定により、派遣期間に応じた休暇制度あり。休暇を利用し近隣諸国への旅行も可能です。
時間外労働
あり
オンコールまたは状況に応じ夜勤もあります
その他業務条件
業務期間: 6ヶ月~1年契約(両者合意の上延長可、1年契約が望ましい)。2024年6月の着任を目処とするが、応相談
業務内容

IGPCは「すべての母親と子どもたちが健康な社会を実現する」ことをミッションとして活動しています。

IGPCはパイナップル農園を運営するシエラトロピカル社(伊藤忠商事100%子会社)と共同で、シエラレオネ南部ルグブチーフダム・スンブヤでクリニックを運営し、地域住民に周産期医療を提供しています。

また、3ヵ年の計画で日本医療研究開発機構(AMED)と鹿児島市立病院の低価格医療機器開発の共同研究に参画し、ボー政府病院での臨床研究を予定しています。

このように、臨床、コミュニティ開発、研究といった幅広い分野に携わって頂けるメンバーを募集しています。

主な業務内容: 

(1)IGPC-シエラトロピカル共同運営クリニックにおける看護業務(外来対応、妊産婦や新生児のケア、分娩および手術補佐等)

(2)ルグブチーフダムの村々を訪問し、妊産婦検診や啓発活動を行うコミュニティアウトリーチ業務

(3)シエラトロピカル社やシエラレオネ行政機関の関係者と協力しあいながら、活動が円滑に進められるよう、調整業務の一部も担う

(4)各報告書や広報媒体の作成、IGPC勉強会の協力など

(5)臨床研究事業の補佐

具体的には、ご本人の経験や適性を考慮し、業務分担や濃淡を決めていきます。全ての分野での職務経験がある必要はなく、ご興味のある方は是非ご応募ください。

職種
技術系(医療・介護・福祉)
勤務形態
嘱託
働き方
海外勤務、業務委託

応募条件

語学力
英語
現地での業務は英語です。英語で臨床業務を行い、さらに現地医療スタッフとコミュニケーションを円滑に行えるレベルが要求されます。
学位
不問
技術資格
看護師免許、助産師免許

臨床経験が5年以上の方が望ましい

看護教育や学生指導、手術室経験者歓迎

歓迎条件
協力隊経験者歓迎
その他必要な業務経験・能力

PCスキル(ワード、エクセル他)

給与・待遇

給与レンジ(月額:円)
10~20万未満
待遇

当団体規程による

旅費、予防接種費用、健康診断費用、海外旅行保険支給

現地宿舎(エアコン完備)あり、食事無償提供、Wi-Fi環境あり

個人の嗜好品等を除き、現地での滞在に関する支出はありません。

給与レンジ(月給): 12万円/月 

福利厚生
交通費支給
滞在期間に応じた休暇制度があり。首都や近隣諸国、ヨーロッパで過ごされる派遣者も多いです。
加入保険
あり
団体が定める旅行保険に加入します

応募について

応募方法

下記の書類をメールアドレスへお送りください。

担当:事務局 川井理恵子

igpc2019.jp@gmail.com

※ 送信後5営業日以内に当団体から連絡がない場合には迷惑メールボックスを確認の上、ご連絡ください。

いずれも書式は問いません。

1.履歴書(日本語、写真添付)

2. 職務経歴書(日本語)

募集人数
数名
募集期間
2024/04/04 18:15 2024/04/30 23:59
応募時の注意事項

【選考日程】

応募順に面接を開始し、採用者が決まり次第締め切ります

書類審査

面接

最終選考結果通知

《母と子の医療を世界に届ける》海外駐在・助産師(西アフリカ・シエラレオネ)

特定非営利活動法人 母と子の医療を世界に届ける会

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お問い合わせ先

担当部課
事務局
担当者氏名
川井理恵子
電話番号
080-4163-7775
メールアドレス
igpc2019.jp@gmail.com
ホームページ
https://igpc.jp/
担当者から一言

2021年から医師、看護師/助産師派遣を開始し、延べ17名(うち5名は2回目の派遣)が活動しています。臨床から研究事業、地域訪問など幅広い活動を行っています。2022年からは分娩や手術ができる環境を整備し、へき地での周産期医療に貢献しています。

4月は産科医、外科医、助産師4名が現地医療スタッフと共に活動をしています。

是非、一緒に活動しませんか?

団体情報詳細
設立目的・事業内容
現在、日本に住む私たちにとって出産とは、新しい命と出会う、人生で最も幸せに包まれた瞬間です。しかし、それは、高度な周産期医療により、お母さんたちが安全に分娩でき、赤ちゃんが様々な危険から守られているから、という事実を知っている人は少ないと思います。周産期とは、妊娠22週から生後7日までを意味する言葉ですが、この時期の女性と赤ちゃんに対する医療は近年急速に発展した分野であり、Neontal Intensive Care Unit (NICU)に代表されるように、高度な機械や訓練されたスタッフなどの豊富な医療資源に支えられています。そのような医療のない開発途上国では、お産は常に死と隣り合わせであり、生まれてくる赤ちゃんも、生まれた場所が我々の住む国であれば、なんの障害もなく育っていけるような子達が、数多く命を落としていきます。私たちが当然のように享受している周産期医療の恩恵を受けている人たちは、世界でほんの一握りでしかありません。  生まれてくる赤ちゃんとお母さんの対面の瞬間は、すべての人々にとって幸せな瞬間であり、すべての人々が平等に享受すべきである、と私たちは信じています。  開発途上国では、先進国において普通に行われている周産期医療がほとんど普及していません。その理由は単純に、大量に医療資源を必要とする贅沢な医療だからです。しかしテクノロジーの進歩は、今まで高価で専門家にしかできなかった医療サービスを、安価でより簡便なものにすることを可能としています。例えば、今まで高価な医療機器であった超音波診断装置が、スマートフォンで操作可能となり、さらに価格も従来の機種の100分の1程度になってきています。私たちは、安価で軽量な携帯型超音波診断装置を事業対象国に導入し、その信頼性及び診療効果を検証してきました。また、医療従事者が絶対的に不足している途上国でも普及が望めるように、経験の少ない医療従事者でも効果的に習熟できる教育方法も検証してきました。新生児領域では、開発途上国における新生児の死亡原因調査を行っており、その結果に基づき、従来の呼吸補助装置に改良を加えた簡単な装置(continuous positive airway pressure;CPAP)を用いた、新生児蘇生法の普及・教育を行ってきました。このようにテクノロジーの進歩と、ちょっとの創意工夫で、周産期医療は医療資源の有無に左右されずに、どこへでも届けられるものであることを、私たちは証明してきました。  しかしながら、個々人での活動を主体としていたため、資金や情報が制限され効果的な活動ができていないと認識するに至りました。そこで、団体として活動することでこうした障壁を取り払い、活動の効率性向上とさらなる事業の拡大を目指し、私たちの活動に賛同してくれる誰もが参加できる団体である、特定非営利活動法人となることを決意しました。  私たちが団体として活動することで、個々の周産期医療分野での支援活動が活動地域にもたらすインパクトが増大し、事業実施国における医療水準の向上、及びそれに伴う母体・新生児死亡率の低下がもたらされると信じています。また、特定非営利活動法人になることにより、定期的な総会の実施や、一般市民への情報公開を適切に行うことで、社会的信用を得、私たちの活動をより一層広めることが可能になると思っています。私たちは、これらの活動を通して、世界のすべての母親と赤ちゃんが、幸せを育むことができる社会の実現を目指します。
活動対象分野
保健医療
活動実績(海外)
2019年8月 ホンジュラス国 産科エコー 簡易BPD計測の実証 グアテマラ 母子保健事業 2019年10月〜11月 シエラレオネ 産科エコー e-learning 研修 2019年12月から1月 ネパール産科医療支援 2020年1月 シエラレオネ 簡易保育器のパイロット研究 2020年10月 コンゴ民主共和国 携帯型医療機器実証研究 国際医療センター採択案件(株式会社SOIKより委託) 2020年11月 シエラレオネにおいて周産期医療改善プロジェクト開始
活動実績(国内)
2019年12月 国際保健医療学会 口頭発表 シエラレオネにある産科救急病院における母体死亡要因の分析
所在地
105-0013
東京都 港区浜松町2丁目2番15号 浜松町ダイヤビル2F
設立年月
2019 / 07