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掲載日
2024/06/17
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今年の夏は「市民ジャーナリスト」に! 東南アジア/ラテンアメリカ/アフリカで取材してみませんか?
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途上国・新興国のプレゼンスがいま、急速に高まっています。中国、ロシア、インド、ブラジル、メキシコ、トルコ、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム、南アフリカ共和国、ナイジェリア、ケニア、ルワンダ、サウジアラビア、イラン‥‥。「グローバルサウス」(途上国・新興国)という言い方もすっかり定着してきました。

 

いまから30年前の1990年代前半はどうだったのか。日本の国際報道で取り上げられるのは欧米、日本、中国、韓国がほとんどで、東南アジアがちょいちょい、といった感じでした。南アジアや中東、アフリカ、ラテンアメリカなどは紛争や飢餓、何か大きな事件が起きない限り、紙面に載ることは稀でした。

 

それがいまや、東南アジアのニュースは日々出回っていますし、中国やインドは言うに及ばず、一部の国とはいえ中東、アフリカ、ラテンアメリカの政治・経済の動きも以前に比べてかなりカバーされるようになりました。欧米一辺倒の時代は確実に変わりつつあります。

注目度がますます高まるグローバルサウス。実は、世界人口の8割近くがグローバルサウスに住んでいます。国の数でもこの比率はだいたい同じ。いわば世界のマジョリティです。

 

世界を知りたかったら、グローバルサウスへ! グルーバルサウスの多様な面を短期間で集中的に少しでも深く知る方法‥‥それが「現地取材」です。

 

グローバルサウスを専門とするNPOメディアの「ganas」はこの夏、東南アジア、ラテンアメリカ、西アフリカを舞台に、参加者ひとりひとりに通訳兼ヘルパー(タイとベナンは英語、コロンビアは日本語/英語を話す若者)を付けて現地取材し、記事を書き、それを発信するプログラム『Global Media Camp』を開催します。

 

『Global Media Camp』は2014年春以来これまでに38回(9カ国12カ所)開いてきた実績があります。参加者は累計で196人。年齢は18~59歳と幅広いです。

 

この夏、グローバルサウスで「市民ジャーナリスト」になって取材し(通訳兼ヘルパー付き)、記事を書き、それを発信してみませんか? 自らの取材で知り得たこと、執筆の過程で深く考えたことは自分の財産になります。またネタの見つけ方・視点のもち方・質問の仕方・伝わる記事(文章)の書き方といったライフスキルも高められます。さらに発信した署名記事も、大手メディアがカバーしないレアな内容ですので、情報発信の面からも社会貢献になります。

 

グローバルサウスを深掘りし、忘れられない夏にしませんか?

 

『Global Media Camp』の詳細は下のとおりです。

 

【早割6/17】急増するミャンマー難民を取材しよう!『Global Media Camp in タイ』参加者募集

主な取材対象は、タイ・バンコクに逃れたミャンマー人たち。2021年2月の軍事クーデターで権力を掌握したミャンマー国軍は今年2月、18歳以上の男女に対して兵役の義務を課す「徴兵制」を導入すると発表しました。国軍兵士にされることを恐れたミャンマーの若者たちはこぞって国外に脱出したのです。ミャンマー人にとってタイへの入国は14日以内の滞在であればビザは要りません。彼らの暮らしぶりや思いを聞いてみませんか?

 

【早割6/29】難民・国内避難民・先住民を取材しよう!『Global Media Camp in コロンビア』参加者募集

主な取材対象は、ベネズエラ難民、国内避難民、先住民の3つ。コロンビアには、隣国ベネズエラからおよそ290万人という大量の難民が押し寄せています。社会主義(反米)を標榜するベネズエラでは経済が崩壊し、困窮したためです。コロンビアはまた、内戦が50年以上続いたことから、ピーク時には世界最多(およそ730万人)の国内避難民を出しました。国内避難民やベネズエラ難民が暮らすスラムに行き、彼らの家の中で取材します。壮絶なストーリーを涙ながらに語るベネズエラ難民も‥‥。さらに、先住民が一部の自治権をもてる「先住民保護区」も訪問する予定。

 

【早割7/20】アフリカの農村で泊まり込み取材しよう!『Global Media Camp in ベナン』参加者募集

農村におよそ1週間泊まり込んで、村人を徹底的に取材します。目玉の取材対象はブードゥー教(ベナンはブードゥー教発祥の地)にかかわる人たち(女性リーダーなど)。これ以外には、豚肉屋、仕立屋、蒸留所、ターバンづくり、菓子屋といったさまざまなスモールビジネスを営む人。アフリカの人口のおよそ半分は村に住んでいます。生活スタイルも価値観も均一化していく都市とは違い、“本当のアフリカ”が残っているのは村です。