国際協力業界を知る・理解する

国際協力とは

国際協力とは、政府間、多国間、あるいは民間で行われる、国境を超えた援助・協力活動のことを指します。
世界196か国の内、開発途上国と呼ばれる国々は、実に150か国以上にのぼります。
開発途上国の多くは、貧困や医療・教育へのアクセスといった課題を抱えていますが、そうした国々で飢えや貧困に苦しみ、十分な食料や飲み水が得られなかったり、教育や医療を満足に受けられなかったりする人々は、世界人口約70億人のうち多くの割合を占めると言われています。
また、グローバル化が急速に進み、ヒト・モノ・カネ・情報が国境を越えて大量に・迅速に移動することが可能となった昨今、開発途上国の課題についても開発途上国のみの問題にとどまらず、世界規模での環境破壊や感染症の蔓延、紛争問題の深刻化といった形で、世界全体の脅威となっています。すなわち、「開発途上国の課題は世界全体の問題」と認識を改める必要があり、国際協力活動は、世界規模の安定と繁栄につながっている、と言えるのです。


詳しくは 外務省関連ページ(新しいウィンドウで開きます) JICAページ(新しいウィンドウで開きます)

国際協力業界のアクターはさまざま

ひとえに「国際協力」といっても、実施主体は多岐にわたります。
それぞれの主体には役割・得意分野があり、互いに調整・協力することを通じて、国際協力を推進しています。

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日本における国際協力の役割