登録団体詳細

特定非営利活動法人e-Education

団体情報

団体名
特定非営利活動法人e-Education
団体種別
NPO法人
所在地
東京都
設立年月
2010/ 2
設立目的・事業内容
<団体概要> 私たちe-Educationは、『最高の教育を世界の果てまで』というミッションのもと、途上国の地方にいる教育機会に恵まれない子どもたちに映像授業や学習アプリなどITを活用した教育支援を届ける認定NPO法人です。 現在は、バングラデシュ・フィリピン・ネパール・ミャンマーのアジア4カ国で、各国の課題に応じた教育支援を行っています。 具体的には、現地でのニーズ調査から始まり、教育課題の選定、パートナーづくり、講師選定、授業撮影・編集、授業実施、評価・改善案の策定までを行っています。 <各国での取り組み> ●バングラデシュ 全国の大学進学率が20%を下回ります。 特に先生不足により大学進学が難しい農村部の高校生たちに、映像教材による学力向上と、現地の大学生チューターによるオンライン家庭教師を行っています。 ●フィリピン 貧困などの理由で普通の学校に通えない子どもたちが多くいます。 フィリピンのミンダナオ島北部で、普通の学校に通えない中学生たちへは現地の大学生チューターによる授業支援とオンライン家庭教師によって、教育のサポートをしています ●ネパール 山岳部の7割の中学生が中学を卒業できません。 中学卒業が難しい山岳部に、授業の補助教材としての先生向け映像教材と、教材活用ガイドラインを提供しています。 教員向けに指導力向上ワークショップや研修、カンファレンスの開催なども行っています。 ●ミャンマー(クーデター以前) 全国で7割の高校生が高校を卒業できません。 特に学習環境が整っておらず、高校卒業試験に向けて十分に学ぶ機会が乏しい子どもたちに対して、映像教材を活用し、生徒の学びの向上に取り組んでいます。 ※現在は、現地の状況もみながら活動の可能性を探っています。 <成果> これまで14ヶ国3万人以上の中高生に教育を届けてきました。 e-Educationの活動がスタートしたバングラデシュにおいては、初年度から毎年連続でバングラデシュ最高学府ダッカ大学合格者が誕生し、ダッカ大学含むトップ5の大学合格数は累計300名以上にのぼります。 そして大学合格を手にしたe-Educationの元生徒が、今度は支援する側になり、後輩にあたるe-Educationの生徒のオンライン家庭教師として活躍してくれています。 またe-Educationは、2017年より、パートナー企業と共に日本の高校生に生きた英語を学ぶ機会を生み出す英作文添削事業を通して、バングラデシュの雇用創出にも貢献しています。
活動分野
貧困削減、教育、民間セクター開発、援助アプローチ/戦略/手法、事業調整・南南・三角協力
活動国
バングラデシュ、フィリピン、ミャンマー、ネパール
活動実績(国内)
活動実績(海外)
2010年にプロジェクトを開始したバングラデシュでは、首都の有名予備校のトップ講師の授業をDVDに収録し、バングラデシュの農村に暮らす貧しい高校生32人にDVDを提供。半年後の大学受験でNo.1国立大学であるダッカ大学に1名が合格、合計18名の生徒が大学へ進学という成果を上げ、2021年までで累計1500名を超える生徒が難関大学に進学しています。 2014年には世界銀行と協働して、全国40の中学校へ映像教育を提供しました。映像授業に参加する女性の割合は55%を超え、JETROアジア経済研究所の学術誌『ワールド・トレンド(2014年12月号)』では「女子学生に対する教育支援の優良事例」として紹介されています。  また、2011年に台風センドンの影響を受けたフィリピン・ミンダナオ地域では、若年層の50%近くが高校をドロップアウトしています。これに対して、ミンダナオ各市/州の教育局は、ドロップアウトした高校生が無事に高校を卒業できるようなOHSPという無料教育プログラムを実施していますが、テキストや授業の質に課題があり、生徒の成績および卒業率の向上に繋がっていませんでした。このような課題に対して、映像授業を通じて質の高い授業の提供と教師の教授能力向上に貢献しています。2012年からはミンダナオ2地域(州)の教育局と連携し、合計45の学校で映像授業を提供しています。
SDGsへの取り組み

登録団体からのお知らせ

掲載したお知らせはありません。

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