PARTNERの人材登録者の方を対象に、インターンやスタディツアーへの参加経験について任意でアンケートを実施し、1,000人を超える方から回答をいただきました。人材登録者の多くは、現在、現役で国際協力の分野で活躍されている、または以前活躍されていた方となります。その中で、どれくらいの人が、どのようにインターンやスタディツアーの機会を利用してきたのかを、探っていきます。
Q1-1:国際協力関連のインターンに参加したことはありますか
アンケートに回答いただいた方のうち、国際協力関連のインターンに参加した経験を持つ人は1割未満(100名程度)でした。 |
Q2-1:国際協力関連のスタディツアーに参加したことはありますか
アンケートに回答いただいた方のうち、スタディツアーに参加した経験を持つ人は、1割強(130名程度)でした。参加経験があると回答している人の中には、少数ですが、主催者として参加したという人も含まれています。(後述) |
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Q1-2:参加した際のインターンの受け入れ先はどちらですか [複数選択可]
最も多い受け入れ先が国際協力NGO/NPO、次いで、国際機関、
JICAとなっています。 |
Q2-2:参加した際のスタディツアーの主催団体はどちらですか [複数選択可]
スタディツアー経験者の6割が、国際協力NGO/NPO主催の
スタディツアーに参加しており、次いでJICA、地方自治体となっています。中には、複数回・複数団体のスタディツアーに参加している人もいます。 |
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Q1-3:インターンに参加した時期はいつ頃ですか(※複数参加の場合、初めて参加した時期)
3割が大学在学中、4割強が大学院在学中にインターンに参加しています。通常、一般企業などで実施しているインターンは大学生を対象にしたものが多いことを踏まえると、国際協力関連のインターンは大学院生による参加の割合が非常に高くなっていると言えます。 |
Q2-3:スタディツアーに参加した時期はいつ頃ですか(※複数参加の場合、初めて参加した時期)
約半数が大学または大学院在学中、残りの半数が卒業後に初めてスタディツアーに参加したと回答しています。インターンと比較して、大学卒業後に参加する人の割合が高いと言えます。 |
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Q1-4:インターンに参加したきっかけは何ですか
【1】国際協力業界で働くことを意識して、スキルアップしたかった
半数以上の人が参加動機に「国際協力業界で働くことを意識して、スキルアップしたかった」を選択しています。インターンの場合、国際協力業界でのキャリアを見据えた参加者の割合が比較的多いことがうかがえます。 |
Q2-4:スタディツアーに参加したきっかけは何ですか
【1】国際協力業界で働くことを意識して、スキルアップしたかった
スタディツアー参加時の動機について、「国際協力活動、または組織の活動に関心があった」と回答した方が最も多くなっています。インターンと比較すると割合は減りますが、「国際協力業界で働くことを意識して」参加している人も一定数いることがわかります。 |
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Q1-5:インターン参加後、意識に変化はありましたか
【1】インターンを契機に進路を決定した、見直した(国際協力でのキャリアを選択した)
インターン参加後の意識の変化について、「インターンを契機に国際協力でのキャリアを選択した」「国際協力への関心が強くなった」と回答した人は85%にのぼります。多くの人が、インターンに参加したことにより意識の上でプラスの影響を受けたことがうかがえます。「その他」と回答している人の中には、「業務経験がない中、(実務経験ではないが)自身の経験としてアピールできる実績が出来た」という人もいました。 |
Q2-5:スタディツアー参加後、意識に変化はありましたか
【1】スタディツアーを契機に進路を決定した、見直した(国際協力でのキャリアを選択した)
スタディツアー参加後の意識の変化について、「スタディツアーを契機に国際協力でのキャリアを選択した」「国際協力への関心が強くなった」と回答した人は80%にのぼります。多くの方が、インターン同様、スタディツアーへの参加により意識の上でプラスの影響を受けたことがうかがえます。 |
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Q1-6:インターンでの経験は、その後の仕事、キャリアに役に立っていると思いますか
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Q2-6:スタディツアーでの経験は、その後の仕事、キャリアに役に立っていると思いますか
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Q1-7:これからインターン参加を検討する方がいたら、参加を勧めたいと思いますか
インターン参加経験が、「その後のキャリアに役立っている」と回答している人は、全体の94%にのぼりました。また、インターン参加を検討する人に対しては「参加を勧めたい」と考える人が全体の97%です。 |
Q2-7:これからスタディツアー参加を検討する方がいたら、参加を勧めたいと思いますか スタディツアー参加経験が「その後のキャリアに役立っている」と回答している人は、全体の93%にのぼりました。就業体験を目的としているインターンとは異なり、スタディツアーは「体験型の旅行」であり、参加動機としても「業界で働くことを意識して」とする回答がインターンよりは少なかったですが、これからキャリアを選択する大学生・大学院生にとっても、既に仕事されている社会人にとっても、プラスの経験となっているようです。 |