団体からのお知らせ 詳細

掲載日
2019/02/27
タイトル
~JCCP活動報告会~トルコ駐在員が語るシリア難民の「今」と平和構築へのアプローチ~
お知らせ種別
イベント
本文

【開催概要】

◆日時:2019年3月13日(水)19:00~20:30(開場18:45)

◆場所:早稲田奉仕園セミナーハウス(東京都新宿区西早稲田2-3-1)(東京メトロ東西線「早稲田」駅徒歩約5分、東京メトロ副都心線「西早稲田」駅徒歩約8分)

        https://www.hoshien.or.jp/map/  

◆プログラム:①シリア難民の現状とトルコでの支援活動報告 

②対談:瀬谷ルミ子(JCCP理事長)×玉木杏奈(JCCPトルコ駐在員) 

③質疑応答

◆言語:日本語

◆参加費:無料(要予約)

◆定員:60名(事前申込制)

◆主催:特定非営利活動法人 日本紛争予防センター(JCCP)

◆お申込み方法: 以下のフォームよりお申し込みください。

https://goo.gl/ZuBEXQ

 

【概要】

2011年に発生した今世紀最大の人道危機とも表されるシリア危機から、間もなく丸8年を迎えます。シリア国外へ避難し難民となった人々の多くが、いまだ過酷な避難生活を余儀なくされています。JCCPは、シリア近隣国の中で最も多い約362万人のシリア難民を受け入れているトルコで2015年から活動しています。現在JCCPが活動しているトルコ南部メルスィン県は、県人口の11%にあたる約20万人のシリア難民が避難生活を送っています。しかし、この地域で支援を行う団体の数は極めて限られているほか、トルコ語とアラビア語という言葉の壁や情報の不足により、多くの難民が支援の手から取り残されています。

 

シリア難民の避難生活が長期化していることにより、難民一人ひとりの生活状況も多様化しており、トラウマやストレスによる問題、女性や子どもに対する暴力、トルコ社会での生活不安等を抱えています。

 

本イベントでは、一時帰国するJCCPトルコ駐在員の玉木杏奈より、現地の生の声としてシリア難民の現状をお伝えします。そしてJCCPが実施する難民の生活安定のための取り組みとして、心理社会的サポート、個別法律相談、ジェンダーに基づく暴力の予防啓発、法律セミナーなどの活動の最新状況を具体的なエピソードとともにご報告します。イベント後半では、トルコにおけるシリア難民の今後の課題と展望含め、玉木とJCCP理事長の瀬谷ルミ子との対談を行います。

 

【プロフィール】

■瀬谷ルミ子(せや るみこ)

認定NPO法人日本紛争予防センター(JCCP)理事長、JCCP M株式会社取締役

中央大学総合政策学部卒、英国ブラッドフォード大学紛争解決学修士号取得。過去にルワンダ、アフガニスタン、シエラレオネ等に国連PKO職員、外交官、NGO職員として駐在。専門は紛争地の平和構築、治安改善、兵士の武装解除・社会復帰。現在はJCCPにてケニア、南スーダン、トルコで平和構築活動を実施中。国内外の政府・自治体等の有識者や評議員も務める。Newsweek日本版「世界が尊敬する日本人25人」(2011年)、「日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2012」、イギリス政府International Leaders Programmeに選出。著書に『職業は武装解除』(朝日文庫)。NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」等のメディアで紹介されているほか、複数の高校英語教科書に教材として取り上げられている。

 

■玉木杏奈(たまき あんな)

認定NPO法人日本紛争予防センター(JCCP)在トルコ代表

恵泉女学園大学人文学部国際社会文化学科卒、英国サセックス大学社会開発学修士号取得。NGO職員として、バングラデシュのコミュニティ防災に5年携わった後、2015年にJCCPに入職し、トルコ事務所立ち上げと同時にトルコに駐在。シリア難民を対象とした支援事業のプロジェクトマネージャーとして、これまで女性のエンパワーメント事業、Eバウチャーを通じた食糧・物資配布事業、情報提供・個別支援事業に携わる。

 

【お問い合わせ先】

特定非営利活動法人(認定NPO法人) 日本紛争予防センター(JCCP)広報担当:松本

Email: contact@jccp.gr.jp

TEL:03-5155-2142(受付時間:平日の10:00~18:00)

FAX:03-5155-2143

URL:http://www.jccp.gr.jp/