第149号 PARTNERコラム
国際協力のカタチは一つじゃない!日本発のスポーツ「スポGOMI」で世界を一つに (前編)

二十歳の遅咲きバックパッカー、世界を知り、日本を知る

​​私の人生の歯車が大きく回り出したのは、二十歳の時でした。
周りと比べれば少し遅い、初めての海外デビュー。学生時代、バックパック一つを背負い、世界中の路地裏を彷徨うように旅をしました。
浴びるように異文化を吸収し、多様性の面白さに狂うほどハマっていく日々。しかし、世界を知れば知るほど、私はある「矛盾」に直面することになります。

現地の人が「日本の文化や食、アニメは本当に素晴らしい!」と話してくれるたび、私は日本人としての誇らしさを感じる一方で、ふと、強烈な恥ずかしさに襲われたのです。
「自分の国のことなのに、私は日本のことを何も知らないじゃないか」と。


バックパッカー時代の写真

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世界がこんなにも愛してくれる「日本」を、もっと知りたい。
そしていつか、この国が持つ強みや文化を武器に、日本人だからこそできるアプローチで世界と繋がる仕事をするんだ——。

​​そんな青く、熱い夢を胸に抱きながらも、大学を卒業した私はごく普通の社会人になりました。
待っていたのは、日常の波に飲まれていく現実。理想と現実のギャップに挟まれながら、「本当にやりたいことは、これじゃない」と、ずっと出口のない悶々とした気持ちを抱えていました。


バックパッカー時代の写真

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コスプレサミット運営会社への転職、そして「仕事」としてのごみ拾い

そんな私の退屈な日常を破ったのは、「世界コスプレサミット(WCS)」を運営する会社への転職でした。
世界中のコスプレイヤーが名古屋に集結し、世界一の座をかけて表現力を競い合う、まさにコスプレ界のオリンピック。
それまでコスプレに全く馴染みがなかった私にとって、そこは別世界でした。
国境も、言語も、宗教も越えて、日本のサブカルチャーが世界中をこれほどまでに熱狂させている。その生々しい熱量に圧倒される毎日でした。

​​そんな中、私は会社の仕事の一つとして、あるプロジェクトを担当することになります。
それが、日本のサブカルチャーの熱量と環境活動を掛け合わせた「ごみ拾い×コスプレ」のイベントでした。​

​​最初は、あくまで「仕事」でした。「コスプレイヤーが街を綺麗にしたら、世界に良いインパクトを与えられるだろう」という、企画書の上のロジック。
しかし、この活動を5年以上続けていく中で、私は運命の出会いを果たすことになります。
それが、日本生まれの地球に最も優しいスポーツ、「スポGOMI」でした。

コラム後編では「スポGOMI」の魅力、そして、「スポGOMI」を通して見えた世界を紹介します。



株式会社EEYAN
武鑓 恭平

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