団体からのお知らせ 詳細
- 掲載日
- 2019/06/06
- タイトル
- 4/17(水) 国際協力JOBセミナー「キャリア転進‐いま、世界へ踏み出す‐」開催報告
- お知らせ種別
- お知らせ
- 本文
今年度第1回目となるJICA国際協力JOBセミナー「キャリア転進‐いま、世界へ踏み出す‐」を開催、学生・社会人合わせて81名にご参加いただきました。
まずはJICA人事部白水職員より、JICAの社会人採用についてお話いただきました。一般の方々が抱くイメージとは裏腹に、事業の後方支援を担う部署もJICAには多いこと、そのため、JICA職員は「国際協力のプロデューサー」であることが強調されました。
続いて、(一社)海外コンサルタンツ協会(ECFA)大塚様より、開発コンサルタントの仕事についてご紹介いただきました。JICAは途上国の前線でプロジェクト監理を担うが、開発コンサルタントは最前線でプロジェクト実施を担うとのご説明があり、両者の違いが明確に示されました。
続いて、JICA総務部の大井様、JICA人間開発部の川田様、(株)日本開発サービスの井上様より、国際協力業界への転職についてお話いただきました。
大井様はテレビ局に入社後、アフガニスタン復興支援会議での取材をきっかけに国際協力業界へキャリアチェンジされました。その後、NGOインターンや国連勤務を経て、JICAの事業の継続性や信頼性に感銘を受け、JICAに転職されました。
川田様は、国際協力業界にご関心はあったものの、まずは民間企業の視点を身につけたいと総合商社に入社されました。入社後、トレード及び投資部門で経験を積まれ、海外駐在を経て、改めて国際協力業界に進もうとJICAに転職されました。
井上様は留学や青年海外協力隊(現JICA海外協力隊)のご経験を経て、薬剤師というご自身の専門知識・スキルを活かしたいとの思いが強かったため、プレーヤーとして現場で働くことのできる開発コンサルタントへ転職されました。
三者三様のキャリアパスのお話をお聞きし、会場からも多くの質問が出ました。参加者には社会人の方が多く、実際に転職を考えているためか、「専門知識・スキルの身につけ方」「結婚・妊娠というライフイベントとの両立」などに関する質問がよく見られました。質問に対しお三方がそれぞれの経験を踏まえて率直に回答されたため、国際協力業界への転職が身近に感じられたのではないでしょうか。
次回、第2回国際協力JOBセミナーは7月に開催予定です。こちらへのご参加もお待ちしております!