団体からのお知らせ 詳細
- 掲載日
- 2024/11/22
- 団体名
- 特定非営利活動法人 開発メディア
- タイトル
- 2025年はニュースの現場へGO! 西アフリカ/南米/タイで「市民ジャーナリスト」になる『Global Media Camp』
- お知らせ種別
- イベント
- 本文
「世界でいま一番ホットな場所はどこ?」と聞かれたら、皆さんは何と答えますか?
米国? 欧州? 日本?
いや、世界一の大国・米国の大統領選挙をみてもわかるように、やっぱり途上国・新興国、いわゆるグローバルサウスです。地域でくくるならアフリカ、中南米、アジア。
欧米の存在感は相対的に低下し、代わって台頭してきたのが中国、ロシア、インド、ブラジル、メキシコ、トルコ、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム、南アフリカ共和国、ナイジェリア、ケニア、ルワンダ、サウジアラビア、イラン‥‥。
ご存知ですか? 実は、世界人口の8割近くがグローバルサウスに住んでいることを。国の数でもこの比率はだいたい同じ。実は、世界の「マジョリティ」はもともと先進国ではなく、グローバルサウスなのです。
世界を知りたかったら、グローバルサウスへ! どうせなら、その国の一面を深く知る方法「現地取材」をやってみませんか? 1回の訪問が濃くなり、円安基調が続くなかお得です。
グローバルサウスを専門とするNPOメディアの「ganas」は2025年2、3月、西アフリカのベナン、南米のコロンビア、東南アジアのタイを舞台に、だれもが「市民ジャーナリスト」になって現地を取材するプログラム『Global Media Camp』を開催します。
世界を知るために国際ニュースを読むのもとても良いですが、もっと知りたかったらニュースの現場へGO!
Global Media Campでは、参加者ひとりひとりに「通訳兼ヘルパー」(ベナンとタイは英語を、コロンビアは日本語/英語を話す現地の若者)を付けます。通訳兼ヘルパーとペアになって取材し、記事を書き、それをganasのサイトで発信します。
現地取材の醍醐味は、又聞きではなく、参加者ひとりひとりが自分で直接、当事者から話を聞けること。当事者ひとりひとりには固有のストーリーがあります。そこに耳を傾けることで、「○は○だ」といった固定観念が崩れていきます。ganasはこれを「感情が乗った情報」と呼んでいます。
Global Media Campではまた、数多のスタディツアーのように、国連やJICAといった日本からでもアポイントをとれる「ありきたりのところ」には基本行きません。その土地に深く入り込んでいる現地コーディネーターのネットワークを生かし、普通なら絶対に行けないもっとローカルな場所・会えない人を取材します。そのほうがその国のことを深く知れると考えているからです。
Global Media Campは2014年春以来これまでに41回(9カ国12カ所)開いてきた実績があります。参加者は累計で205人。年齢も18~59歳と幅広いのが特徴です。取材は個人単位でやるので、参加者の専門性もさまざま(学生からJICA職員などまで)。
2025年は“グローバルサウスを深掘りする1年”にしませんか? 深く知る楽しさを味わってください!
Global Media Campの詳細
【早割12/13】チェンマイに逃れたミャンマー難民を取材しよう!『Global Media Camp in タイ』
場所:タイのチェンマイ(ラーンナー王国の都)
期間:2025年2月13日~2月20日
特徴:数十年前から暮らすミャンマー人&軍政から逃れてきたミャンマー人(タイ全土でミャンマー人は推定700万人います)を徹底取材! 彼らのストーリーを追います。【早割12/27】アフリカの農村で泊まり込み取材!『Global Media Camp in ベナン』
場所:西アフリカ・ベナンのトタ村(最大都市コトヌーから車で2時間)
期間:2025年2月28日~3月9日
特徴:農村を知らずしてアフリカは語れません。ブードゥー教のリーダーや村の「女王」などを取材します。農民はどう生計を立てているのか、ももちろん大きなテーマ。【早割1/22】ベネズエラ難民・国内避難民・先住民を取材しよう!『Global Media Camp in コロンビア』
場所:コロンビアのメデジン(世界最大の麻薬組織がかつてあった街。いまは「世界で最も革新的な街」に)
期間:2025年3月22日~3月31日
特徴:主な取材対象は、経済が崩壊したことでコロンビアに流入してきたベネズエラ難民(コロンビア全土ではおよそ290万人)、50年以上続いた内戦でピーク時には700万人以上を出した国内避難民(内戦は終わったといえるのか)、先住民(先住民保護区)などを取材します。それ以外のプログラム(グローバルサウス+α<言語、ライティング、ニュースを楽しく読むコツ>を楽しく学ぶ方法)はこちら。