「かわいいフェアトレード」で生計支援の輪を広げる。
吉永 幸子さん
国際協力NGO/NPO / 特定非営利活動法人LOOB JAPAN / 30代
キャリア年表
大学学部生
2006~2013年
桜美林大学リベラルアーツ学群で国際協力を専攻。
民間企業
2013~2015年
フェアトレード&オーガニック食品店にて販売員及びカフェ店員として勤務。
民間企業
2015~2016年
一般企業にて総務事務を担当。
民間企業/フリー
2016~2018年
民間企業及びフリーランスとしてライター業務を担当。
個人事業主
2016年~現在
かわいい!フェアトレードのセレクトショップ「HAPPY∞HAPPY」を創設。
NPO
2016年~現在
特定非営利活動法人LOOBJAPAN理事に就任。
インタビュー
国際協力に興味をもったきっかけは何ですか?
これまでにどのようなキャリアを歩んでこられましたか?
国際協力には様々なアプローチがありますが、特に生計支援としてのフェアトレードに興味がありました。そのため、大学時代からフェアトレード製品を扱っている会社にて働き、卒業後もその会社で働き続けました。とても好きな会社だったのですが、結婚を機に今後のライフプランを考え直し、「自分のショップを持ちたい」という夢に向かって退職しました。退職後はショップ運営に向けて事務経験が必要だと考え、一般企業にて事務職に就きました。2016年、フェアトレードのセレクトショップを立ち上げると共に、学生時代からボランティアで活動していたNPO法人LOOB JAPANにて理事兼フェアトレード担当として従事するようになりました。
現在の業務について、具体的にどのようなことを担当されていますか?
現在の業務でのやりがいや仕事の魅力は何でしょうか?
現地生産者に直結している仕事なので、フェアトレード業務はとてもやりがいを感じます。販売促進を通してLOOB JAPANを知らない人に知ってもらえること、生産者のストーリーがお客様に伝わったときは本当に嬉しいです。しかし、やりがいと同時に、現地で働く人々の雇用維持に直結する業務のため、責任も強く感じています。また、国内インターン管轄に関しては、大学生に経験を提供できることにとても喜びを感じます。私自身、学生時代にLOOB JAPANで現地インターンをした経験が現在に繋がっています。素直で情熱のある彼らの姿を通して、私自身も初心を思い返し、熱心に物事に取り組む姿勢を学ばせてもらっています。
今後の目標やキャリアプランをお聞かせください。
フェアトレード業務に関しては、現地生産者の雇用維持及び若手生産者の雇用を目標としています。そのためには、日本国内での売上増を目指し、新しく委託販売や小売りをしていただけるフェアトレードパートナー様として、一緒にLOOB JAPANを盛り上げてくださる方を増やしていきたいと考えています。私個人のキャリアプランとしては、目指してきた業務にたどり着いたばかりなので、更なる転職などは考えておりません。ここをスタート地点として、目標を見据えた上で、地道に目の前の一つ一つのことに取り組んでいきます。
国際協力の道を目指す方に向けてのメッセージをお願いします。
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