登録団体詳細
特定非営利活動法人DNDi Japan
団体情報
- 団体名
- 特定非営利活動法人DNDi Japan
- 団体種別
- NPO法人
- 所在地
- 東京都
- 設立年月
- 2009/ 11
- 設立目的・事業内容
- Drugs for Neglected Diseases initiative (DNDi) はスイス・ジュネーブに本部を置く非営利の研究開発機関。「顧みられない病気」の治療薬を企業やアカデミアとのパートナシップによって研究開発し、そのために必要な能力の開発および普及啓発活動を行っている。「顧みられない病気」で苦しむ患者の多くは貧困層であり、市場経済社会では焦点の当たりにくい疾患群である。DNDiなどのPDP (Product Development Partnerships: 官民連携により医薬品、診断薬、ワクチンなどを開発する非営利組織) が主体となり、企業や大学、研究機関、政府組織と連携して革新的な治療薬開発メカニズムを創出することにより、患者のニーズに即した新たな治療薬を開発し、患者の健康と生活の質 (Quality of life) の向上に寄与している。 DNDi JapanはDNDiの基本理念のもと「顧みられない病気」を対象とした治療薬の研究開発を支援している日本で唯一のPDP。2003年設立、2009年11月に特定非営利活動法人として法人格を取得。日本の製薬企業、大学、研究機関、政府組織との連携によるプロジェクトを支援し、現地にあるDNDiの地域事務所と協力して日本の技術や知識が現地のニーズに即した適切なかたちで生かされるよう、双方の能力開発に取り組んでいる。またDNDi本部や関連する国際機関と日本の協力組織との橋渡し役として、両者の連携と共同研究プロジェクトの立ち上げや円滑な実施を支援している。
- 活動分野
- 貧困削減、保健医療、援助アプローチ/戦略/手法
- 活動国
- アフリカ・南米・アジア他
- 活動実績(国内)
- 2019年 1. 顧みられない病気のための治療薬開発支援事業 【通年】大学及び研究機関との共同研究開発の可能性の模索 【通年】製薬企業との共同研究 【通年】NTD創薬ブースタープロジェクトを含む創薬研究プロジェクト支援 【4月】ブースターミーティングを開催し、各パートナー団体とプロジェクトのアップデートを実施 2. 能力開発事業 【通年】医薬品開発にかかわる専門家とのネットワーク構築と強化 【通年】NTDsにかかわる行政機関及び寄付者とのネットワーク構築と強化 【通年】日本のNTDネットワーク支援 【8月】サイエンティフィックセミナーにて、DNDi代表、DNDi アフリカ地域事務所代表・医師より活動報告を実施し、参加者とプロジェクト最新情報を共有 3. 普及啓発事業 【2月】AMRワンヘルス東京会議・シンポジウムにてプレゼンテーションを実施し、国際的な知見を共有することで、薬剤耐性(AMR)対策アクションプランの今後の方向性策定に貢献 【6月】長崎大学熱帯医学コースにて講義を行い、学生に向けて顧みられない病気への啓発を実施 【8-9月】第6回日経アジア・アフリカ感染症会議において、拡大する薬剤耐性(AMR)のリスクに対するグローバルな産官学連携の課題に関する議論に参加。専門的知見を共有 【8月】第7回アフリカ開発会議(TICAD7)公式サイドイベント「顧みられない熱帯病がないアフリカへ」にて、DNDi アフリカ地域事務所代表より、現地の活動報告を実施し、アフリカの現状を発信 【通年】プレスリリース作成・発信等
- 活動実績(海外)
- SDGsへの取り組み