「世界に飛び出せる日まで」

新型コロナウイルスの拡大を受けて、これまで国際協力の現場で活躍していた方々の多くが一時帰国を余儀なくされています。そして、これから国際協力の現場に行く予定だった方も、待機せざるを得ない状況です。
「いま日本でできることは何か」。そんな中、さまざまな想いを抱え、動いている方がいます。

JICAマラウイ事務所員の青柳直希さんは、4月19日に日本に一時帰国しました。青柳さんは、2019年から
YouTubeでマラウイを伝える” マラウイチャンネル ”の管理人をしています。豊かな自然、温かい現地の人々、実はJICA海外協力隊の累計派遣者数が現時点で世界1位。そんな知られざるマラウイの魅力を現地から発信していました。
一時帰国で「このままではマラウイの、そして海外の魅力を発信できない」と思った青柳さん。いま、日本でできることは。青柳さんは、「 世界に飛び出す日本人 」という企画を始めました。( Facebookページ「世界に飛び出す日本人」 で生配信。本日5月28日は午後9時から放送!)

世界のために、日本のために、1人でも多くの日本人が海外に目を向けるきっかけになるように。世界中の魅力的な国々と、世界で活躍・奮闘している日本人を紹介するインタビューを発信しています。

(青柳直希さん提供)
(青柳直希さん提供)

JICA海外協力隊をきっかけに、現地で会社やNGOを立ち上げ活動を続ける人。
協力隊、民間企業、公的機関のそれぞれの立場で国際協力に携わってきた人。
教師として、世界と日本の子どもをつなぐ人。
アフリカ2か国で、子育てに奮闘する人。

ここには書ききれないほど多様な経歴の方々が、なぜ世界に飛び出したのか、どんな想いをもってどんな活動をしているのか、楽しいこと辛いことなどを語っています。等身大のその言葉に、すごいな、と感じながらも友達と話しているような気持ちになりました。そして、「私も行ってみたい」と、わくわくしてきました。

子どものころから世界にあこがれていたという青柳さん。しかし社会人になるまで、世界で活躍している日本人がいること、そして自分も頑張れば海外で活躍できることを知らなかったと言います。

マラウイに来て本当に良かった。日本を外から眺めて、気付くことがいっぱいあった。
だから、一人でも多くの人に世界に飛び出してほしい。

自身が一日も早くマラウイに戻れる日を願って。
多くの人が、また世界に飛び出せる日が来るのを願って。
誰かが世界へ一歩踏み出す後押しになればと、青柳さんはメッセージを発信します。

「世界に飛び出す日本人」これからの放送

☆2020年5月28日(木)21時
【始動!地域サッカークラブを「ハブ」とした 新型コロナウイルス対策支援プロジェクト】
世界に飛び出す日本人#24

☆2020年5月30日(土)21時
【アフリカをポジティブに、そしてリアルに発信する!YouTuberシンノスケのこれからのチャレンジ】
世界に飛び出す日本人#25

☆2020年6月1日(月)21時
【日本で働きながら私が続ける国際協力『NPOイランの障害者を支援するミントの会』(仮)】
世界に飛び出す日本人#26

イランの障害者を支援するミントの会

◆放送のイベントページは こちら

◆過去の放送は こちら

JICA人事部
開発協力人材室
砂子知香

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